中村良一とマカカ・ルーサーズ・バンド

南北戦争の行軍曲


南北戦争(1861年 ~ 1865年)の北軍と南軍の行軍曲を紹介します。

南北戦争の行軍曲
北軍の行軍曲。こちら⇒ Battle Hymn Of The Republic.
南軍の行軍曲。こちら⇒ I Wish I Was In Dixieland.

南北戦争時代のサクソルン・バンド(軍楽隊)
サクソルンが使用されたのは、南北戦争時代の米国軍楽隊である。
米国では南北戦争以前から軍楽隊が組織されていたが、初期には鼓笛隊と呼ぶべき形態であった。

南北戦争時には、オバー・ザ・ショルダー・サクソルン(Over the shoulder saxhorn : OTS)と呼ばれる、
ベルが後ろ向きのサクソルンとドラムを組み合わせた軍楽隊が多く組織された。
音量が大きく、行進のとき先頭に立つ軍楽隊の音が、後方に聞こえる必要があったため、こうした楽器が使用された。

南北戦争が終了すると、軍楽隊はコンサートバンドとして活躍するようになり、ステージ上で演奏するためには、
オバー・ザ・ショルダー・サクソルンは不都合であり、次第に上方あるいは前方にベルを向けた楽器が製造されるようになった。
移行期にはベルが前方を向いたものや後方に向いたもの、上方に向いたもの混在していた。




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