「育てる」ではなく、「育つ」

　おはようございます。


　新しく一緒に仕事をする仲間が入ってきて、少し慣れてきた頃ではないでしょうか。
そして、その成長を喜んだり、悩んだりしているかもしれません。



『部下は取り替えても、変わらない！』（著：藤本篤志氏）という本に、


「人が人を成長させる、育てるという考え方ほど傲慢なものはない」

という言葉がありました。


　
　確かに、そうなのかもしれません。

　観葉植物も、温度や湿度の調節をしたり水をあげたりして、育つための環境を用意してあげることはできます。そして、環境を整え続けてあげていると、いつの間にか大きくなっているのです。

　大きくなったのは、植物が自分で成長したからです。葉を引っ張ったから、茎を伸ばしたから、大きくなったわけではありません。



　そう考えると藤本氏の言葉は、言いえて妙ですね。