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東京湾で働くジェネラリースピーキング(常識中の常識)人の見ている深い現実と虚像

本当は壊れない第二海堡!!なのに【第二海堡再生事業】始まる

2006年10月12日 | 東京湾
関東地方整備局 東京湾口航路事務所が
数年前から発注に向けて検討している
【第二海堡再生事業】
いよいよ来年!!工事の発注が行われる見込みとなりました。

本年度平成18年入札では
平成18年6月15日 10時0分 東京湾口航路第二海堡地形測量
指名競争入札  関東地整/東京湾口航路
予定価格(税抜き) 4,660,000   三和測量設計(株) 2,400,000 落札  51.50%

平成18年8月24日  随意契約結果及び契約の内容  簡易公募型プロポーザル
                 東京湾口航路第二海堡構造検討調査
予定価格(税込み)  14,626,500  ポートコンサルタント(株) 14,175,000 契約
分任支出負担行為担当官 横浜港湾空港技術調査事務所 関東地整/横浜技調

【工事概要又は業務概要】  
本業務は、大規模地震時における第二海堡の被災により、西側先端
護岸から土砂流出することを防ぐために当該護岸に対する改良設計
である。  期間 平成18年8月24日~平成18年11月24日

↑の工事の検討調査って大規模地震の時に第二海堡が壊れるという想定なわけ
なんだけれど・・・実際は地形上壊れない
では何故?工事が発注されるかというと
第一に、東京湾口航路事務所存続の為 (いろいろと事情がある)
第二に、天下り職員の給与捻出 (工事計画予算は概算で385億円)
そして業者は公共工事で潤うってことかな
最近の国土交通省は直轄の仕事がなくなりつつあるので
直轄の仕事探しとも言える検討をしているようにも思える

国土交通省の名目は“東京湾航路危機管理・防災拠点”それが第二海堡!
平成10年頃、海上防災基地『海上防災センター』が完成
プラント火災の消防訓練の施設があり、結構訓練をしているが
これからの工事の内訳は巨大な廃油処理施設が出来る予定
コンビナートやタンカーなどからの油流出事故による廃油を処理する目的らしいが
5基の大型タンクが第二海堡に並ぶ姿は、きっと今の印象と随分様変わりするだろう
でもこれって漁業組合が黙っているだろうか?
※いまはまだ内緒で話が進んでいるらしいが
漁業補償が問題なんじゃなかろうか・・・?
漁組・・印鑑押さないよ・・きっと・・・廃油処理施設だよ?
第二海堡に造るなんて、やっぱ “ありえない”

でもその第一弾の航路すみきり整備工事では
第二海堡が震災で壊れて土砂が流れるのを防ぐため
護岸にパイル(鋼管矢板)を打って土留めするんだけど
この来年平成19年度発注予定 西側先端
『航路すみきり整備』の護岸工事L=210mは38億円の予定
でもね、何回も言うけど第二海堡は壊れません!!
そんな大規模な地震が関東にきたら東京湾全体が沈むってばぁぁぁ
それに調査で人工的に第二海堡へ地震を起こした時に全然壊れなかった(汗)
別のあるところの調査でも同じ実験をしたところがあるんだけど
一番弱い地盤に地震を起こして壊れる結果出してたもんなぁ・・・。
後で聞くと、そこの関東整備局の ○所長に最初壊れていないデーター持って行ったら
「おまえ、仕事ほしくないの?もう少し考えて持って来い!!」
だってさ、それでやり直し実験までして壊れた結果出して持って行ったらしい。
そこはいまは本工事発注まであまり出入りするなって
○○工事課長に言われているそうで、
何だかこれも発注される施工業者は決まっているようです





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