ずっと以前に見たことがあった映画なのですが、最近また観ました。
このところwowowでフランソワ・トリュフォーの特集をしていたのですよね。
男女の激しい愛の映画です。
フランス映画らしい映画かも。
フランス人って、恋愛至上主義的なところがあるみたいですから。
ある日突然、昔の恋人が隣の家に引っ越してくるというエピソードからはじまります。
その家を選んだのは、彼女の夫だから、本当に偶然という設定です。
実はその恋人同士、互いに心を残したまま別れたらしいのです。
互いに相手が自分のことを愛していないのではないかと疑心暗鬼になって別れたみたいな感じです。
人を愛すると、相手の心が見えなくなって、相手の愛に自信が持てなくなるんですよね。
分からないでもありません。
再会した二人は、当然のように深みにはまっていって、悲劇へと突き進んでいくのです。
恋愛って、なんでしょうね。
この映画を見ていると思います。
愛ってもっと温かいものである気もするのですが、でも、不安で苦しくて切ないのが、恋愛なんですよね。