炭素繊維のランボルギーニ『パガーニ・ゾンダ』よりも剛性が良い

スーパーカーブランドであるランボルギーニが来る3月に開かれるジュネーブモーターショーで、『ムルシエラゴ』の後継モデル『83X』を公開する。

コードネーム『83X』はムルシエラゴの後継モデルとしてランボルギーニの旗艦モデルを継承する予定だ。炭素繊維強化プラスチック素材を使用して、大幅な軽量化に成功したモデルだとランボルギーニ側が明らかにした。83Xの車体はF1マシンで使用されるような製作されており、鋼やアルミニウムを接合して車台と車体を結合させる従来のモノコック方式とは異なり、カーボンファイバー素材を使用して接合されていない単一の車体で製作したのが特徴だ。83Xのモノコックボディは147.5kgに過ぎないが、車体ねじり剛性は従来のムルシエラゴのモデルの20,000Nm/degよりも大幅に上昇し35,000Nm/degと優れた剛性を誇る。ランボルギーニの車体剛性は、スーパーカーの中でも画期的なものだ。イタリアのスーパーカー、パガーニ・ゾンダC12Sは25,000Nm/deg、ポルシェカレラGTは26,000Nm/deg、フェラーリF50は34,600Nm/degであり、ランボルギーニは炭素繊維のモノコックボディを使用して、優れた剛性を成し遂げた。

83Xのモノコックボディは、アルミのサブフレームを介してV12エンジンやISR変速機と結合され、中核部品を結合した状態でも229.5kgに過ぎず、同クラスのスーパーカーの中で最も軽い車に属する。ランボルギーニは、炭素繊維強化プラスチックの開発のためにイタリアボローニャサンターガタのACRCおよび、米国ワシントン大学のACSLを設立し、運営している。


ソース：Yahoo韓国ニュース／京郷新聞
2011/02/25 11:03