年中夢中

映画、蹴球、D'ERLANGER、エアミュ、高岡蒼甫くん、佐藤祐基くん、松本寛也くんをこよなく愛するミーハーです

言葉にならない。

2006年10月28日 | 映画
 初日、初回に見てきました。

 『父親たちの星条旗』を見てきました。147分はあっという間でした。1時間(正確には本編147分です)見てたのかな、くらい短く感じました。
 必要以上に音のない、そして内容の詰った今年最高、と言っても良いほどですね。

 『コーマン!』という声が聞こえるたびに、アイラ・へインズ一等兵の顔が悲しみにくれフラッシュバックが繰り返されるたびに胸が締めつけられる思いです。

 戦争に英雄なんかいない。
 祭り上げられることがどんな事か。
 利用した挙句に過去の人にしてしまう時の流れが、私は辛い。

 コーマン、とは『衛生兵』のことです Corpsman!と声が聞こえるたびにね、思わず感情が重なってしまうんですよ。

 感想を書けって言われてもしばらくは書けないかもしれないしすぐに書くかもしれない。わからない。

 見て良かった。
 どの戦争映画よりずっと人間を描いていたと思う。

 ちなみに今日の客層は20人くらいで殆どが中高年の男性(2組ほどご夫婦でした)、私より少し年上そうな若い男性で女の子は0、私がいちばん最年少みたいでした。
 若い人にこそ見て欲しいのになァ…
 
 木更津キャッツアイが大盛況のようで若い人は殆どそれと虹の女神だったんでしょうね。


 隣の若い男性も涙を流しているようでした。エンドロールもその後の『硫黄島からの手紙』の予告編まで最後まで見た人が殆どでした。
 

 で、普通の感想を
 
 ポールが思ったより出ていて、実は結構印象に残る役だったんだね。ビックリしました。でも後姿、歩き姿ですぐ見つけてしまう私ってやっぱりファンだね~声聞けば目をつぶってたってわかりますよ。

 見たあとに抽選だとかで一つ引いたんですが、2等を引き当てしまいました。
 アンテナの要らないデジタル衛星放送? なんだっけ、USENが進化したのだとかでキャンペーンなんですって。私は劇場鑑賞券が良かった…
 一式5万円以上するものがタダってことでしたが契約が前提のプレゼントなので遠慮してきました。そういうところに運を使ってどうするんだ私。

 まだ頭の奥が痛いです……。明日もまた絶対泣く映画を見るのにどうするんだよオレ~

 NHKで放送されていたドキュメンタリー番組を見ました。本当にどうやって言葉にして良いのかわからない。硫黄島から帰還した日本人、硫黄島で戦ったアメリカ人、たまたま国が違うだけで同じ人間だよね。涙を流し、吐き出す様に言葉を発する人の姿はきっと戦友や、当時の状況が思い起こされて苦しいのだろうなと。

 『父親たちの星条旗』は戦争と言うものを実感できないわたしたち若いものや、目的も持てずに自分を持て余している若者にこそ見て欲しいですね。
 

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2 コメント

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私も見てきました (seagreen)
2006-10-28 23:47:49
夫と夜の回を見てきました。

いろんな事が頭をよぎって、後日感想をUPする予定です。

明日も泣ける映画って、何を鑑賞されるのかな?
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Unknown (mahito)
2006-10-29 14:46:12
■seagreenさん



 こんにちは!

 見た後にものすごい量のことを頭に浮かんでしまって感想を書くにもちゃんと整理しないといけない状態です。

 私はポールが見れたしvv←こらこらこら



 今日鑑賞予定は『手紙』です。原作はほんとに涙が止まりませんでした・・・・・・でも、何故かフリーズしてしまい見られません…オンライン試写会なんて嫌いだ~(涙) ってなことで夜に再挑戦する予定です。
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