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亜矢は、今朝方にうっすらと降り積もった雪を踏みしめながら、クリスマス塔を見上げた。
塔の先端には、大きな鐘が二つ鎮座している。
街の中央に建てられたこの塔は、昔から「クリスマス塔」という俗称が付いていた。
一年にたった一度。
クリスマスの日にだけ、その音を響かせる鐘に、特別な想いを寄せる恋人たちが名付けたのだと聞いている。
(塔の前で一緒に鐘の音を聞いた二人には、永遠の幸せが訪れる…か。
でも私にはもう、関係ないわ)
亜矢は吐き捨てるように心の中でつぶやくと、背を向けて歩き出した。
ちょうど一年前、亜矢は祐二と一緒に、クリスマス塔の前で鐘の音を聞いた。
「亜矢、俺…。絶対にお前を迎えに来るからな。
だから、待っててくれ」
雪深いこの地を離れ、都心で就職する事を決めた祐二の決意を聞いたのも、この時だった。
鐘の音に負けないように、大声で叫ぶように言った祐二の声が、再び亜矢の耳に聞こえたような気がして、思わず立ち止まった。
振り返りたい気持ちを抑え、足を踏み出した。
たったの一年。
ほんの短いこの時間の中で、何もかもが変わってしまった。
遠く離れてしまったのは、お互いの距離だけではなく、心もだったのだと思い知らされた事は、亜矢を深く傷つけた。
祐二は変わってしまった。
あんなに優しかった祐二は、どこへ行ってしまったのか。
頻繁にかけ合っていた電話はいつしか途絶えがちになり、月に一度は会おうと決めていた約束が破られる事が増えていった。
訳を聞けば一言目には「忙しい」と言う祐二を、亜矢は遠く感じるようになった。
手の届かない遠くへと、祐二はどんどん行ってしまう。
引き留めようにも、亜矢にはそこまでの自信もなかったし、何より祐二の可能性に歯止めをかける重りになりたくはなかった。
亜矢は、いつの間にかたどり着いた公園のベンチに腰掛けると、
「クリスマス塔の伝説なんて、全くのウソね。」
と、ため息とともに小さくつぶやいた。
「ウソなんかじゃないよ」
突然の声に驚いて振り返ると、そこには小さな男の子が立っていた。
いきなりはじまったね。
新しい小説だ。
まだ、僕的には竜頭を読み終えてないけど(86話で止まってます)、両方とも、とても楽しみにしてるね
この小説、どんな展開になるんだろ?
過度の期待をしたら影響与えそうだけど、一読者(ちょっと熱狂的?ストーカー入ってる?)として期待してるね。
一体どういうこと?
続きがめちゃくちゃ気になります^^
イブの夜にワクワクをありがとう♪
Merry Christmas!!
とうとう新しい小説始まりましたね。クリスマス塔の伝説、亜矢にとって本当になるといいですね。続き楽しみにしてます。
新連載待ってました~
そういえばさ。。。
メジャーデビューはいつなのかな…
ずっと考えなかったことが不思議だったり…
あ。もしかして、既にプロとかいう展開だったり
ははは
でわ、がんばってくださいね
雄羅ですた
コメント返信遅くなっちゃってごめんね
なんせ、バタバタのおさまらない内に連載開始に踏み切っちゃったもんでね
(ほんといつも考えなしで困るんだな…)
なるべく毎日更新♪ を目標に書いてるんで、これからも応援してね
今回は、恋愛モノ。
めっちゃ苦手です…
でも敢えて挑戦! そんでもって、ミナモらしく恋愛モノも展開させちゃおーと思ってます♪
うふ。
ドキドキしてくれました???
これからも、ドキドキのストーリー展開で頑張りますので、また見に来てくださいね♪
ほんとありがとね♪
やっと。
やっと、アップできるようになりましたぁ~
(とはいえ、秘密だけど、書きためではなく、毎日書き下ろしてるんだけどね)
ま、せっかくの冬休み。
冬休みだからこそ出来るから、がんばるね♪
また応援よろしくね
出来たらいいな~
まだまだね、そんな域には達してないのよん。
でも、雄羅ちゃんにそんな風に言われると、つい嬉しくってニヤニヤしちゃうけどね
来年は、ちょっとそんな方向にも力を入れたいな~とは考えてるの。
やるだけやってみた方が、後悔もしないしね♪
そしたらまた、応援してね♪