
『鍵をよこせ、殺すぞ』と、車を強奪した理由が『車に乗りたかった』
だそうです。
しかし、こんな価値観のおかしな子どもはまだまだいます。
でも、それはやはり親や、身近な大人の背中を見ているのだと思います。
『苛めとの出会い』に登場した『仲良しグループのじゃれ合い』を
息子に仕掛け続けていたボス格の内の一人の子どもの親が、つい先日
逮捕されました。
以前から、子どもが悪さを行うと自分の精神修行が足りなかったと、
肝心の『犯した罪』への言及は置き去りだったり、学校関係の義務を
一切果たそうとしない姿勢からも、価値観の違いは歴然としていました。
それでも、子ども自身は懸命に生きようとしていたんです。
苛めをし続けても、表面的にはスポーツ万能の彼は、『苛めの現場』を
知らない(見ようとしない)沢山の保護者、教師達からちやほやされ、
被害者の関係者からはさげずまれる様に見られ、大人のいい加減さや
矛盾を嫌と言うほど味わってきています。
そんな彼は、ちやほやされるたびに
『俺はそんなに凄い奴じゃないよ。』
と寂しそうに言う子です。
新聞に親の名前が犯罪者として出てしまい、彼はこの先どうなるのか。
ここ暫く、悔しさで胸が一杯です。
彼の親を殴ってやりたいという怒りが、静かに湧き続けています。
今回、強奪事件を起こした子ども達の保護者が、果たしてどう出るのか、
知りたいところです。





