町長の地区懇談会を前に

6月24日から始まる町長の恒例となった各地区懇談会を前に、スマートウェルネスタウン事業（ＳＷＴ事業）遂行のために大借金を抱える予定の町財政も、改革をすれば大丈夫ですよと云う一つの住民提案をします。下に示した作表資料のサムネイル"170529 H27分析-1,-2"をクリック、ご覧・ご精査の上、ぜひとも各地区懇談会で、町長への確認質問をしてください。

 

千葉県内の17町村の決算カード（総務省H29/03公表のH27年度分）の経費項目のうち主に人件費に掛かる三項目が納得できるレベルにあるかをチェックしました。町の自主財源でまかなうべき、人件費、特別職給与等、議会費の地方税に対する比率を出して、M,N.O欄に示した。三項目共に千葉17町村の第一位を示している。分かりやすいようにその右欄に偏差値を算出してみると、人件費 : 79.8、特別職給与等 : 84.2、議会費 : 93.8 となります。

大学受験の学力検査・偏差値75は、正規分布表を読み取ると1000人に6人の大秀才、好きな大学へどうぞとなるレベルです。それ以上は千三つどころか、偏差値79.8は1000の中で1.4　 更に大きな偏差値は1000に一つもないという確率の稀にしか起こらない事象という分かりやすさ、睦沢町の主に人件費に掛かる三項目の経費過多レベルはとんでもないことになっています。

 

とんでもない偏差値を示す過多経費については、徴税費用にも見られます。徴税の非能率さは、獲得地方税に対してS欄に示した12.3%の徴税費用を掛け、徴税費用偏差値は88.1という17町村での突出した数値で、県内類似3町の平均徴税費用と比較すると、18百万円の経費過多となっているし、国内類似7町との比較では、25百万円以上の経費過多であることを、新たに指摘します。

 

すでにこの先の三項目経費過多については、既述していますが、町長はご自分の信念で『まちみるさん（小生のこと）の提案内容が、自分（町長）とは全く違う視点からされていて、貴重な情報と受け取りました。しかし自分は、自分の信念に従って町政に尽くして行くもので、まちみるさんのご提案を、はいそうですね、と直ぐには受け取れません。』との回答でした。今年の地区懇談会では町長のその信念を披歴して頂き、行き先を占ってていきます。

金額として、年間どれほどの経費節減につながるのか　…続く

 

170529 H27分析-1　　　170529 H27分析-2