ラスベガスの絶叫マシーン ～ Crazy Ride in Las Vegas ～

ラスベガスは『カジノ』のほかにも色々な『ショー』や『イベント』、『アトラクション』がたくさんあんねんけど、その中でも今回は『絶叫系アトラクション』についてクローズアップしてみたいと思います


ラスベガスにはこれでもか！って言うほど、人々を“絶叫”させるようなマシーンが数多く存在します



　

まずは『NEWYORK NY』のホテル内を駆け巡るローラーコースター『MANHATTAN EXPRESS』をご紹介 このライドは絶叫と言うよりかは娯楽系かな。けど、完成後に初めて乗った時は、マンハッタンの中を猛スピードでかっ飛ばし、ビルの合間を右へ左へ擦れ擦れですり抜けていくと言う、終わった時は正直コースターの完成度に感動させられました さすがベガス って感じでエンターテイメント感抜群のコースターです。ちなみにお勧めは夜のライドかな 夜のマンハッタンとベガスの夜景が異様にマッチしてますよ





次にベガスのシンボルタワーにもなっている『STRATOSPHERE』の目玉であるタワーのてっぺんにあるアトラクションを紹介 このタワーはてっぺんに展望デッキがあり、ここから『ストリップ』＆『ダウンタウン』とラスベガスが一望でき、展望デッキも外なんで初めてベガスへ訪れた人は必ずして行くべき場所かな 昼、夜問わず最高の景色が堪能できます ただ“高所恐怖症”の方は控えた方が無難でしょうね。そして、さすがベガスって思えるのが、このてっぺんに絶叫マシーンを４つも作っちゃった事でしょうか




タワーのてっぺんをグルグル回るジェットコースターの『High Roller』。（←意外としょぼい。電車みたいやった ガタンゴトンガタンゴトン ）


　

展望デッキから飛び出して下向きにグルグル回転する『Insanity』。（←ツレ曰くなかなかの出来らしい。）
乗ってみてぇ～


　

これも展望デッキから飛び出してシーソーみたいに前後にレールをギリギリに寸止めで動く『X-Stream』。 （← 見た目怖そうやけど、今一との声も多々 けど、この高さだけは舐めない方が・・・ ）


　　

そしてタワー１番のメインライドが展望デッキの更に上からお空へ吹っ飛んでいく『Big Shot』。（←かなりオススメ とにかく高い 絶景です ）


簡単に説明すると『Big Shot』は人間ロケット みたいなもんで、スタッフが『3・2・1・Lift off 』みたいな感じで、人間をタワーのてっぺんから打ち上げて無重力を感じた後、一気に落ちるみたいな、あとはビヨヨ～ンみたいな…。説明不可 足を置く場所とかも無いからホンマ無重力を感じた時は、フワ～って感じです 絶対乗るべし ただ一回でも怖いと思った人は乗らん方が賢明でしょう ちなみに発射地点の高さは地上から280m、打ち上げ後の最高到達地点の高さは、な、なんと、329m だそうです。（←これって東京タワーやん ）恐るべしベガス 行くたんびに乗ってました



他にもベガスには、色々とバンジージャンプや、スカイダイビング、バッファロービルズにある元世界一の落差を誇る『DESPERADO』（←世界一のわりにはベルトがしょぼく、違う意味でスリル満点 (笑) などがある。




その中でもオレが『ラスベガス』でライドして一番スリル、ヒヤヒヤ、ワクワク＆ドキドキを感じたんが『MGM GRAND』のホテルの敷地内にあった 『Sky Screamer』
(今現在は、理由は分からんけど営業してないらしい。閉鎖中？)



　　

この『スカイ・スクリーマー』を簡単に説明すると、空飛ぶバンジージャンプ？高さ100m？（ビル10階）位からワイヤーが１本だけぶら下げられて、そっから巨大振り子？巨大ブランコ？みたいな感じで、ブ～ン (笑) 自由落下です。分かり易い写真が無いので想像しにくいかもしれんけど、イメージ的にはハイジのオープニング出てくるような映像を絶叫マシーンにしたって感じです ツレと乗ってんけど、ハッキリ言って吊り下げられた時はさすがに笑ってられませんでした… マジで乗るん？みたいな


流れとしては、まずお金（US$20.00位かな）を払い中へ。そして事故があっても責任は負いませんみたいな説明と上に行った時の留め金の外し方の説明を受け、振り子の真下でいざ準備開始 見上げれば見上げるほど高い っちゅうか、デカイ あそこが“支点”で“力点”でここが“作用点”でと考えてる間に、ベルトをたくさん背負って1本のワイヤーと接続 あぁ～、ドキドキ この時、ちょっと後悔しました… でっ、いよいよ土台とスタッフが足元から離れていき、ついに『宙ぶらり～ん』の状態に 『オオオオ～ッ 』って思わず声が出ました！その頃、ライド（挑戦）してた人が少なかったせいか、下にはオレ達を一目見ようと観客の人だかりが・・・。人だかりに向かって『イエーイ！』っと言いながらも、内心は心臓バクバク


そしてついに吊上げクレーンが動き出し、オレ達を上へと引っ張り始めた 徐々に高度が上がってきて、観客の声も聞こえなくなり、人が蟻のように小さくなった時、クレーンがピタっと止った。（吊上げ時間２～３分）ムッチャ揺れてるし ホンマ、柱のいっちゃん高いとこまで吊上げられちゃいました！ 柱の先っちょに小さいスピーカーが１つ。そっから下にいるスタッフの声が。ここでも『３・２・１・Ｇｏ！』って声が掛けられるねんけど、そんな簡単に飛び降りれるわけもなく、ちょっとの間、ビルの１０階程度の場所からワイヤー１本で吊るされたまま （←上でいったいオレ等は何をやってるんやぁ～ってボソっと会話。）クレーンとワイヤーの留め金を自分で引っ張って、飛ぶ？落ちる？ねんけど、これがなかなか度胸いる。持ち手もない、足の踏み場もない。。。


そんで、いよいよツレと『行くかぁーーーー！』って気合いを入れ、スタッフが『３・２・１・Ｇｏ！』って言った瞬間に、留め金を引っ張って、


『ウウウウウギャァァァァァァーーーーーーーーーー！！！！！！！』



風を切る音も

『グゥォォォォォォォォォォォーーーーーーー！！！！！！！』


って言わせながら、超巨大振り子を一気に急降下 （完全な無重力状態）そして地面擦れ擦れを通過して今度は反対側へとフワァ～って舞い上がり、そしてまた急降下みたいな 下のお客さんからは拍手喝采 嬉しいんやら恥ずかしいんやら・・・ 下には大きなスピードメーター（電光掲示板）があって見物者に映し出される。見たら時速82マイル（約131キロ）との事。ワシ等は見世物かぁ～


でも、実際経験してみたら意外とおもろかった 怖いのはやる前と留め金外すまでの間だけで、落ちてもうたら、ムッチャおもろいアトラクションやった バンジーとスカイダイビングを足して２で割ったようなスリルはここだけの限定ライドでしょう


でも、残念ながら今は閉鎖？状態。また営業再開して色んな人に体験してもらいたいもんやね。あの高さはベガスでしか実現できひんやろうし。（←話によると、ベガスは安全基準の法律？がどこよりも緩いみたいやし ）あぁ～～、ホンマ今でも思い出しただけで笑ってまうわ


この 『Sky Screamer』 を体験してからは、その辺の絶叫マシーンには恐怖心を感じなくなった事は言うまでもありません



長々と理解に苦しむ長文を読んで頂きありがとうございました



またラスベガスの続編をお楽しみに～