***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

GOOD BY YOSHII KAZUYA @山梨コラニー文化ホール(ネタバレ有)

2013-02-23 21:31:55 | 吉井和哉・生!

 




すっごくいい意味で爆発感のないライヴ!



最高でした!!!


大好きだわ、吉井さん(照)




 

 

 

翌日の追記です**********************************************

 

 

昨夜は帰りも鈍行で、家に帰り着いたのは夜中の0時半。

さすがに疲れましたが、でも心は元気。たっぷり元気。

満たされました~。

 

 


物販は、ハナホシアイクッションとピンズが欲しくて並んだけど、
カウンター前でクッション売り切れを知り、ガ~ン。
個数限定だったのね~~(←無知すぎ)

そのショックでピンズも買い忘れ購入物無し(汗)
府中かその次で頑張るわ。

今回は珍しく物販で並んでいるときと終了後に、
やはりひとりで参加していた女性に声を掛けられました。
寂しげに見えたのかな(笑)
全く知らない者同士なのに、吉井さんという共通項で会話が弾む、
なんだか嬉しいもんですね。

 

 

で、

『GOOD BY YOSHII KAZUYA』初日。


開演前のSEから手拍子。

こういうの自分からしたいけど誰も乗ってくれなかったら恥ずかしいって
なかなか出来ないんですよ。
やり始めてくれる人にいつも感謝してます。

 

客電が落ちて登場した吉井さんは、すんげーカッコイイ(笑)


濃紺か黒のジャケットにピッタピタパンツ、黒地に小さな白い水玉のシャツ、
黒のショートブーツ(サイドゴアかな)、サングラス無し。

エディ・スリマンなのか分からないけど、ジャケットのスタイルがめっちゃ綺麗。
吉井さんに凄くあってるわ。シャツもいい。
この日の上半身は完璧!
下半身もいいけど(←ボトムって言えw)、ちょっとパツンパツンすぎるかな。
座るときにパンツのモモのあたりを「ウンショウンショ」ってたくし上げてましたもんね(笑)

最近切ったという髪もgood。

ホントに思わず「キャ~」って声が出ちゃったくらいカッコよかったです。

 

 

メンバーはナポリタンズに戻って、鶴ちゃんがウブさん位置に移動してました(笑)

私の席は前方の上手サイド側。
吉井さんとの間に少し大柄な男性がいて、右に左に体をずらしながら
見ていたので後ろの方は落ち着かなかったかも(汗) すんません。

 

1曲目は【トブヨウニ】

この1曲目の【トブヨウニ】という柔らかな曲の選択が、
なんでか不思議なくらい自然。

歌の出だしが♪風に揺れている♪からじゃなくて、
それをラストにもってきてた気がしたんだけど記憶違い?
でも、ラストに「目を覚ませピンク」って囁くように言ってたのは確か。
あの囁きは反則だから(笑)


【点描のしくみ】は高揚するんですよね~。
今回は聴けないと思ってたから余計嬉しかったです。

レーザー光線は無し。

照明も特別派手さは無く、というか今回は全体を通して暗めで、
ステージよりも客席に向けての照明が多かった気がしますわ。

 

【I WANT YOU I NEED YOU】も、もちろんアッパーではあるけど、
ためてドン、というのをわざと止めてるような感じがあって、
これが今回のコンセプトなのかなと勝手に解釈。

多かったですよね、アレンジ。

 

【ゴージャス】は、あのイントロで「へええええっ」
めっちゃ意外でめっちゃ嬉しい。
でも歌詞を忘れてて一緒に歌えなかったのが悔しい(笑)
次回までに覚えときます。

吉井さんはこの曲が最初のギター、かな。

 

【CALL ME】のイントロが流れ出した時、うしろで
「嬉しい~~、これが聴きたかったの~~」という声がしました。
吉井和哉ソロ曲の代表という感がありますね。

 

【朝日楼】はこの日も素晴らしかった。
凄い表現力。
もう、たまりませんわ。

途中からギターを抱えたまま、でも弾くでも無し、という場面があって
「?」だったんですが、これは次の【シュレッダー】に繋げるためのようでした。

 

声はこのあたりまでとても良かったんですけど、
中盤から少し掠れてきたかなという感じ。
絶好調ではなかったですね。

でも、それを表現力で補って充分余りある吉井さんの歌唱力。

 

1年ちょっとぶりに聴けた【LOVE&PEACE】
やっぱりいいです。
何故か分からないけど涙が出てしまった。

 

【雨雲】はとっても久しぶり。
天才インディアンツアー以来ですよね。
あの初日を思い出すな~(笑)
あんなこともあったよね~~。

って、しみじみしてたら、ここで全員退場。

「な、何故に」と少し焦ったりして(笑)

 

そしたら、スクリーンにメンバーによるLINEの会話が映し出されて
場内は爆笑の渦(笑)

鶴ちゃんの「LINE初めてです」とか(笑)

吉井さんの「アンコールは無いらしい」に客席は「ええええ~~」
メンバーはみなガックリ絵文字で、最後のバーニーはガーン絵文字とか(笑)

「甲府駅近くのセブンイレブンに行ったら、病院が近くてお客さんがおばあちゃんばかり」に
佳史さんが「それはセブンティセブン(だっけ?)ですね」とか(笑)


和みますわ、これ(笑)

 

 

その後、吉井さん&メンバーが再び登場してくれてホッ(←あたりまえw)

ステージにはピンクで「1930年代、イギリスの客船のBarか何かで
使われていたスツール」と紹介してくれた椅子がセットされていて
吉井さんはそこに座り、(前述の)パンツをズリズリと(笑)


吉井さんが「みなさんも良かったら座ってください」と言ったので
座ろうとしたら誰も座らず(汗)
吉井さんは「じゃあ、ずっと立ってろ!(笑)」

たまには座って吉井さんの歌を聴きたかったな~。

 

バーニーと淳悟さんはアコギで、佳史さんは前に出てきて
縦長の箱のような椅子に座り、前面を叩いてましたが、そういう打楽器なんでしょうか。


ここからはアンプラグド。
「音はマイクがひろってるんだよ」とかなんとか。

そんでもって、
「今日はこのツアーで予定してる曲を全部やります。つぶやくなよw」って(笑)

嬉しいよぉ~~、来て良かったよぉ~~。

 

 

先日の12-Barを彷彿とさせるようなステージで演ってくれた
【HATE】【Working Class Hero】【WANTED AND SHEEP】
【4000粒の恋の唄】【MY FOOLISH HEART】

これが全部良かった。すんごい良かった。

【HATE】の歌声にゾクゾクと鳥肌が立ち、
スーパーライブで初披露してくれた【Working Class Hero】は
あの時よりずっと吉井さんの歌になってて、
ライブで聴いてみたかった【WANTED AND SHEEP】には
つくった当時の悲壮感みたいなものより、俯瞰で眺めてるような
いい意味の余裕を感じ、
【4000粒の恋の唄】では、船内で使うような小さなライトが暗い中で
ゆらゆら揺れていて、もうメチャクチャいい雰囲気で、
【MY FOOLISH HEART】ではジーンとしてたら、声がひっくり返っちゃて(笑)
吉井さんはほっぺをペチって、それがまた可愛くて、

ああ、なんて素敵なステージ、

場末のバーというよりも、まるで深い海の底につくられたバーで聴いてるような。

この流れで【BEAUTIFUL】が聴けるかもって期待してたら無くてガッカリ、、

が、

通常のスタイルに戻り、
何やら汽笛の音とともに英語(?)の音声と機関車が走るような音が流れだし

【BEAUTIFUL】

聴きたかった。凄く聴きたかった。

イントロが流れだした途端、涙がポロポロ。
自分でもわけが分からないほど大泣きでした。

吉井さんは【BEAUTIFUL】を歌ってる途中、ちょっとだけマイクを
離した場面があって、
あとで「甲府はやっぱり田舎だね。鼻に虫が入っちゃって」って(笑)

いや、あれは絶対泣きそうだったに違いない(笑)

 

【BELIEVE】はライブだとイマイチと思ってたんですが、
この日の【BELIEVE】はなんだかグッときました。

 

【HEARTS】は既に名曲の貫禄。
素晴らしいです。

 

 

MCは

「CDの売れない時代に、ベストアルバムもそこそこ売れて(笑)」とか、

「グッバイ吉井和哉という不吉なツアータイトルなんですけど、
それはこれからまた新しいことをやっていくということと、
みなさんにこのライブでたくさんのGOODを持って帰って欲しいという
思いでつけました」とか、

「20年、本当にいろんなことがありました」から
「20年前は阿佐ヶ谷のモスバーガーでいつも曲を書いていて、
次にやるのもそこで書いた曲です」と言って流れ出したのが
【LOVERS ON BACKSTREET】

会場からは「キャ~~~~~~~」という悲鳴にも近い歓声が。

ホントに「えええ? えええ?」で、これまた意外。
んで、嬉しい。

♪今2時25分♪のところで、前の方の人が
指を2、2、5ってやってて、それがカッコいいんだわ(笑)
私も府中でやってみよっと(笑)

次もモンキー曲で【バラ色の日々】


ソロ曲が多いと思ってたから本当に意外。


「コア層は来るな」って、「コア層は(悶死しちゃうから)来るな」だったのね。

なんで大事なところを省いちゃうかな。

「分かってくれてるよね」じゃなくて、ちゃんと言わなきゃダメだよ。

ホントにもう。これが分かったとき、私は泣きそうになりましたよ。

 

 

【WINNER】は最初何の曲か分からず。これもアレンジですね。
声が裏返るあの高音部分は低音に変えて。

ちょっと苦手な曲だったけど、この時の自分はなんだか憑きものが落ちた
みたいな感じになって、凄く素直に響いてきたんです。
なんでだろう。

 

【Shine and Eternity】は開放感たっぷり。
あの難しいタイミングの腕振りも今は問題なし。
一応コア層と言えるかな(笑)

 

【FLOWER】は胸を熱くしながら、吉井さんと声を合わせ、

 

そして、ラストの【血潮】は、お客さんの手拍子だけをバッグに歌うという、
思ってもみなかった試み。

これ、手拍子はきっちり揃わないし、
というか、バーニーのタイミングの取り方と吉井さんのそれでも違ってるし、
吉井さんの耳に届く時間差もあるだろうしで、かなり歌いにくかったと思われ、
途中ハナモゲになったりして(汗)

そんでもって、(私だけかも知れないけど)手拍子のタイミングを気にしながらなので、
吉井さんの歌に集中出来ず、ちょっと辛かったなと(汗)

でも、これでギターを弾きながら歌を唄う吉井さんの苦労がよ~~く分かりました(笑)

 

 

そういうこととか、音響の乱れとか、いろいろあったけど、

それが気にならないというより、その未完成さがかえって心地よいという
不思議なライブでした。

回を重ねて完成されたら、その時はまた素晴らしいってなるんだろうけど(笑)

 

LINEで予告されたとおりアンコールはなく、

でも全然OK。

とってもとっても楽しかった。

 

吉井さんは終始にこやかで、お茶目で可愛くて。

 

あたたかいもので体中が満たされたような素敵なライブでした。

 

 

2月23日という日が、いい思い出の日に変わって嬉しいよぉ~~~。

 

 

 



 

<セットリスト> ←違ってたらゴメンね(汗)

 1【トブヨウニ】
 2【点描のしくみ】
 3【I WANT YOU I NEED YOU】
 4【ゴージャス】
 5【CALL ME】
 6【朝日楼】
 7【シュレッダー】
 8【LOVE&PEACE】
 9【雨雲】
10【HATE】
11【Working Class Hero(ジョン・レノンのカヴァー)】
12【WANTED AND SHEEP】
13【4000粒の恋の唄】
14【MY FOOLISH HEART】
15【BEAUTIFUL】
16【BELIEVE】
17【HEARTS】
18【LOVERS ON BACKSTREET】
19【バラ色の日々】
20【WINNER】
21【Shine and Eternity】
22【FLOWER】
23【血潮】

 




 

 

 


 


最新の画像もっと見る