『ありがち日記』

宮廷の諍い女の感想♪

華流作品だけど、普段は台湾ドラマばかり見ているので、中国の宮廷ドラマは初めての視聴。
見た方の評判とか、 予告で見た本格的な衣装や小物類の美しさとか、諸々興味を覚えたこともあって、
全76話という長さでも見ることを決めたのですが…

いやー、確かに面白かったー
舞台は清朝・雍正帝時代の後宮。その名前、世界史で聞いたことありますねっ…(汗)

以下、BSフジの公式サイトより、あらすじ引用です(タイムリーな話題で、引用元ははっきり示さなくちゃね~)。

 1722年、 9人の皇子たちによる皇位を巡る争い“九王奪嫡”の末、愛新覚羅・胤(あいしんかくら・いんしん)が康熙帝の後を継いだ。それは清の第5代皇帝・雍正帝の時代の幕開けと同時に、皇帝の寵愛を巡る側室たちの激しく哀しい諍いの始まりでもあった……。
 皇后と華妃が勢力を二分する後宮に、甄嬛が側室として宮廷入りする。 そこは皇帝の寵愛を巡り、女の嫉妬と陰険な陰謀が渦巻いていた。 華妃とその手下の側室が仕掛けてくる冷酷な罠を、甄嬛は智慧で乗り越える。しかしその諍いで心も疲れ切った甄嬛は宮廷を後にする。外の世界で待ち受けていたのは、皇帝の弟・果郡王との安らぎの時。しかし幸せな時間の中、甄嬛を不幸に陥れる真の敵の影が忍び寄っていた。
 再び後宮に戻る甄嬛は、真の敵を倒すことができるのか?果たして果郡王との愛は貫けるのか? 甄嬛の辛く哀しい人生の扉が、今、開かれる――

ほうほう、なるほど。 全くその通り!
こうやって書くと10行にも満たないけど、本当はもぉ~っと深いお話。登場人物も多いし。
セリフも美しく、詩の引用も多いので、なんか耳で聞くのも心地良いのですよね…(争ってるシーン以外は(笑))
それに、衣装や装飾品がとにかく美しく、かなり目の保養になる。
「この薬指、小指に付けているとんがりコーンの長いバージョンみたいな装飾品は何かしら?」と調べたり、
位が上がったり、季節が変わるごとに衣装を変化させて、細かいところも手を抜いていないところに感心したり。

何と言っても、出ている女優の皆さんが、個性がありつつも本当に本当に綺麗な方たちで、ウットリですよ~
やっぱり私はアジア圏でも華流の俳優さんが好きだなと改めて思った。

その分、男性陣は少々地味目かな…
雍正帝は(ただスケベな)おじさんだし(笑)、家臣もおじさんか宦官。
唯一イケメンポストは果郡王ですかねイケメンで風流人で一途な愛を貫いていて。
もうね、最後の最後まで甄嬛を思う姿に涙しましたよ私は

とにかく寵愛をめぐるドロドロした争いや冷酷な罠に立ち向かい、最終的に昇り詰める主人公の姿には、
清々したような何か吹っ切れたような強さがありながら、真の愛を貫くことが叶わない哀しみも同時に感じられて、
最後のシーンで、広くて豪華な寝所で眠りに就く甄嬛の顔が全てを物語っているように、私には見えました。
もちろんその前に、残酷な復讐を遂げているわけで、ゾクゾクしましたけどね…
女性って、変わるもんなんだな~!

長かったけど、これにハマる人が多いという理由もうなずける、良い作品でした~ 


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