地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

共に来られるとき [新ローマ教皇の候補者]

2013-02-16 15:39:55 | 今日の御言葉
わたしたちの主イエスが、

御自身に属するすべての聖なる者たちと共に来られるとき、

あなたがたの心を強め、
わたしたちの父である神の御前で、
聖なる、
非のうちどころのない者としてくださるように、アーメン。



『テサロニケの信徒への手紙一』 / 3章 13節 新約聖書 新共同訳




人間は何のために生きるのでしょうか。

人のために生きるというのなら
どれほど素敵な答えでしょう。

愛の結実として生まれ
愛し合いながら生き
永遠なる愛の懐に帰るようになっているのが
創造本然の人間の生なのです。






新教皇が決まると投票用紙は焦がされ、
その白い煙が新法王誕生のしるしとなる。
(写真は、煙が出てくるときの煙突)



★新ローマ教皇の候補者

■ウォールストリートジャーナル(WSJ)日本語版
2013年 2月 12日 10:34 JST





【ローマ】ローマ教皇(法王)ベネディクト16世(85)の退位表明が突然だったことは、後継法王の選定にも影響を与える可能性がある。これは新法王を選ぶ選挙(コンクラーベ)で投票する枢機卿には誰が後継者になるべきかについて戦略を練る時間がほとんどないためだ。

 バチカンの専門家らは、迅速な決定をすれば、現法王のような折衷的な人物になる公算が大きいとしている。つまり、教義においては伝統主義者だが、バチカンと現代の世界との橋渡し役を受け入れる人物だ。


 米アサンプション大学(マサチューセッツ州ウスター)のフランチェスコ・チェザレオ学長は、枢機卿たちは「神学面でのいくつかのスタンスの組み合わせを持つが、同時に現在の教会がどこに向かうのかという問題にうまく取り組める人物」を探すだろう、と述べた。

 コンクラーベは、現法王が退位するとしている2月末のすぐあとに始まるとみられている。コンクラーベが直面する主要な問題はスタイルだ。枢機卿は、控えめな漸進主義者か、壮大な考えを持って統治する、前法王のヨハネ・パウロ2世のような人物にするかで議論をする公算が大きい。

 最近のコンクラーベでは、枢機卿は教会の教えにより保守的なアプローチを取る人たちと、古いカトリック教義の一部の修正を受け入れる人たちに分裂している。ベネディクト16世は、教会教義の最高の執行者としての過去の役割から、しばしば超保守派とみなされてきたが、一方で改革主義者的な動きも見せた。中でもローマ法王庁の組織再編が目立ち、法王は欧州や北米で教会に行く人が減少するなかで、新興国で熱心な教徒を増やすことを目的とした部門を設けた。


ローマ法王が退位を表明-生前退位は数百年ぶり

 伊ルイス大学の現代史教授フランチェスコ・ペルフェッティ氏は「ベネディクト16世は伝統と革新を合体させた。コンクラーベがこの遺産を壊すとは思えない」と語った。

 前回2005年4月のコンクラーベでは、枢機卿たちにはもっと多くの準備期間があった。病気だったパウロ2世は何カ月も前から死去が予想されていたからだ。バチカン・ウオッチャーの間では、コンクラーベの前に次の法王と目された枢機卿が実際に法王になるのはまれだといわれている。イタリアのラジオ局ラジオ・ラディカーレのバチカン担当ジャーナリスト、ジュゼッペ・ディレオ氏は、今回は「全く予想がつかない」と指摘した。



※ティモシー・ドラン氏 (米国)

 現在のところ最有力候補の1人は伊ミラノの大司教アンジェロ・スコラ枢機卿(71)だ。同大司教はイスラム・キリスト教関係の研究者であり、バチカンが直面する最も喫緊の問題の一つ、異教間対話の専門家ともみられている。ただ、ディレオ氏は「ベネディクト法王の辞意の前ならイタリア人(の枢機卿)は法王庁の経験もあることから、有力な候補になっただろうが、今ではそれはないだろう」としている。


※マルク・ウェレット氏 (カナダ)

 ベネディクト法王が選ばれたコンクラーベが開かれていた間には、カトリック教会が最も速いペースで伸びている大陸、つまり、アフリカと南米から法王が選出されるかもしれないとの思惑が強まった。この2大陸からの候補者はガーナのピーター・コドボ・アピアウ・トゥルクソン枢機卿(64)だ。同枢機卿は、エイズ感染予防のためのコンドーム配布への反対など、最も議論の多い一部の教会見解に取り組んだことで称賛されている。


※オスカル-アンドレス・ロドリゲス-マラディアガ 枢機卿
(ホンジュラス)


 アサンプション大学のセサレオ学長は、新興国からの法王は「西側へのドアを閉ざすとは見えない人物でなければならず、これは教会と教会の歴史にとって非常に重要だ」と指摘した。


※レオナルド サンドリ枢機卿 (アルゼンチン)


 北米にも2人の有力候補がいる。1人はカナダのマルク・ウェレット枢機卿(68)で、同枢機卿の教会内での地位は2010年にベネディクト法王によってバチカン司教省長官に任命されたことで大きく上昇した。もう1人はニューヨークのティモシー・ドラン大司教(62)。ドラン氏は09年に法王によって大司教の地位に任命された。ただ、同氏は法王になるには比較的年齢が低い。


※アンジェロ・スコラ氏 (イタリア)

 コンクラーベはバチカンのシスティーナ礼拝堂で外部との接触を絶って行われる。投票できるのは80歳未満の枢機卿だけ。秘密投票は第1日は1度だけ、その後は朝と夕の2回、新法王が決まるまで続けられる。新法王が決まると投票用紙は焦がされ、その白い煙が新法王誕生のしるしとなる。


※ピーター・コドボ・アピアウ・トゥルクソン枢機卿 (ガーナ)

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