今日も ぺこぺこ

ジョリ夫婦&ぺこ。3匹とも、今日も元気に「ぺこっ」てます。

グルノーブル小旅行 3 -市内散策-

2005-12-04 07:39:44 | Weblog

街をふらふら歩いていたら、こんな本屋さんを発見。

ツリーにオモチャ。何気にかわいいデコレーションに誘われてウインドウを眺めていたら、
なんと・・・・こんな本↓が目に止まりました。

写真の一番上に写ってる本、「LA CHAUMIERE DE PAIN D'EPICE」(パンデピスの家)という
題名です。お菓子の家ならぬ、パン・デピスの家・・・・。
しかし、この絵に描かれてるのは本当にパン・デピスなのか???(謎)

お腹が空いてきたので、レストランへ・・・と思ったけれど、普通フランスのレストランは
お昼2時くらいになると一時閉店。そして夕方7時にまた開店、というシステムなので、
時計を見て
2時直前だったのに今更気がついて焦ってしまいました。(ビストロかファーストフード店なら
ノンストップで開いてるんですけどね。)

そんな中、まだお客さんがいっぱい入ってて賑わってるレストランを発見。

店の外に出してあるメニュー表を見たら「ノンストップ営業」と書いてあったので、
ここに入ることに決定。
上の階が英語の本を主に扱う本屋さんだそうで、ウインドウにも本がいくつか並べてありました。

↑お店の雰囲気はこんな感じ。ワイワイがやがや。狭いテーブルがびっしりくっつけて
並べてありました。

↑入り口脇の、比較的落ち着けそうな場所を確保したわたしたち。
この、古い木製の使い込まれた棚がやたら気になります。
昔は何か別のお店だったのでしょうか。天井もカーヴのように丸くなっているし。

わたしたちは、二人とも「本日のセットメニュー」だった「バヴェット(ステーキ)のエシャロット・ソース」
を注文。 Bavette(バヴェット)というのは牛のお肉の部位の名前です。
(詳しく知りたい方は、こちらのサイトを見てください。)
バヴェットは焼きすぎると固くなるので、ミディアム・レアくらいが一番良いとわたしは思います。
噛めば噛むほど味が出るようなお肉です。


食事後は、グルノーブル美術館へ行ってみました。
わたしの持ってる日本のガイドブックの説明によると、「コレクションの充実ぶりは
フランスの地方美術館の中でもトップクラス」とあったので、ちょっと期待して行きました。

↓これは美術館の前の広場に展示してある屋外彫刻のある場所。
 そこから昨日上がったバスティーユ城塞がよく見えたので写真を撮ってみました。

美術館の中はけっこう広くて、わたしは「13~17世紀のイタリア、フランドル絵画」をまず
見たかったのですが、夫が「全部さらっと見よう」と言うのでテキトウに進みはじめ、ついて
行ったんですが・・・始めた場所が悪かった。19世紀、20世紀のモノから始めてしまい、
結局わたしの見たかったのが一番最後に。
疲れてきたし、ヤル気半減、見る気半減。(それにあんまりワタシ好みのが無かったし。)

美術館付属のカフェ(しかし美術館内らしからぬ、照明がピンク色のカフェ・バー)に
行って温かいものを飲み、ちょっと元気を回復してから再び街を歩きました。
すると・・・・
こんなモノ↓↓↓を発見。

(写真がピンボケですみません・・・慌てて撮ったもので。)
この、白い石造りの円筒状の小さな建物。いや、建物というよりは、なんだか電話ボックスとか
そういう感じのものを想像します。しかも黒い鉄板で囲まれててなんだか怪しげ。
そしてそこの窓のように穴の開いてる部分に、写真左側にいる青い服を着た男性が背中を
こちらに向けて立っていたのでした。
最初、わたしはこの男性が電話をかけているのだと思いました。
そして夫に「アレ、なに?」と聞いてみました。(だって初めて見たんだもん。)
すると夫は「え?知らないの?今まで見たことない???」と。
なんだなんだ?なんだかワケありかい?
そして夫が教えてくれました、「アレはね、トイレなんだよ。」ってね・・・
そう、この青い服の男性は、用を足してたのでした。
なんだか寒そうだぞ・・・というかね、なんで男性用があって女性用が無いのだ?
(それは男女差別というものではないか?)
それに、手を洗う場所が無いぞ。(←フランス人は手を洗わない人がかなりいるらしい。)
この黒い鉄板の内側が一体どのような構造になっているのかとても気になったのですが、
さすがに・・・・・ね(苦笑)(←一応、ワタクシ女ですからね。)
ちなみにわたしはこの写真を、横断歩道を横断中にあわてて撮ったんです。
チャンスを逃してなるものか!!と思って。
(本当は、おじさんがまだ用を足している時にシャッター切りたかったんですが、時すでに遅し。
なのでせめて同じフレームにおじさん&トイレをおさめたかったのです。)

さて。街をふらふら歩いていたら、天然石ジュエリーの量り売りのお店がありました。
このお店はパリにも何店舗もあるチェーン店なので馴染みなんですが、ちょっと入ってみることに。
するとなんと、この「めのう」のピアスに一目惚れ!

通常このお店のジュエリーはごっついデザインのが多いので、大きい・重い・派手。
しかしコレは小さめ・比較的軽い・派手ではない、とワタシ好みなのです。
サイズは石の長いほうの長さが1.5cm。銀の枠の部分も細いので案外軽いんです。
そして何よりわたしを引きつけたのは、このゼリーのような緑の半透明の、めのうの色。
夫にさんざんおねだりをして、買ってもらいました~(嬉)
(金10ユーロ也。)

そして再びクリスマス市へ行き、食べ物を少し買ってアパートで食べて寝たのでした。


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