今夜2006-2007シーズンのヨーロッパクラブNo.1を決める『UEFAチャンピオンズリーグ』決勝戦がギリシャの首都アテネにある「アテネ・オリンピック・スピロス・ルイス」(オリンピックスタジアム)で行われます。
というわけで、ここでは決勝戦ACミラン(イタリア)VSリヴァプール(イングランド)の展望を私得意の少々ひねった視点からレビューしたいと思います。
まずは予想スターティングメンバーから。
ACミラン:監督アンチェロッティ
●
ジーダ
● ● ● ●
オッド ネスタ マルディーニ ヤンクロフスキー
● ● ●
ガットゥーゾ ピルロ アンブロジーニ
● ●
カ カ シードルフ
●
インザーギ
● ●
クラウチ カイト
● ●
リーセ ペナント
(ゼンデン)
● ●
マスチェラーノ ジェラード
(シソッコ)
● ● ● ●
アルベロア アッガー キャラガー フィナン
(リーセ)
●
レイナ
リヴァプール:監督ベニテス
おそらくミランはこれでほぼ間違いない。
38歳のレジェンド、マルディーニのかわりにカラーゼが入る可能性はありますが。
でも、マルディーニに出てもらいたいな。
リヴァプールは中盤の汚れ役がシソッコなのか、マスチェラーノなのか。
どうも「カカにマンマークはつけない」とベニテスがコメントしているので、ケガから復帰のシソッコが入るかもしれません。
一般的な見解は、ミランのカカをリヴァプール守備陣がどう押さえ込むのかが勝敗のカギである、という感じです。
ま、確かにそれは1番のポイントであるとは思いますが、誰もがわかるようなことに対して相手のストロングポイントを潰す戦術を採用する(しかもむっちゃ上手い)ベニテスがいるわけなので、そう簡単にカカが自由に出来ることは少ないのではないかと思います。
リヴァプールは2年前のように前半で失点をしたくないでしょうし。
では、どこがキーポイントとなるのか。ここから、個人的な注目点を。
基本的にはミランもリヴァプールもカウンターで点をとるタイプのチーム。
相手を攻めさせといて、一気の逆襲というのがパターンです。
ということは、裏を返せば自力で攻めきる能力はさほど高くないということ。
(その例外がカカであるからこそ、カカがこのゲームのポイントと言われてるんでしょう)
しかし、守りあいでは決着はつきません。必ずどちらもが仕掛けていく必要があるのです。
では、どこから仕掛けていくか?ここにキーポイントが。
ずばり、
ミランの右サイド=リヴァプールの左サイド
がこの試合の勝負を決めます!(多少大袈裟)
現代サッカーにおける、攻撃のメソッドとして一番オーソドックスなのはやはりサイド攻撃。
ピッチを広く使うことで、相手の守備陣を間延びさせて隙をつく、非常に理にかなった作戦です。
普段はサイドがさほど重要視されない両チームですが(であるからこそ)、大一番でサイド攻撃の鋭さが問われる気がします。
先ほども言ったように、ミランの場合、カカには相当厳しいマークがいくでしょうし、ピルロもカイトのフォアチェック(前線からの守備)が厄介です。
リヴァプールの場合も、ピルロを支える汗かき屋が2枚(ガットゥーゾ・アンブロジーニ)もいることで、中央のジェラードもなかなか思うようには攻められないでしょう。
というわけで、サイドなのです。サイド。
なぜミランの右・リヴァプールの左なのかというと、こちらの方が攻撃力が高いから。
ミランの左=ヤンクロフスキーとリヴァプールの右=フィナンは、どちらかというと攻守のバランスを考えて動くタイプなので、ガンガン攻めてはいかないでしょう。
逆に、ミランの右=オッドは今やイタリア屈指の攻撃的サイドバック。ミランの攻撃にアクセントをつけるのは彼。
リヴァプールの左は、SHリーセSBアルベロア、もしくはSHゼンデンSBリーセの組み合わせになるでしょう。後者の方がより攻撃的。左サイドのキーマンであるリーセは豪快なシュート力が売りです。
攻撃力に自信のあるオッドが果敢なオーバーラップを繰り返して主導権を握るのか、それともその隙を突いてリヴァプールの左サイドがチャンスを作るのか。
これが、個人的な注目点です。
ここまでウダウダ書いてきましたが、結局中央の力、すなわちカカVSジェラードになる可能性は多いにあるので、もしそうなっても批判はしないでください(笑)
あくまで、ヒネた視点からということなので。
最後に勝敗予想。
1VS0でリヴァプール!!!ゴールはジェラードのミドル!
まぁ点取れなくても、PKにまで持ち込めば多分勝つし。
というわけで、ここでは決勝戦ACミラン(イタリア)VSリヴァプール(イングランド)の展望を私得意の少々ひねった視点からレビューしたいと思います。
まずは予想スターティングメンバーから。
ACミラン:監督アンチェロッティ
●
ジーダ
● ● ● ●
オッド ネスタ マルディーニ ヤンクロフスキー
● ● ●
ガットゥーゾ ピルロ アンブロジーニ
● ●
カ カ シードルフ
●
インザーギ
● ●
クラウチ カイト
● ●
リーセ ペナント
(ゼンデン)
● ●
マスチェラーノ ジェラード
(シソッコ)
● ● ● ●
アルベロア アッガー キャラガー フィナン
(リーセ)
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レイナ
リヴァプール:監督ベニテス
おそらくミランはこれでほぼ間違いない。
38歳のレジェンド、マルディーニのかわりにカラーゼが入る可能性はありますが。
でも、マルディーニに出てもらいたいな。
リヴァプールは中盤の汚れ役がシソッコなのか、マスチェラーノなのか。
どうも「カカにマンマークはつけない」とベニテスがコメントしているので、ケガから復帰のシソッコが入るかもしれません。
一般的な見解は、ミランのカカをリヴァプール守備陣がどう押さえ込むのかが勝敗のカギである、という感じです。
ま、確かにそれは1番のポイントであるとは思いますが、誰もがわかるようなことに対して相手のストロングポイントを潰す戦術を採用する(しかもむっちゃ上手い)ベニテスがいるわけなので、そう簡単にカカが自由に出来ることは少ないのではないかと思います。
リヴァプールは2年前のように前半で失点をしたくないでしょうし。
では、どこがキーポイントとなるのか。ここから、個人的な注目点を。
基本的にはミランもリヴァプールもカウンターで点をとるタイプのチーム。
相手を攻めさせといて、一気の逆襲というのがパターンです。
ということは、裏を返せば自力で攻めきる能力はさほど高くないということ。
(その例外がカカであるからこそ、カカがこのゲームのポイントと言われてるんでしょう)
しかし、守りあいでは決着はつきません。必ずどちらもが仕掛けていく必要があるのです。
では、どこから仕掛けていくか?ここにキーポイントが。
ずばり、
ミランの右サイド=リヴァプールの左サイド
がこの試合の勝負を決めます!(多少大袈裟)
現代サッカーにおける、攻撃のメソッドとして一番オーソドックスなのはやはりサイド攻撃。
ピッチを広く使うことで、相手の守備陣を間延びさせて隙をつく、非常に理にかなった作戦です。
普段はサイドがさほど重要視されない両チームですが(であるからこそ)、大一番でサイド攻撃の鋭さが問われる気がします。
先ほども言ったように、ミランの場合、カカには相当厳しいマークがいくでしょうし、ピルロもカイトのフォアチェック(前線からの守備)が厄介です。
リヴァプールの場合も、ピルロを支える汗かき屋が2枚(ガットゥーゾ・アンブロジーニ)もいることで、中央のジェラードもなかなか思うようには攻められないでしょう。
というわけで、サイドなのです。サイド。
なぜミランの右・リヴァプールの左なのかというと、こちらの方が攻撃力が高いから。
ミランの左=ヤンクロフスキーとリヴァプールの右=フィナンは、どちらかというと攻守のバランスを考えて動くタイプなので、ガンガン攻めてはいかないでしょう。
逆に、ミランの右=オッドは今やイタリア屈指の攻撃的サイドバック。ミランの攻撃にアクセントをつけるのは彼。
リヴァプールの左は、SHリーセSBアルベロア、もしくはSHゼンデンSBリーセの組み合わせになるでしょう。後者の方がより攻撃的。左サイドのキーマンであるリーセは豪快なシュート力が売りです。
攻撃力に自信のあるオッドが果敢なオーバーラップを繰り返して主導権を握るのか、それともその隙を突いてリヴァプールの左サイドがチャンスを作るのか。
これが、個人的な注目点です。
ここまでウダウダ書いてきましたが、結局中央の力、すなわちカカVSジェラードになる可能性は多いにあるので、もしそうなっても批判はしないでください(笑)
あくまで、ヒネた視点からということなので。
最後に勝敗予想。
1VS0でリヴァプール!!!ゴールはジェラードのミドル!
まぁ点取れなくても、PKにまで持ち込めば多分勝つし。