PDFをWord化できるソフト

またもやPDFからwordに落として原稿を作らなければならない仕事が発生しそうな模様。なにせ、図表満載なので、いちいちそういったものを切り取ってコピー＆ペーストしていかなければならないのです。それが少なくとも250ページ　数日かかってしまいます。

在宅フリーランスなら編集料金もつくのでほいほいとやるかもしれませんが、会社のやつなので、もう苦痛でしかないんですね。腕は痛いわ、催促にせめられてせわしいわで、なんとかならないかと思ってました。PDFでなくてはじめからファイル容量の大きさを覚悟してPower Pointでもらうか、人手をかき集めてやってもらうか、使えそうなソフトを見つけるかどれかしかありません。

前回、最初のと二つ目のはやってもらえなかったので、今回は三つ目のソフトをさがすのをやってみました。使えそうなのは二つ。

一つ目はボタン一つで自動的にwordやexcelに変換してくれるという即効！PDF to data

そりゃ、楽です。ドラッグ＆ドロップでファイルを選択して、スタートボタンを押せば、レイアウトもなにもかもやってくれるんですもん。中には崩れている表があっても、それだけ切り貼りをすればいいんですから、なんともありがたい。

最大の問題は、なんといっても、おそろしく重いファイルができてしまうことでしょう。試したファイルだと、手作業でwordファイルを作ったときの約10倍にもなってしまいました。　あんまり大きなファイルだと、Wordfastを動かしたら落ちてしまうんじゃないかと心配です。作業さえできれば、最後はまたPDF化して渡せばいいわけですが...

もう一つは、レイアウトを保持するため、文字をみんなテキストボックスにいれちゃうことでしょうか。長い行があると、一応取り込んではくれるんですが、最後の行まで表示されず、きれてしまいます。フォントを変えればなんとかなりますが、それなりの手間がかかるかもしれません。

即効！PDF to data

となると、一つ一つやらないといけないのは面倒ですが、BCL Jadeのほうがいいかもしれません。これは、PDF文書内のテキスト、表、画像を四角で囲み、ドラッグ&ドロップでWord、Text、Excel、PowerPointに抽出できるというもの。テキストファイルに落とすと文章に不要な改行がはいってしまいますが、これはそういうことはありません。改行をいちいち消していく作業はかなり時間を食いますので、それだけでも助かるかな。作業時間は、ないときに比べて、約半分に短縮できそうです。

BCL Jade

もう少し比べてみてからどちらか片方を買ってもらえるように申請するとしましょうか。家で使うんなら、思い切って二つかいたいところだけど。