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日々のあれこれ

隣国の危機

2015-06-09 11:38:32 | ニュースの部屋

6月9日 11時33分 NHK

 重い肺炎などを引き起こす「MERSコロナウイルス」の感染が拡大している韓国で、新たに1人が死亡し、これまでに死亡した人は7人となったほか、感染者も8人増えて95人となりました。韓国の保健福祉省は9日午前、「MERSコロナウイルス」に感染し治療を受けていた68歳の女性が死亡したと発表しました。

 また、新たに8人の感染も確認され、これまでに感染が確認されたのは死亡した7人を含め、95人となりました。新たに感染が確認された8人のうち4人については、これまで院内での感染が確認されていた6つの病院ではなく、ソウル市内の2つの病院と、中部ファソンにある1つの病院での感染が確認されたということです。


 これについて保健福祉省は、「すべて病院内での感染であり感染経路は把握できている」としたうえで、今週が感染拡大を防ぐための重要なヤマ場だという見方を改めて示しました。一方、WHO=世界保健機関の専門家チームも9日から5日間、韓国側と合同で、感染経路やウイルスの特性などを分析することにしています。


岸田外相「日本大使館に現地対策本部」

 岸田外務大臣は閣議のあと記者団に対し、韓国で「MERSコロナウイルス」の感染が拡大していることを受けて、ソウルの日本大使館などに現地対策本部を設置したことを明らかにし、日本人の感染防止に全力を挙げる考えを示しました。

 この中で岸田外務大臣は、韓国で重い肺炎などを引き起こす「MERSコロナウイルス」の感染が拡大していることを受けて、今月5日にソウルの日本大使館に、また、8日、南部プサン(釜山)の日本総領事館にそれぞれ現地対策本部を設置し、現地に滞在する日本人への情報提供や注意喚起などにあたっていることを明らかにしました。

 そのうえで、岸田大臣は「外務省としては引き続き状況を注視しつつ、適時適切な情報発信を行っていくとともに、国内での発生防止に向けて関係省庁で連携していきたい」と述べ、日本人の感染防止に全力を挙げる考えを示しました。

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