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2月の美術展(1)

2018-02-16 | 美術展・写真展

2/6大阪

開館 40 周年記念展 「トラベラー:まだ見ぬ地を踏むために」(1/21-5/26) 大阪国際美術館

40組以上の国内外のアーティストにより、時間、歴史、記憶の中に集積されてきたものを多角的に切り取ることで私たちの社会の姿を浮かび上がらせるとともに、今後の美術館の可能性を探ります。(HPより)

音声ガイドがなしではタイトルも作者もわからない(作品リストと地図のみ)という感じでしたが、それなりに面白いものもあり、「Flora」というジャコメッティの恋人だった女性とその息子が登場する映像作品(同一音声で2面スクリーン各30分)は両面とも観ました。

2/8池田、神戸

応挙は雪松、呉春は白梅。(1/20-3/11) 逸翁美術館

円山応挙が率いた円山派の画家達の作品、呉春に代表される四条派の作品を陳列し、同じ時代を駆け抜けた画家達が織りなす、華やかな京都画壇の魅力を紹介します。(HPより)

円山派と四条派の違いなどをわかりやすく解説してありました。呉春の「白梅図屏風」写真や絵はがきではわかりませんが、絵の前を左から右へゆっくり歩くと目の前に梅が咲いている! また見に行きたいなあと思った。枝の濃淡の線が空間をつくり、巻物の富士山の稜線や挿絵の着物の線などどの線も素晴らしい。芦雪の絵も凄かった。

神戸港コレクション~よみがえった戦後風景~(-2/18)神戸ゆかりの美術館

神戸開港150年を記念して、油彩画・日本画・水彩画・版画等の近代美術作品に描かれた神戸港と、神戸市文書館提供の港湾風景写真を紹介し、そのイメージを改めてふり返ります。(HPより)
川西英の「神戸百景」が全点特集展示されていたことと、池田遙邨の「雪の神戸港」が見れてよかった。

芳年 躍動の瞬間と永遠の美(1/13-3/11)神戸ファッション美術館

月岡芳年(1839-1892)は、江戸から明治へと急激に変遷する時代に活躍した浮世絵師です。浮世絵の需要が失われつつあった当時において最も大成した絵師であることから、「最後の浮世絵師」と称され人々を魅了し続けています。
本展は、世界屈指の芳年コレクションとして知られる西井正氣氏所蔵の作品によって、芳年の初期から晩年に至るまでの代表作を網羅した特別展です。(HPより)

一年ほど前に京都で別の芳年展を見て、その後高橋克彦さんの完四郎シリーズ(小説)でおなじみになったのでまた見たいと思った。様々なテーマで絵を描いており多作で、月が出てくるものや晩年のシリーズ物などとても面白い。


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