先日のアクセス20,000回にコメントを頂きましたex. Londonerさまからの情報で、オンタリオ州ロンドン市の空の玄関ロンドン国際空港(正式名が本当に London International Airport なんです)の片隅にあるレストランKatana Kafe の存在を初めて知りました。
Webで調べて、身近な色々な人に話を聞いたのですが、大半の人が『えーっ?そんなの知らない』という反応。 然し、Webではお客さんのレーティングなんかでは大変な高い評価のレストランです。 『これは調査してみなければ』と、昨日調査隊を編成し、密かに潜入を試みました(別に密かに、という必要も無いのですが・・・)。
この日のロンドン国際空港は氷点下5℃。 雪が降りしきるあいにくの天気。 でも、問題のKatana Kafe はこの空港メイン・ビルディングの中でにはないのです。
Katana Kafe は旅客ターミナルからは全然離れた北の個人用軽飛行機専用施設のDiamond Flight Centerの端っこの一番滑走路に近い場所にありました。 一般人は絶対に行かない部分なので、分からない筈です。 ちなみにDiamond Aircraft社はロンドン空港の一角で軽飛行機を生産している会社です。
Katana はこのDiamond Aircraft社のヒット商品の単発、2人乗りの軽飛行機の愛称です。 Diamond社は以前のブログでも一度紹介したことがあるので、良かったらクリックしてみてください。 ⇒オンタリオ州ロンドンの航空産業
Katana Kafe (x Cafeではありません)。 飛行機のプロペラの回転をロゴにしているみたいですね。 なかなかおしゃれな雰囲気です。
これが内部。 なかなかセンスのいいレストラン。 一般のお客さんでも全然問題ありませんが、何か飛行機愛好家のクラブハウスみたいな感じもします。 滑走路や誘導路が目の前なので、飛行機の離発着がよく見えます。 夏場の夕方のパティオなんか最高かも知れない。
レストラン脇には駐機場と格納庫があります。 ヒョイッと飛行機で乗り付けて、ちょっとここでお食事を、という人もきっといるに違いありません。 尤もこんな天気じゃどうしようもありませんけどね。 この日は滑走路を一生懸命除雪して、通常の定期旅客機は離陸していましたが、流石にこの手の軽飛行機は無理?
こちらでは珍しいオープン・キッチン形式のレストラン。 お料理は、基本的に創作系フレンチ。 ディナーはそこそこ高級ですが、ランチはハンバーガーやサンドイッチもあって意外にお手頃です。 ちなみにロンドン野郎が食べたFish & Chipsは、衣の揚げ方がフワッとサクサク、今まで食べた中で最高でした(すみません。 写真撮り忘れてしまいました)。 実はこの店のシェフのKelly Hamiltonさんって有名な人らしい。
レストランの壁には、昔のロンドン国際空港の様子なんかの写真も展示してあります。 ロンドン国際空港はその昔、王立カナダ空軍(RCAF)の飛行学校だった歴史があります。 それもあって、ローカルな空港にしては驚くほど長い滑走路があったり、設備も充実しているようです。
レストランの外には飛行機GOODSのショップがあります。 残念ながらこの日は天候のせいかCLOSEでしたが、このお店を覗いてみるだけでも面白いと思います。
レストランだけでもかなりのハイレベルなので、飛行機好きでなくても十分楽しめます。 Katana Kafe は、ロンドン野郎のお気に入りの場所の一つになりました。 是非一度足を運んでください。 営業時間と曜日には注意してね。
Katana Kafe
2530 Blair Blvd., London, ON
In Diamond Flight Centre
(519) 455-9005
Lunch 11 am - 3 pm (Seven Days)
Dinner 5 pm - 10 pm (Wednesday to Sunday)
Breakfast 9 am - 12 pm (Saturday & Sunday)