それどころか失うものの方がずっと多い

　そうなると食事時間を節約した分よりも、もっと多くの時間を失うことになるだろう。食事中、会話をしないという考え方については、フランクリンのような賢者も同意見だが、私はつまらないことだと思う。

　私は、食堂で皆が食事している間一人が本を朗読してきかせるという案を実行して、得意になっている学生を知っている。しかしこれはおおまちがいだ。そういうことからは何も得るところがない。それどころか失うものの方がずっと多い。

1日5600万円 トランプ次期大統領の警備費用にNY市長悲鳴

　来年１月の正式就任までの間、ほとんどの時間を自宅があるＮＹのトランプタワーで過ごしているトランプ次期大統領。

　だが、ここにきて警備を引き受けているデブラシオＮＹ市長が５日の会見で、オバマ大統領と連邦議会に対し、警備費用の負担について“泣きの手紙”を送ることを明らかにした。

〈密集地区で狭い道、すぐに渋滞する状況で、ＮＹの警察官が安全のため２４時間奮闘している。交通警官をはじめ軍服姿の将校まで、多くの要員が残業を強いられている。市には多くの余分な費用が発生している〉

〈大統領就任以降も警護は続くようだ。少なくとも（トランプの）１０歳の息子バロン君が学校を出るまでといわれている〉

〈これまで連邦政府は、外国の高官や大使、大きな国のイベントに費やしたコストを市に払い戻してきてくれた。２００４年の共和党大会の時も負担してくれた〉