***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

ジョン・レノン音楽祭 2011

2011-12-08 23:12:54 | 吉井和哉・生!

 

 

ジョン・レノン スーパーライヴ。

吉井さんは今年もトリでした。

  

そして、圧巻でした。

 

吉井さん、最高!!!

 

 

今日はとりあえずソロで歌った曲目だけ。

【Yer Blues】
【Jealous Guy】
【Mother】 

 

 

はふ~~っ

 

 

 

 

***********************************************

 

はい、翌々々日です。セトリはあちこちから拾ってきました(汗)

ザクッと書きます。

 

 

 

この日の席はアリーナの真ん中より少し左寄りの通路側。


肉眼で問題なく見える位置だったんですが、
前席が背の高い男性だったので、20センチほど通路側にはみ出したら、
即、係の人が飛んできて「はみ出さないで下さい!」

ちょっとくらいいいじゃんよ~~(x_x) ☆\(^^;) ぽかっ

いつもの元気なおじさまは近くにはいませんでした。いませんでした(笑)
ホッとして、ちょっと寂しかったり。本当は好きなんかい?w

 

 

で、オープニング。

のっけから、吉井和哉、斎藤和義、奥田民生の3人が登場です♪

 

向かって左から吉井さん、民生ちゃん、和義さんという並びで、

そして、民生ちゃんと和義さんの間にジョン。


写真はこちらから勝手にお借りしました

1曲目は4人で【Gimme Some Truth】

ジョンがメインヴォーカルで3人はギターとコーラス。

年下のジョン・レノンと同じステージに立つ日本のミュージシャン3人。

なんとも不思議な光景でした。

もっとも当の3人は、スクリーン状のものが横にあるだけなので
その不思議さを味わうことは出来なかったでしょうけど。

しっかし、友人は1曲目が終わるまでバーチャルだと気付かず(笑)
「じゃ、あれは幽霊かよ」とツッコミたくなりましたわ。

 

2曲目は【Everybody's Got Something To Hide Except Me And My Monkey】(長っ)

英語歌詞なので3人が合わせて歌うのはやっぱ難しいようで(汗)

なので、ソロパートになると、いきなりカッコいいんだわ(笑)

 

吉井さんの出で立ちは、革のロングコートにUネックTシャツ、ピタピタパンツ、
オール黒です。それに黒い石の指輪と銀プレートのペンダント(←これお初です)

ロックですね~。

でも、黒革のコートは、前を閉じてるからダボッとしてて、パっと見レインコートみたい(汗)
吉井さんはシェイプされた服の方が似合うのにな~。

髪は明るくなっていて、両サイドに下ろした髪が綺麗にカールされ、ホスト風?
ちょっと、らしくないな~って(ゴメンね、ゴメンね~)

和義さんも黒の革ジャン。民生ちゃんは省略(笑)
っていうか、いっつもチェックシャツだし(笑)

 

  

『ROY(THE BAWDIES)』

【Twist&Shout】
【Stand by Me】

ラブサイケのナオキ君から呼び込まれて登場したROYクンは、
お馴染みのピッタピタスーツ。色は薄いブルー。

お尻がプリプリしてて可愛かったですゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

淡々としたステージを展開する人という勝手なイメージを抱いていたら、
「一緒にシャウトしようぜーーーーーー」って、あらビックリ(笑)

力が入りすぎで声が出なかったのか、はたまたマイクの不調なのか
というような場面もあったけど、トップバッターの緊張を吹き飛ばすかの如く
とにかくスーパーハイテンションのステージでございました。

 

 

『BONNIE PINK』

【Help!】
【You've got to hide your love away】

このライヴの常連さんなのに、毎回初々しいですね~。
微かな声の震えに、「絶対この人はいい人だ」と思ったりします。
そんでもって、年々健康的なビジュアルになってる気がする(笑)

いつもながら歌の感想でなくてすみません(汗)

 

『サニーデイサービス』

【The ballad of John and Yoko】 (訳詞)
【Imagine】(訳詞)

サニーデイでの出演は初めてかな。
1曲目の「ジョンとヨーコのバラード」、凄くイカしてました。
曽我部さんのリズム感、好きです。

 

 

『杏』 

ひっつめヘアにチュールのスカートで登場した杏さんはかなり緊張の様子。

ライヴで建てられた学校に通う子供たちからの手紙を、
何度か噛みながらも、しっかりと間を取って朗読。
杏さんは、その姿と対照的なフィナーレでの弾けた姿が印象的でした。

手紙は感謝の言葉と、東日本大震災で被害を受けた人たちを励ますもので、
その気持ちが嬉しいし有り難いと思う一方、
どの手紙も文面が綺麗にまとまりすぎじゃない?なんて前回と同様感じちゃったり、、

という、まともな文章が書けない者のひがみは置いといて(笑)

このライヴも今年で11回目。

支援により建設された学校は、10年間で28ヶ国に107校、
今年新たに10校の建設が予定され、117校になるそうです。

そういった数字や、学校の様子などを映像や手紙で紹介してくれることにより、
このライヴに参加したことが少しでも役に立っているんだと、
一方通行じゃなく、ちゃんと分かって嬉しいですわ。
ええ、吉井さん目当ての参加であってもね(笑)


そして、今年はグッズの売り上げを震災で親御さんを亡くした子供たちのために
寄付するとのことでした。

 



 

『スペシャル・ゲスト 桑田佳祐』 

【She loves you】
【You can't do that】
【恋する二人】
【I'm a looser】
【It's only love】
【I Feel Fine】
【Slow down】

総立ちの拍手の中、メンバー全員がビートルズルックで登場。
マッシュルームカットの方もいましたね(笑)

「いくよーーーーっ」の掛け声で始まったのは【勝手にシンドバッド】(笑)

いいですね、このおちゃらけ。さすが桑田さんです。

その桑田さんは、1曲1曲MCを交えながら楽しそうに歌っておりまして
武道館も大盛り上がり。

ヨーコさんからずっとオファーされてたけど、自身のチャリティコンサートのため
断り続けて、でも震災のこの年はということでの初出演。
それでも7曲はちょっと特別扱いしすぎじゃないのという気も正直ありましたが、
どこまでもお客さんを楽しませようというそのステージを目の当たりにすると
ま、楽しきゃいいかってカンジで(笑)
それに、どの曲もタイトにアレンジされていたせいか、
7曲もそう長くは感じなかったし(「そう」ってw)


MCはアブナイ話しが多かったです(笑)

「ここに出させてくださいと言い続けてきて、今回やっと出させてもらえました」は
桑田さんらしいリップサービス(笑)

「大将(ジョンのこと)は明日が誕生日なんだよね」というのは、
桑田さんでも緊張しまくりなのか、単なる勘違いなのか(汗)
お姉さんが熱狂的なジョンのファンでなんたらという話しの詳細はここに書けないし(笑)

とにかく御大らしさを微塵もカンジさせないお茶目なMCでございました。

 

 

 

『菅原文太』 (声の出演)

Imagine(訳詞)の朗読。
渋くて味わいのある朗読はさすがというカンジだったのですが、
桑田さんの出演後あまりにすぐだったので、気持ちの切り替えが出来ず(汗)
加えていきなりの尿意のため、途中でトイレへ(スンマセン)

 

 

『Overground Accoustic Underground』

【Across the Universe】
【(Just like) Starting Over】

トイレから戻り席に着くと、聞き覚えのある声、、

「ん?」とステージを見ると、話しているのはTOSHI-LOWさん?

ええ?TOSHI-LOWさんが出るなんて「聞いてないよ!」(笑)

はい、ここで恥さらし。
私、『Overground Accoustic Underground』というバンドを全く知りませんでした。
なので、ほとんどがBRAHMANのメンバーで構成されているということも全然。
このバンドとTOSHI-LOWさんが親しくて、ヴォーカルの人が外人さんだから
代わりにMCをやってあげようと飛び入り参加したのかな、
なんて思いっきり勘違いしちゃってました(汗)
故に、翌日の日記にもトンチンカンなこと書いてます(大汗)
ちゃんと予習しとけよって。


復興支援で向かった時の様子を語るTOSHI-LOWさん。
それはそのまま詩のようで、なんでこの人の語りはこんなに説得力があるんですかね。

「今、この人が生きてたら、たぶんこんなメッセージをくれたんじゃないかって」
と言って、演奏された【(Just like) Starting Over】は
とてもカッコいいアレンジでした。

1曲目も聴きたかった~。

 

 

『LOVE PHYCHEDELICO』

【Watching The Wheels】
【Nobody Told Me】


いつものようにスルスルと美しい英語で歌われるジョンの歌。
心地いいなぁ。

派手さはないけど、もしかしたらラブサイケはこのライヴの
重要なくさびになっているんじゃないかなと思ったりして。

 

 

 

『斉藤和義』

【Rain】
【Rock & Roll Music】 (訳詞)

【Rain】は和義さんのもったりした歌い方に合ってて素敵でした~。

MCはいつものごとく「え~」「う~~」で(笑)
「なんすかね、え~~、んじゃ、曲にいきます」と歌い出した【Rock & Roll Music】は
強烈な反原発ソング。

和義さんらしいというか、これは和義さんだからOKで、
こういった具体的なメッセージソングは吉井さんには歌って欲しくないです。
もちろん反原発に反対ということじゃなくてね。
そんなこと言われなくても吉井さんは歌わないでしょうけど。

 

 

『奥田民生』

【Savoy Truffle】 
【I'm Only Sleeping】

【Savoy Truffle】は、ジョージ・ハリスンの曲。
ジョージ没後10年ということで「歌ってもいいよ」とお許しが出たそうです(笑)

「これからはずっとジョージの曲だけで」といいつつ
「では、ジョンの曲を」(笑)と【I'm Only Sleeping】

これがとってもカッコよかった。 
民生ちゃんはプレイしてる姿が普段の10倍カッコよくみえる
第一人者ですね(笑)

民生ちゃんの歌、もう1曲聴きたかったです。

 

 

 

ここまで来て、ハッと気づく。

もしかして、あとは吉井さんだけ?

今回はトリはないだろうって思ってたのに~~~~(嬉)

 

 

おっと、その前に大事な人を忘れちゃいけません。

 

『オノ・ヨーコ』

【ライジング】

上下黒のラフな装いのヨーコさん。

最初の雄叫びで「ま、またですか」と引きそうになったけど、
琵琶の音を絡めて歌ったそれは、未曾有の被害を受けた日本の人たちに対する
熱い熱い応援歌でした。

絞り出すように歌い叫ぶヨーコさんの姿に
初めて本気で感動したかもです。

 

 

 

『吉井和哉』

 

【Yer Blues】 (訳詞)
【Jealous Guy】 (訳詞)
【MOTHER】 (訳詞)

今年もトリ。
有り難いな~。

ツアー中だから、吉井ファンが少ないんじゃないかと心配したけど
「吉井さ~~ん」の声も多くてホッ。私も頑張りました~~(笑)


3曲とも日本語訳詞で。

【Yer Blues】はね、明るく「どうも。吉井和哉です」と言ったあと
いきなり「死にた~い!」ですから(笑)、お客さんの中には「うっ」と引かれた方が
少なくないかも。
私としては、今回は1曲目にみんなで楽しめる曲が聴きたかったなぁと。

【Jealous Guy】は、吉井さん曰く「日本一エロいロッカー」の和義さんの訳詞で。
ちなみに、吉井さんは和義さんにお伺いの電話をかけたんだけど、
取材とかで全然繋がらなかったそうな(笑)

その【Jealous Guy】、これがね、良かったんだわ。

“ヤキモチ妬きの男がいるよ あなたの前の僕のことだよ”って、
書かないでしょ?吉井さんが、そんな歌詞。

“あなたが昔の恋を笑って話す それだけで胸が苦しいんだ”って、
吉井さんの口からそんな言葉が聴けちゃうのよ、あなた(笑)

いやいや、ホント、照れくさいったらありゃしない(笑)
去年、和義さんの歌を聴いたときは何とも感じなかったのに(おいおいw)

で、すんごい欲を言えば、これをハスキーボイスでなく艶々の声で聴きたかったなぁって。
【Yer Blues】のあとはどうしてもね~(汗)

 

 

そして、

吉井さんが「音楽を聴いて初めて泣いた曲」だという【MOTHER】 は
忌野清志郎さんの訳詞で。


 ピーンと張り詰めたようなピアノの音と、美しいブルーの照明。

その中で歌い出した【MOTHER】 は、今まで聴いたことの無かった
吉井さん自身の叫びでした。 

ジョンの想いと清志郎さんの想い。

それに重なる吉井さんの想い。

 

お父さんのこと、お母さんのこと。

震災で親を亡くした子供たちのこと。

その想いが一気に溢れたような【MOTHER】

 

凄かったです。

本当に凄かったです。

 

私は涙が止まりませんでした。

吉井さんの生い立ちとか、そんなこと全然知らない友人も泣いてました。


今思い出すだけで涙が出ます。

 

 

 

 

そして、楽しくて感動的なフィナーレ。

 

【Happy Xmas】
【Power To The People】
【Give Peace a Chance】
【Imagine】

 

 

今年も【Happy Xmas】の歌い出しは吉井さん。
“So this is Xmas”の声にアドレナリン急上昇(笑)

何故か今回は全員での歌がグチャグチャに聞こえたけど(汗)
私は吉井さんのパートがちゃんと出来てればそれでOKゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ


ヨーコさんは何度も吉井さんを見上げて微笑み、吉井さんも微笑み返す、と。
まぁ、いいけどね(笑)

 

 

ヨーコさんは最後に

「みんなで頑張って健康になりましょうね」と(笑)

 

憎めない人ですねぇ、ヨーコさんは。

 

 

 

 

一人で見る夢はただの夢

みんなで見る夢は現実になる

 

 

今年も素敵な時間をありがとうございました。

 

 

 

i ii iii

 

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