G. creation -secret chamber-

michiruの女神研究録

holiday

2010-10-30 22:39:05 | 日記
期間限定のお知らせです。
twitterに書いた、イギリス人の友人のローマ郊外の家(遠景)。
古いお城の一部だそうです。
私も都合があえば、自分の家を貸して、ここにワープするように
暮らしてみたい気もします。
そんな突然の休日なんて、映画『HOLIDAY』を連想せずにいられません。
ドラマが始まる気がしてしまいますよね。
妄想広がります^^。
ご興味のある方は、ご連絡くだされば詳細をお知らせできます。
(リアルな知り合い、またはその紹介の方のみでお願いします)

Paris - Yael Naim

2010-10-19 13:09:52 | 音楽
Paris - Yael Naim


朝、FMを聴きながら仕事をしていたら
そっと、寄り添うように声が響いてきた。
どこか懐かしさ、旅情を刺激されて
束の間のParis気分。
でも異国情緒を感じたのは、
彼女の唄のヘブライ語の響きのせいだったかもしれない。

Yael Naimは1978年パリ生まれ、イスラエル育ちのアーティスト。
ユダヤ教徒のチュニジア人夫婦の間に生まれ、4歳でイスラエルに移住。
一時はイスラエル空軍の兵役についてもいたそう。
Mac Book AirのCM曲で一躍有名になった。


遠く離れた場所、Parisで
幸せに心地よく暮らしているけれど
悲しい夢に目覚める。空しさがこみ上げる。
あなたの囁きが遠く聞こえる。
帰って来て。愛してる、愛してる、愛してる、、、
そしてParis. (勝手に略訳・意訳)

パリで満足に暮らしながら故郷を思い
最後にはそこへ帰る…という唄ですが
どことなく、切ないラブソングに聞こえます。
都会で成功した者の望郷の唄としても
移民の唄としても、イスラエルへの「帰還」の唄としても
聴く事ができるかもしれない。


他のことに集中しているときに無意識に忍び込んで
ある時点でその存在にふと気がつく。
そういうものに出会ったとき、いちいち立ち止まって、何でだろう? 
と考えるのが結構好き。
そっと語りかけてくるものを、なるべくやり過ごさないようにしたい。

プロフィール(warner music japan)
http://wmg.jp/artist/yaelnaim/profile.html

歌詞
http://www.allthelyrics.com/forum/hebrew-lyrics-translation/35788-yael-naim-paris-lyrics.html

いつの間にか

2010-10-14 23:06:22 | 日記

いつの間にか、秋ですね。もう10月も半ば。
しばらくブログを書いていない間に、goo blogのフォーマットが変わっていました…。
おそるおそる。。。
なぜ最近ご無沙汰気味かというと、photo shopがきちんと起動しなくて
書きたい事は沢山あるけれど、写真がいじれないのでなんとなく面倒になって、
という、しょうもない理由。あ、そしてメール設定を失敗してgooのシステム変更について行けてない、というこれまたしょうもない理由2。とほほ。


写真は後から付けることにして、まずは文章だけ、また書いていこうかな。
(まずはテスト)

Giant Stinson Beach Bubbles (Canon 550D)

2010-08-26 17:26:58 | 日記
Giant Stinson Beach Bubbles (Canon 550D)


綺麗。
色、形、流れ。
そういう光景に、いつも心奪われる。

どこまでいっても世界は摩訶不思議。
その瞳に、心つかまれる。

Kylie Minogue - All The Lovers

2010-06-21 10:50:12 | 女神
Kylie Minogue - All The Lovers


The Aphrodite Named 'Kylie'

私の中で最高の女神度を誇るカイリー・ミノーグ。
今回のPVは、まさにMy Best Goddess映像。

6月末に日本先行発売という2年半ぶりの新譜はその名も『アフロディーテ』。
ギリシャ神話の“愛と豊穣の女神”の名を戴いたこのアルバムの
ファーストシングルがこの曲『ALL THE LOVERS』。
幸福感溢れる素晴らしいPVに思わず涙が出てきます。
映像には「女神」的エッセンス、象徴が沢山登場しています。

カイリーは今年42歳。
昔はユーロビートの単なるアイドルでした。
恋人の死、低迷期、乳がん、人生の様々な時代を通り抜けて
信じがたい美しさと神々しさを身につけた女性。
一貫して、スタイリッシュで、扇情的でありながら、
本国をはじめ、世界の老若男女に本当に愛されている。

多くの過激でセクシーなDIVAたちが乱立している近年ですが
(日本でも彼女のスタイリングや演出を真似た歌手や女優がちらほら)
彼女は何年も前に、単に過激さと扇情的なだけの演出は通過しており
その表現は既にひとつ上に達しているように思えます。
彼女はDIVAというよりGODDESSと呼ぶほうが相応しい。

愛の素晴らしさを全身で体現している彼女を見ると、
私も幸せを与える存在にならなくては、と思うわけです。

(ちなみに)
監督はジョセフ・カーン。レディ・ガガ『ラヴゲーム』や、ケイティ・ペリーの
『ウェイキング・アップ・イン・ベガス』を手がけた人気監督です。

ヴァルカナイズ

2010-06-03 13:48:40 | 日記
昨日は青山、骨董通りのセレクトショップ「ヴァルカナイズ ロンドン」で
BLBGの田窪社長を取材。服ではなく車やレースなどのライフスタイルについて。
こちらのお店は趣味の良い英国ブランドをきちんと選び、きちんと趣味よく
見せているという点で、私的にはかなり以前から好感を抱いています。
ロンドンの老舗デパート、個人的には「リバティ」を思い出す品揃えとディスプレイ。
レディスは少ないけど、英国王室御用達の日本人帽子デザイナー「ミサ・ハラダ」の
帽子や、スマイソンのレターセット、ペンハリガンの香水などなどが並び、
ああ、そうそうそういうことよねと、いつもセンスのよい懐かしい友に会ったような
気分にさせてくれる。

その良さをひとことで言うなら「モデスティ」。
「一見してわかる派手さ、贅沢さはなく、でも、質や素材、中身は凄いんです」的な
英国紳士のスタイルについて、以前田窪さんが「ステルス・ウエルス」(見えない豊かさ)
と表現していて、それがとても心に残っています。男性でもそういう人、素敵ですよね。

そして裏地に華やかな色を使ったり、遊び心がのぞいたり。
日本の着物の「粋」にも通じる、そんなお茶目な着こなしは、
思わず「可愛い人」と思わせる効果もあり。

ところで私が昨日最も心惹かれたのはHALOというブランドの
綺麗な色のヴェルヴェットのパッチワークソファでした。
そろそろ部屋の模様替えしたいなあ。

http://www.vulcanize-lon.com/

日本の色,天然の色

2010-05-31 18:13:09 | works
PV「impression」で天然の色にこだわって、画面に映るものをセレクトした、
と先日のブログ記事に書きましたが補足。この撮影では口紅も自然の色でした。
後半のモデルカットでは日本の昔ながらの「紅」を使いました。
つややかな、かすかに金色を含む発色が本物の紅です。
紅花は元々は黄色い花。その花の色が透けて見えるようでした。

天然の染色は、素材となる草、花、根の中に、かすかにその色が透けて見えます。
そしてそこから作った色には、元の姿や色が透けて見える……
素材にも、染めた物にも、大地のエネルギーが凝縮されている。
決して装飾的な言葉ではなく、これは、実感。

そして、吉岡さんの言葉ですが、
「どんなに色と色を重ねても、天然の色なら違和感が生じない」。

白い小皿に濃い紅を何度も何度も重ねた口紅は、少し水を含ませ、
指や筆で掬いとるようにして薄く、薄く、唇に重ねていくと綺麗です。
以前、仏シャネルのコスメ・ディレクターが吉岡さんを訪ね、この紅を研究して
日本の口紅をイメージした新色を発表したという逸話もあります。

AQUOS impression

2010-05-27 19:21:41 | works
Sharp AQUOS Product Video "Impression"


最近なぜか、この映像に関して話す機会が増えています。
私の関わった中で最も思い出深く、充実したお仕事のひとつです。
AQUOSの高精細な色を見せるため、全世界向けPV映像として制作されている
シリーズの一遍。『impression』という作品です。(2004制作)
その時のキャッチコピー「日本の匠の技」をテーマに企画。

本当はPCでなく、AQUOSの大画面で、非圧縮で見るものなので、
この美しさが伝わるかどうか……。
本来ならば、着物の地紋や、後半出てくるモデルの手足にファンデーションで
描いた日本の伝統文様も見えるはずです。気がついた人は少ないと思いますが。

画面に出る「色」は化学色素を一切排除した、「天然色」に拘りました。
ですから画面に映るものや背景は、必然的に、江戸時代以前からあるものと
草木染めの新作となりました。着物もドレスも染めから作って頂いたものです。

監督は映像作家の原田大三郎さん。
京都伏見で飛鳥天平時代の染色を再現している染め司「よしおか」の吉岡幸雄さんを
取材しました。天然の草木染めの素材と、工房での魔法のような工程。
8メートル近い巨大な「空引き機(そらびきばた)」と名付けられた機織り機で
再現するのは、正倉院宝物殿所蔵の織物に描かれた鳳凰の図です。
コンピューター技術は、機織り技術から発展していますが、1300年にもわたる
技術と色の歴史が、現代の技術(=AQUOSの美しい色)に引き継がれている……
という意味を込めています。紅色の正方形のパネルからトランスフォームする
ドレスは荒川眞一郎さん制作。アートとして服を表現できる方で、ちょうどその年
荒川さんが着物型のドレスをパネルにしたシリーズを発表していたのですが
それをアイデアソースに、吉岡さんの染めた正絹の生地で制作していただきました。

映像の始めに描かれるのは、仁和寺の桜と月。神秘的な春の空間です。
平安神宮の前庭に現れた女性は、東の青龍、南の朱雀(鳳凰)、西の白虎という
神獣をイメージし、それぞれの色を纏っています。
普通の着物スタイリングとポーズではないのは、そういう理由です。
吉岡さんの染めた、藍、紅、刈安(黄色)の着物。それらの上の牡丹や
孔雀の羽や蝶は、いつしか着物の文様となって、物語を紡いでいきます。

牡丹からオーバーラップする、緑の地に紫の刺繍が美しい着物は、
江戸時代の御姫様が着ていたという小袖。現代ものよりも一回り小さく、
今でも驚くような美しい発色を讃えています。素晴らしい保存状態の小袖を幾つも、
京都の千聰さんの秘蔵コレクションから出していただいき、その中から、
『源氏物語』を主題にしたこの一点に決めました。蝶のモチーフの唐織物は、
江戸時代の能衣装をそのまま昔の手法で復刻した、西陣の奥田織物さん制作の逸品。
これも秘蔵もの。もちろん糸から草木染めで制作されたものです。

映像中程で紅の着物を着た女性がたおやかに歩き、お辞儀をするシーンは、
町家建築で知られる杉本家さん。美しいお庭とお座敷、掛け軸や屏風、
どれをとっても日本の美意識の高さと色の深みを感じるものばかり。
他にも逸話のあるものばかりが画面に映っているのですが……。
撮影に使用させていただいた場所や着物は歴史的に価値あるものばかりで、
撮影スタッフはドキドキ&大騒ぎでした。

後半では染め上がった紅と藍の糸を、緑の梅花藻の美しい用水路に
流して撮影。そう、緑の色は藻の色なんです。
そしてその紅い絹糸はモデルの髪へ……。
その紅で染めた生地は、ドレスに変わり、
悠久の時を羽ばたく、鳳凰のイメージと重なる……。

私はラインプロデューサーとして関わらせていただきました。画面に映る人、物、
場所などのコーディネーションを中心に、取材する先生や監修の先生、着物、
建築など含む様々な部分で企画段階から監督と一緒に検討し、染色研究家の
先生方にもお力添え頂きリアライゼーションを担当。着物やドレスと
モデルカットに関しては編集者がファッション撮影で行うようなディレクションを担当しましたが
映像の場合、動くスタッフと規模と時間が、スチールとはケタ違いなので、
プロジェクト全体からすれば、ほんのわずかな部分を担当したという感じです。
私にとってはとても刺激的な撮影でした。
監督の原田さんの、琴線を優しく刺激しながら、絵の意味を巧みに
織り込むような編集にはいつもいつもうっとりさせられます。
コンテもコラージュ作品のようでとても美しいんですよ。
音楽は小室哲哉さんによるもので、後年『arashiyama』としてitunesで発表
されました。音楽の相乗効果は絶大で、今聴いても素晴らしい曲だと思います。

液晶TVの中でもAQUOSは当初から、そのデザイン、職人技、細部に至る
マニアックな仕立てでトップブランドとして他の追随を許さないものでした。
この映像が発表された時の機種は「名機」として位置づけられているそうで、
実は私も購入しました^^。
これから4色の機種が発売されたりするそうで楽しみです。

うわ。もの凄く長くなってしまいました。すみません。
あ、そうそう。映像の中の文章も書かせていただきました。
この画質ではなかなか読めないかもしれませんが……。

New One

2010-05-16 07:27:06 | 日記
新しいコンピュータを買ったので、いろいろ試しています。
Twitterに日々のことを書いているせいで、当ブログも約一ヶ月もご無沙汰。
文字のサイズも忘れてしまったほどで唖然……^^;  
せっせとこの1ヶ月のすてきな出来事を残していかねば。

さて、今まで愛用していたvaio(オーナーメイド)の様子がいよいよおかしくなって
新しいのを買いに近所の大型電気店に行ったのですが、急を要していて
たまたま欲しいのが在庫切れで、なんとなくMacBookAirを買ってしまいました。
iPadもiPhoneも買おうと思っているので、なんとなく……。まさに林檎屋さんの
思うつぼ的なミーハー消費者の私です。でも画像の編集やらいろいろしたいので
サクサク作業するためのマシンは別にまた買おうかと。

New computer is like a new boy friend. : )
I'm exploring him step by step.

ということで、この新しい彼のお陰で昨夜は一睡もできなかったの…♡

シンガポール‐バリ

2010-04-04 21:56:42 | 日記
休暇でシンガポールに来ています。こちらはイースター休暇で、週末は旅行に
出かけるシンガポーリアンが多かったのですが、私もこちらの友人とつかの間
バリに旅行に行くことに。金、土と泊まって今日再びシンガポールに帰って来ました。
今回の旅では女神を探すクエストはできなかったけど、素敵なシンガポールの
美女たちと過ごしたので、それはそれで良かったと思っております。
ここのところサボっていたブログも、帰国したら再開しますので…。
「楽しみにしてるんだから、サボらないでちゃんと書いて!」と、香港マダムの
友人からメールがきました。さすが元編集者。頑張ります^^。