常識の無い ドロボウ

連休明けの旅行明けに、ちょっと悲しい事件です。
ウチのプランター（袋小路側）に植えていたバラの苗、以前１株抜き取られていたのが、
今回の旅行中に、残ってた２株もきれいに抜き取られてました・・・。
（本日午後発見。）

去年はバラのつぼみが膨らんできた所をボキッ！と手折られました。
ここまでは、ガマンできますが・・・（だって花はまたがんばって咲いてくれるでしょうから）、
株を持っていっちゃぁ、花は咲かんでしょ！！

犯人は・・・　誰だ？　誰だ？？　誰だ？？？

オマエか！？

容疑者その１：前回の容疑者、Pitbull犬。
袋小路のアパートに飼い主と共に住む。メス。
凶暴な犬として恐れられ、フランスでは常に外出時には首輪とチェーンが
義務付けられている。
たまにウチのプランターに悪さしてるのを夫が見かける。
顔からして可愛くないので、きっと腹黒いに違いない・・・。

それとも、オマエか！？！？

容疑者その２：最近怪しい行動を取っている Merle こと、セイヨウクロウタドリ。
ウチの中庭に時々やってくる。オス。（黒いのがオス。メスは茶色。）
羽音も立てずに降りてきて、花壇や鉢植えの土を掘り返しては地中の虫などを
食べている。
人をあまり怖がらず、人間が窓の近くにいても平然として餌を探しに来る。
羽根もこれだけ黒いのだから、腹の中もさぞかし黒かろう。
　（注：ホントはこの鳥、大好きなんですけどね。苦笑）

検証ポイント：
その１　＜土が小さく掘り返されたようになっている＞
　　まさしく Merle が足でほじくって虫を探している現場のような
　　掘り返されかたをしているので、Merle の疑いアリ。

その２　＜抜かれた株が見つからない＞
　　抜き取った株を、ハトより小さい鳥が持ち運ぶなんてことは
　　考えられない。第一、そのような行動を取っても Merle に
　　メリットは無いはず。
　　対して Pitbull は、その株をオモチャにして遊ぶかもしれない。
　　事実、前回株を抜かれた時には袋小路の入り口あたりに
　　くちゃくちゃになった株が捨てられているのを夫が発見した。

その３　＜空白期間＝留守の時間　は３日間＞
　　土曜の朝に家を出て、月曜の夜に戻って来た。丸３日間の
　　留守。犬や鳥に襲われるには十分の時間がある。
　　犬が犯人であれば、飼い主はウチの鎧戸が閉まっている
　　のを見て「あ、留守なんだろうな」と判ると思うので、見てない
　　のだから文句は言われないだろうと思って平然とした顔を
　　している可能性がある。
　　
予想：
これらの事実から考えてみて、一つの予想が浮かんだ。
　「犬が遊んで抜いた株を、飼い主が証拠隠滅のために捨て、
　　その抜かれた跡地で鳥が餌探しのために土を掘り返した。」
なんとな～く、こんな図がわたしのアタマの中に浮かんだ・・・。

この犬の飼い主、若い男性。ズボンをズリ下げてパンツ見せて歩くような人です。
以前、水やりをしているわたしの側に彼の犬が急に近寄ってきたので
「きゃぁ！」と声を上げたことがある。（わたしは犬が急に近寄って来ると
怖いので。）その時に彼は、にっこり笑って「この犬、何も悪さしないから。
大丈夫。」って言ってたので、わたしもにっこり笑顔を返したんだけど。
その後から、夫は何度となく、その犬がウチのプランター（袋小路に置いて
いるもの）の土を掘って遊んでいるのを目撃し、遠くで立ち話している飼い主に
注意をした。何度も。でも飼い主は聞く耳持たず。

こんな非常識なイタズラをしているのだから、多分犯人は「人間」では無いんじゃ
ないかと思う。（いや、でも・・・非常識なことする人もけっこう多いからなぁ・・・）

真実や、いかに？