み、水。。。水が出た!
今日住んでいる比較的被害の少ない地域で水道が復旧しました。
当初1ヶ月以上かかるという話だったので、これからも当分お風呂に入れないのかと思っていましたが、嬉しい展開です。
都市ガスの復旧はやはり1ヶ月以上かかりそうということですが、これまた幸運なことに住んでいるアパートはプロパンだったので先日の日記に書いた通り、電気と同日の復旧でした。
プロパンは火力があるものの料金が高くて、検針票兼請求書を見るとため息が出ていたのですが、災害時に復旧が早いというメリットがあるなんて思いもしませんでした。
ただ現在設置してあるプロパンのボンベ内のガスが無くなったときに、速やかに交換がくるかどうかは確かめてません。ちょっと心配。
体を濡れタオルで拭いたり、シーブリーズを頭にふりかけてタオルでガシガシ擦ったりして痒みなどは軽減できていたのですが、そろそろ本格的に辛くなるところでした。
5日ぶりのシャンプー!
スッキリ。
食器も洗えて嬉しい。
洗濯もやっとできます。
昨日書きそびれたのですが、トイレ用の水を近所の温水プールまで徒歩でもらいに行ったとき、近所の会社に勤務している方が「ガソリン不足でどうせ仕事ができないから」と言って、家の近所まで運んでくれました。
感動です。
この親切をお返しできたらいいなと思いました。
ご本人にも、これから続く復興の道のりの間にも。
妹から関東に避難しないのかと聞かれました。
確かに地震直後に原発の話題が上がったときはその思いもよぎりました。
でも被災生活を送る中で、ここにいることにきっと意味があるのだろうと思い、腹をくくりました。
物資不足が続きます。調達が上手くいって、朝晩2食は食べられてますが、昼はお菓子を少しです。それでも食べられるだけいい。
とてもおいしいです。
今までの価値観を壊してくれるような出来事だったと、振り返って有り難く思えるようになれたらいいなと思います。
ちなみに、ガソリン不足でお仕事できない方は病院を修理するお仕事の為に、わざわざ単身赴任していた東京から震災直後に戻ってこられたのだそうです。
なのに、仕事ができない。
専用の器具をのせた車でないと修理に行けないのだそうです。
ガソリン買い占め許せません。
震災グッズや食料の無差別買い占めも。
twitterで相田みつをの言葉を引用している方がいました。
「うばい合えば足らぬ わけ合えば余る」
サンドウィッチマンの伊達さんもかっこいいことを言っていました。
http://www.oricon.co.jp/news/confidence/85759/
twitterで知りましたが、「ウエシマ作戦」というものもあるそうです。
ダチョウ倶楽部のギャグのように「どうぞどうぞ」と譲り合う心を大切にとのことです。
mixiやtwitterの登場で被災地での情報入手の手段が変わったなとしみじみ思います。
mixiでは被災者に役立つコミュニティが多数できていますし、twitterではハッシュタグが多数できています。
特にtwitterは即時性が高いし、「まとめサイト」なるものができて、まとまった情報へ誘導してもらえることもあります。
電気の復旧が早くネット回線も使用できたことから、災害時の情報収集の手段として有効だなと思いました。
(阪神大震災でも電気や電話の復旧が他のライフラインより早かったそうです。)
ただし、デマもあるので情報の取捨選択も必要です。