リジィ子の晩ご飯 in California♪

お気楽日記のリジィ子がカリフォルニアの自宅にて、お気楽に作る晩ご飯のすべて。

酢鶏。

2005-11-05 02:40:58 | 中華
本当は、昨日の晩ご飯は、すき焼き風焼うどんで、
今日が酢鶏の筈だったのだが、
献立表を見ていると、金、土、日と三日間鶏料理が続く事を
発見してしまい、これはいけんなぁ~、と
昨日と今日のご飯を入れ替えたのだ。

で、昨晩が酢鶏。今晩がすき焼き風焼うどんです。
明日は、ちょっと豪華にローストチキン。
明後日は、鶏の水炊きを予定しています。
予告みたいなんだけど、ローストチキンは私の頭の中に浮かんだ
レサピで、美味しいかどうかは全く分からない試作品となる予定。
翌日のレサピ、楽しみに待っていてね。
不味かったか、美味しかったかの評を書きますね。

さて、酢鶏。酢豚の鶏肉版だから、酢鶏なのです。
鶏肉の唐揚げを作って、そこに甘酸っぱいあんを絡めた酢鶏。
酢豚も美味しいけれど、何故か私は酢鶏の方が好き。
柔らかくて、食べやすいからかもしれません。

作り方です。

材料:
鶏肉     400g
タマネギ   大1個
ピーマン   大1個(日本の物なら3個)
人参     ちょっと太めな物2本(日本の物なら1本)
にんにく   ひとかけ
お湯     1カップ
中華スープの元 小さじ1強
砂糖     小さじ4
醤油     大さじ3
ケチャップ  大さじ1
酢      大さじ1~2
片栗粉    大さじ1/2強

作り方:
1. 鶏肉は一口大に切り、酒大さじ4、醤油大さじ4、こしょう少々で揉んで、15分程置いておく。
2. タマネギは大きめなくし切り。ピーマンは縦半分に割、タネとヘタを取ったら、タマネギの太さに合わせて縦に切る。その後、長さを1/2に切る。人参は乱切り。にんにくはつぶしておく。
3. お湯、スープの元と片栗粉以外の調味料は合わせておく。
4. 鶏肉に片栗粉大さじ2と卵白1個分を混ぜて、180度位に熱した油で順次揚げていく。
5. 中華鍋に油を熱し、熱くなり過ぎる前ににんにくを入れ、よく香りを出すようにする。香りが立ったら、野菜を入れ、サッと炒める。
6. お湯を加え、一煮立ちさせる。煮立ったら、スープの元を加え、よく混ぜる。
7. 6に合わせ調味料を加えて良く混ぜ、煮立たせる。次に唐揚げの油を更に熱くして、一度揚げた唐揚げをもう一度サッと揚げる。
8. 鶏を二度揚げしながら、片栗粉を大さじ1の水で溶いたもので、野菜の方にとろみをつける。
9. とろみが良い感じにしっかりついたら、火を止め、揚げ立ての唐揚げを加えて、よくよく絡ませる。

これで、かなりカリッとした甘酸っぱい美味しい酢鶏が出来上がる筈。
野菜はこの他に、きゅうりやタケノコなんかも加えても良いかも。
私は、この3点のみが好きなので、これ以外には
滅多に入れないが。

ちなみに、酢の量はお好みで。
私は、1杯しか入れない、かなりマイルドな味の酢鶏にしました。

ちょっと時間はかかるけれど、
家で作った酢鶏も、中華料理店に負けない美味しさです。
うちの旦那は、「どこの中華屋さんよりも美味しい」を連発でした。
褒め上手よね。

では、お試し下さいねぇー。

今日のお弁当。
鶏の唐揚げ。(←昨晩に取っておいた)
おでん風煮込み。
(じゃがいも、こんにゃく、ちくわ等)
ゆで卵。

ついでに昨日のお弁当。
ミートローフ。(←これもその前の晩のおかずの残り)
ピーマンの味噌煮。
ゆで卵。

最近、考える事がちょっとあり、お弁当が質素になっている。
これで良いのかっ!!!
・・・良いのよぉ~~~(緩)

ニラまんじゅう風春巻き。

2005-11-03 01:44:39 | 中華
私は飲茶が嫌いである。
ずっと前は好きだったのだが、カリフォルニアで2件の飲茶屋さんへ行って、
その2件ともで中ってから、ミニ蒸篭を見ただけで、
こみ上げて来る物がある。涙も出ます。
だが、そんな中でも、好きな物はある訳で、
その好きな物の中の一つが「ニラまんじゅう」と言う訳である。

ニラまんじゅう、「まんじゅう」と言うのに、
外側はパリパリとしていて、とっても美味しい。
中身は、たっぷりのニラに豚ひき肉が混じってる、と言う感じ。
パリパリプリプリという食感がたまらなく美味しい物である。

今から5,6年前、東京は目黒に住んでいた時、
とても美味しい中華料理屋さんが側にあった。
テレビでも紹介される位に大きな建物は、目黒通りでもひと際目を引いた。
中国人の美人女性がオーナーで、テレビにも出ていたし、
お店にも時々顔を出して、気配りを忘れなかったが、
店の雰囲気はまるで中国マフィアの巣窟・・・という感じであった。
ああ、あのワイルドさがたまらない。
ああ、あの本当は怖い筈の中国人ウエイトレスの、歪んだ作り笑顔が怖い。
だが、料理の味は最高!!!
いつでも店内は程よく混んでいた。

その店で、コースを頼むと必ず出されたのが、ニラまんじゅうであった。
外側はパリパリ香ばしく、中身はプリプリとっても美味しい。
優しい、優しい究極のニラまんじゅうである。
店の雰囲気はおどろおどろしいのに、優しい味なのである。

と、先日、咄嗟にあの味を思い出し、とても食べたくなってしまった。
数々のお店で、ニラまんじゅうを食べて来たが、
どこのお店のニラまんじゅうも美味しくない。
ならば、またもや自分であの味を再現せにゃならんではないか。

そもそも、ニラまんじゅうはシャンピィとかなんとか言う、
薄皮のお餅に包まれているのだが、あれを自分で作るのは面倒臭い。
で、最初、ぎょうざの皮に包もうか、と思ったが、
なんだかあのパリパリ感には到底到達できん、と思ったので、
やめた。で、再度、うんうんと考えた末、春巻きの皮に
包んでみる事を思いつく。
で、やってみたら大成功!!!極めて近い食感が出た!
中身のあんも非常に上手い具合に行き、
これからはいつでもニラまんじゅう、家で食べれるね、と
一人感動してしまった。

が、難もあって、春巻きの皮の重なった部分が少々固く感じられたかな。
その部分さえ無ければ、100%の出来だったかも。

ま、それにも関わらず、旦那、子供とも、息もつかぬ勢いで食べました。

作り方です。

材料:
豚ひき肉     250g
ニラ       2束強
青ネギ      5本
エビ       10匹
にんにく     2かけ
片栗粉      大さじ2
中華スープの元  大さじ1強
酒        大さじ1
塩、こしょう   適宜
ごま油      小さじ2
春巻きの皮    20枚

作り方:
1. ネギ、ニラは粗みじん切り。エビは片栗粉でもんだ後、水で洗ってから、厚みを半分に切り、軽くたたきにしておく。にんにくはすりおろす。
2. ボウルに1の野菜とエビを加え、残りの片栗粉、調味料、豚ひき肉も加えたら、手で粘りが出るまでよくよくこねる。
3. 春巻きの皮を用意し、普通の春巻きを包む時のように準備する。そこへ大さじ山盛り1強の2をスプーンで取ったら、春巻きの皮の中心より少々下に、丁度2~3cmX5cmの長方形にのばす。後は普通の春巻きのように包む。
4. 熱したフライパンに大さじ1強の油を引き、そこへ3を入れて、両面とも3~4分ずつこんがりと焼く。
5. 好みで、酢醤油にラー油を落した物で頂く。

とてもとても美味しかったが、とにかく春巻きの皮が多すぎた、と
私は思っている。レサピは、昨日、私が作った通りに出しておいたが、
春巻きの皮は20枚もいらないなぁ、と思う。
10枚を半分に切ったりして、出来る限り春巻きの皮の
重なりを少なくしてやるのがもっと美味しく出来るコツだと思う。

どうぞお試し下さいな。

鶏肉の中華あん。

2005-10-09 23:56:19 | 中華
困った事になってしまった。

昨日の私は、ひどい偏頭痛に悩まされて、ぶっ倒れていた。
だが、夕方になり、どんどん時間が経って行くと、
嫌が追うにもご飯作りをせねばならない。
しばらくのたうち苦しんでいたが、7時を過ぎた所で、
どうしたって治らん、と観念し、ご飯作りを開始。

本当のご飯の予定は、鶏唐の南蛮漬けだったのだが、
頭痛の為に忘れていたが、油がほとんどなくなっている。
ううーむ。これは予定変更をせねばならん。
ほとんど材料に変化がなく、しかし、油を多量に使わない物。
・・・と言う訳で、鶏肉の中華あんかけを急遽作る事にした。

が、あまりにも急な予定変更の上に、頭が痛いので、
かなぁ~りいい加減に作ってしまった。
味は大変に美味しく出来て、ピーマンなどの野菜が嫌いな次男、
次女さえもが、ガツガツと食べる位に美味しく出来た。
次男などは、「これ、本当に美味しい」を絶えず連発しながら、
もの凄い量を食べたのだが・・・。
ああ、残念。一応の作り方は出すが、後は好みで加減して下さい。

そうそう。昨日の夕食は都合で3人分だけでした。
なので、普段の我が家よりも、かなり少なめになっている。
悪しからずぅー。

材料:
鶏もも肉      大きな物1枚(400g位)
ピーマン      1個
人参        小1本
タマネギ      半分
椎茸        5枚
しょうが      ひとかけ
中華スープ     200cc
砂糖        小さじ1弱
醤油        大さじ1半
酢         大さじ半
オイスターソース  小さじ1強
ごま油       2、3滴
水溶き片栗粉    適量

作り方:
1. 鶏肉には塩、こしょうをし、片栗粉(分量外)をまぶしつけておく。ピーマン、人参は千切り。タマネギは薄切り。椎茸も薄切り。しょうがはつぶしておく。
2. 鶏肉は、熱したフライパンに薄く油を引き、中火の小でゆっくりと時間をかけて、しっかり中まで火が通り、外側はパリッとなるように焼く。
3. 鶏肉を焼きながら、中華あんを作る。別のフライパンに油を引き、ショウガの香りが立つまで炒める。その後,野菜を加え、しんなりとするまで炒める。野菜がしんなりしたら、ごま油、水溶き片栗粉以外の調味料を加え、一煮立ちさせる。
4. 3が一煮立ちしたら、ごま油を加え、水溶き片栗粉で好みの固さにとろみをつけたら、あんの出来上がり。
5. 中まで火が通った鶏肉は、一口大にスライスし、皿に盛り、上から中華あんをたっぷりかけて頂く。

鶏肉を焼く時、私は皮目の方から焼き始め、
ある程度焼き色がついた所で、ひっくり返し、蓋をして火を通した。
中まで火が通った所で、もう一度ひっくり返し、
今度は蓋を取って、火も強くして、フライパンに鶏肉をスパッチュラで
ぎゅっと押えつけるようにして、パリパリ感を出した。
反対側も同様に。だが、うちの場合は皮なしの鶏肉を使うので、
それ程余分な油も出ないし、あの皮のパリパリ感も望めないのだが。
皮をつけたまま焼く時は、ペーパータオルなどで、
余分な油を取ってやりながら、時間をかけて、パリパリ感が出るように、
根気よく焼いて下さい。

調味料の分量は、かなりいい加減です。
これでやってみて、足りないようなら足す。多いようなら、お湯を
少々足しながら、味を加減してみて下さい。
多分、大丈夫だとは思うのだけれど・・・。

所で、南蛮漬けだが、これは更に簡単である。

この間作ったそばつゆに、お酢を忍ばせ、ごま油も2,3滴。
酢の分量は自分の好みで、入れてみてね。
そうして、つくっておいた浸けダレに、ピーマン、人参の千切り、
タマネギの薄切りをドバドバ入れておきます。
そこへ、塩、こしょう味の揚げ立て鶏唐をポンポン入れていくのです。
最後に一混ぜして出来上がり。
タマネギは鶏唐の余熱で半生な感じに火が通るので、
必ず、出来るだけ薄くスライスする事だけ忘れないで下さい。
そばつゆは、もちろん、市販の物でも全然構いませんわよ~。

どちらも食の進む1品である。
お試し下さい。はい~。

春巻き。

2005-10-07 00:44:11 | 中華
私の春巻きは美味しい(って、またかいな)。
でも、本当に美味しいんだから、仕方がない。
中国人の客人に、エビチリ共々作って差し上げたが、
めーーーっちゃ美味しい!と、「作り方を教えてくれ」と言わしめた程に
美味しい。ナゼ、そんなに美味しいのか?
何故なら、周富徳さん直伝のレサピだから・・・。
(直伝とは言え、テレビやけど)

そのテレビなんだけど、私は料理番組がとても好きだった。
ジッと見ていて飽きないのである。
たまたまつけてみたテレビで、たまたま料理番組をやっている。
それをたまたまジッと見る事になって、たまたまゲットしたレサピ、
数限りなくある。よくテレビは時間の無駄、と言う意見を聞くが、
事料理に関するならば、とてもじゃないが無駄だとは言えない。

この春巻きのレサピも、たまたまつけたワイドショーかなんかで、
たまたま「仕方がねぇーなぁー、教えてやるよ」的に
周富徳さんが教えて下さった物を速やかにゲットした物である。
私は公園デビューもしない、子供優先で絶対にない、
私の好み優先、私の楽さ加減優先の母親で、かなり引きこもりがち
であったが、引きこもりがちであったからこそ、
料理の腕も上がったと自負している。(ただのこじつけだな)
アハハハ。

では、そんな下らない蘊蓄はさておき、作り方です。

材料:
キャベツ
椎茸
青ネギ
もやし
豚切り落とし
中華スープ     300cc
にんにく      ふたかけ
しょうが      ふたかけ
醤油        大さじ2
オイスターソース  大さじ2
春巻きの皮     20枚
水溶き片栗粉    たっぷり

作り方:
1. 野菜は全て千切り。もやしの太さを基準に切ると良い。豚肉も細切り。スープ以下の調味料は合わせてよく混ぜておく。
2. 中華鍋を白煙が薄く立つ位に熱くし、そこへ豚肉を入れて、色が変わるまで炒める。
3. 次に野菜を加え、しんなりとするまで炒めたら、合わせ調味料を加えてよく混ぜる。
4. 3が沸騰したら、水溶きの片栗粉でとろみをつけるが、丼ものなどの時につけるよりも遥かに濃くなるようにとろみをつける。とろみが固くついたら、バットなどに移して完全に冷ます。
5. 4が完全に冷めたら、適量を春巻きの皮に取って、細長くなるように包む。包んだ物から揚げるなり、焼く。

私は、実は、家で春巻きを作る時、ほとんどの場合揚げない。
両面を焼いてしまうのだ。
一度、どっちの方が美味しいのだろうか、と、
両方作って食べ比べた事があったのだが、
出来立て熱々を食べる時は、どちらもそれ程大差はないのだが、
冷めた物を翌日に食べる時には、数段焼いた物の方が美味しかった。
それ以来、揚げないで焼く事の方が断然多い。
もちろん、昨日の晩ご飯の春巻きも焼いて食べた。

中に入れる野菜は、これに限らず、何でも好きな物を入れると良い。
私がテレビで周富徳さんを見て、このレサピをゲットした時、
周富徳さんは、春巻きの具、白ネギとタケノコと豚肉だけを
使って作っていた。それも一度作ったが、本当に美味しい物だった。
だけれど、春巻きの度にその材料を買いに行くのも変だし、
春巻きとは、何でも入っているのが春巻きなんだ、と
私なんかは思ってしまうので、家に残っている野菜、
何でも細切り、千切りにして入れると良いな、と思う。
経済的だしねぇー。

全く関係ないのだが、春巻きの皮にリンゴの甘煮を入れて、
アップルパイよ、と言ってる人を見た事がある。
アップルパイには程遠いとは思ったが、それはそれで美味しかった。
また、春巻きの皮にバナナとチョコレートをひとかけ包んで、
油で揚げ、上から粉砂糖をふれば、なかなか美味しいお菓子になるが、
私は、簡単だけれど、作ろうとは思わない。
確かにとても美味しいが、その天文学的になろうカロリーの事を
考えると、「もっと他に美味しいもんはある」と、
思えてしまうのだ。そのお菓子を作ってくれた人は、
とてもとてもとても太っていた。

その他にも、春巻きの皮には、色々な物を包んで欲しい。
私の友人に、私より17歳年上の超料理の上手な人がいるのだが、
彼女が一度作ってくれた物に、こんなのがあった。
春巻きの皮に、鶏胸肉の茹でてさいて塩、こしょうを利かせた物と、
青じそが一緒に巻いてあったのだ。
それを頂いたのは、今から15年位前になるのだけど、
未だに忘れられない味である。
そんな簡単な事で、こんなに美味しくなるのか、と思った。

とにかく、美味しい春巻き。
うちの旦那もお子達も家族揃って大好物。
昨日も20本、完売でした。

今日のお弁当。
レンコンとごぼうと糸こんにゃくのきんぴら。
ピーマンとじゃこの炒め物のおかかまぶし。
かぼちゃの煮付け。
ハムの焼いた物。
厚焼き玉子。
ミニトマト。

えびのチリソース。

2005-09-22 00:55:55 | 中華
えびは幼い頃より私の大好物であった。
家で食べる時は、大抵がえびフライかえびの天ぷらというのが
決まりのスタイル。それ以外で、あまりえびを食べた記憶がない。
何にしろ、えびはかなり美味しいと感じたし、
御馳走の一つだったように思う。

初めてエビチリを食べたのは、9歳の時であった。
家から歩いて5分位の所にあった中華料理屋さんで、であった。
えびの食べ方にこんなのがあるのか!?と驚いたのと同時に、
こんなにおいしいなんて、とウットリしたのを覚えている。

その中華料理屋さん、大衆的な中華料理の店とは違い、
かと言って、格式高く敷居の高い店でもなく、その丁度中間という店構え。
当時では最新式と思われる中層マンションの1階に入っていた。
そこのラーメンは、あっさりとした鶏そばに近い様な透明なスープに、
焦がしたネギが浮かんでいて、私は子供ながらに結構気に入っていた。
うんと美味しい訳ではないのだが、
町のラーメン屋さんよりはちょっと高級な、そんな感じの味だった。
そこで、初めて食べたえびのチリソース。
あれがあるから、今の私はえびのチリソースを作るのかなぁ。

余談だが、その中華料理の店、今でもあるかなぁ、と
5年程前に通りがかってみたら、
そのマンションはあるのだが、飲食店が入っていた1階は
全部事務所形式の会社に取り代わっていた。

なんだか、ちょっと寂しくなった。

では、作り方です。

材料:
えび      500g
玉子      5個
青ネギ     2本
にんにく    2かけ
しょうが    2かけ
ケチャップ   大さじ8
醤油      大さじ2半
酢       小さじ1と2/3
砂糖      小さじ1
中華スープの素 小さじ1
お湯      200cc
豆板醤     小さじ1
片栗粉     大さじ2(倍の水で溶いておく)

作り方:
1. 豆板醤、片栗粉以外の調味料はよく合わせておく。ネギの白くて固い部分はみじん切り、青い部分は最後に彩りにするので小口切りにして、それぞれ別皿に取っておく。にんにく、しょうがもみじん切りにして、ネギの白い部分と一緒にしておく。玉子は塩、こしょうを軽く振ってときほぐしておく。えびは殻を剥いて、背わたを取り、片栗粉でよくもんで、酒か水で流しておく。
2. フライパン(中華鍋)にお湯を沸かし、酒大さじ2を加えたら、そこへえびを加えて、サッと一煮立ちさせる。煮立ったらすぐに火からおろし、ザルにあけておく。
3. フライパンをサッと流して、再び火にかけ、乾いたら大さじ3の油を引いて、薄く白煙が上がった所で玉子を一気に流し入れ、フワフワに焼いて別皿に取っておく。
4. 再び、同じフライパンを火にかけて、中火に落し、更に油を引いたらネギ、にんにく、しょうがを豆板醤と一緒に炒める。香りが立ったら、合わせた調味料を加える。
5. 4が煮立ったら、水溶き片栗粉でとろみをつけ、2のえびを加えて一煮立ちさせ、玉子を加え、彩りのねぎも加えて一混ぜして出来上がり。

このレサピは、鶏肉、牡蠣、肉団子なんかでも楽しめると思う。
うちの次男坊は、えびがあまり好きではないのだが、
えびフライとこのエビチリだと、気にせず頂けるようである。
だから、かなり美味しいと私は思うんだが・・・?

そうして、豆板醤は小さじ1使うと、かなり辛くなる。
うちのお子達は平気でキムチなんかも食べれる強者だから、
私の方が「辛いなぁ~」などと言う位で、この分量でも全く平気なのだが、
もし「怖いなぁ~」と思われるようなら、お子さん等に合わせて
加減をして下さい。なくても、美味しいと思われます。

昨晩は、これに片隅家から教わったカリカリじゃこをトッピングした
サラダをお供にした。カリカリじゃこ、私はフライパンにごま油を引いて、
そこで焦げる寸前までカリカリに炒り付けるのだが、
えも言われぬ美味しさである。普段はじゃこに見向きもしない
うちのみゃん子大先生までもが心を奪われていて、ちょっと大変な事になる。
はっきり言って、人間対猫の攻防戦になり、いがみ合い勃発です。
「うにゃうにゃ」と文句言われてます。

今日のお弁当は、男二人だけ必要だったので、
チャーハン。もう、お決まりになりつつありますな。
その代り、朝ご飯はアップル・マフィンを焼いてあげた。
これが秀逸な美味しさだったので、ここでも紹介。
とっても簡単。朝の忙しい時、5分で用意出来、焼き時間を入れても
25分以内に出来上がる。

材料:
りんご(小さい物、紅玉など)     1個
牛乳                 3/4カップ
サラダオイル             1/2カップ
玉子                 1個
小麦粉                2カップ
ベーキングパウダー          小さじ3
砂糖                 3/4カップ強
シナモン               小さじ1/2

作り方:
1. オーブンは200度に暖めておく(華氏の場合は400度)。マフィンパンに薄く油を塗っておく(もしくは、ペーパーカップを敷いておく)。りんごは芯を取り、皮をむいて、ダイスに切っておく。
2. 粉類、砂糖、シナモンをひとつのボウルに入れておく。大きめのボウルに牛乳、油、玉子を入れて、泡立器でよく混ぜる。よく混ざったら、りんごも加えて混ぜる。
3. 粉類を一度に加え、さっくりと、しかし、粉のつぶつぶが消えるまでしっかりと混ぜる。
4. 手早くマフィンパンの8分目量を越えないようにマフィンのタネを均等に入れ、すぐにオーブンで18分焼く。爪楊枝などで刺してみて、何もついて来なければ出来上がり。ついてくるようであれば、もう2分焼く。

ざっくりふっくりした食感のクイック・ブレッドなので、
別段、粉はふるいにかけたりする必要もない。
ただ、りんごはあまりゴロゴロと大きく切らない。
かと言って、小さく荒みじんなんかに切るのも避けたい。
丁度良い大きさに切って下さいね。

失敗なし、とても簡単。でも、家族にカントリーな朝ご飯を提供でき、
なんだか自分の視野が広がった様な気持になるかも。
これに、ミルクやフルーツジュース、果物なんかを添えればいいかな。
この他にも、ブルーベリーでもできるし、バナナでもできます。
ただ、バナナの時には牛乳を1/2カップまで減らしてね。
バナナの時には、ピカンなんかを一緒に混ぜ込むと尚良し。
ピカンが手に入りにくければ、クルミでもOK。
うちは、クルミ系のナッツが嫌いなお子がいるので、
アーモンドを使ったりもする。

とにかく、今朝のアップル・マフィンは大好評!
12個作ったが、完売です。

チャーハン。

2005-09-17 00:14:37 | 中華
子供の頃、晩ご飯がチャーハンな事が何度かあった。
だが、うちのおかんの作るチャーハンは、味にバラツキがあり、
美味しい時と、全く不味い時との差があまりにも激しかった。

ある日の事、晩ご飯がチャーハンだった。
そのチャーハンは、もの凄く美味しかった。
「美味しい、美味しい」と喜んで食べていたら、
「そんなに美味しいなら、これから毎晩チャーハンにしてあげる」と言う。
「うん!そうして!」と言ったが、翌日のチャーハンは、
恐ろしく不味いチャーハンだった。一向に食の進まない私を睨んで、
「あんたが晩ご飯は焼き飯がええって言うたんやろっ!」と、怒るではないか。
なんで怒るねん。幼少の私に問題があるんでなくって、
あんたの料理の腕に問題があるとは思わないのか?と、今なら問いたい。
ここで、「あらそう?おかしいわね。何が美味しくなかったんやろ?」と、
自問自答していたなら、おかんの料理の腕も上がったやろになぁ・・・。

私が自分で料理をするようになって、チャーハンも自分で作るようになったら、
やっぱり「目指す味」というのがある。
それはもう、なんてったって、中華料理屋さんで出される、
あの美味しいチャーハンである。
油の幕が米粒一つ一つに薄く張っている様な、
そんなチャーハン。食べたら、あの深い味わいが舌の奥深く、
ひいては、喉の奥深くまで広がって行くチャーハン。
あれが家で好きな時にいつでも食べられたら、どんなにええやろう?

そうして、研究に次ぐ研究の結果(って、そんな大層なもんか)、
私のチャーハンは、はっきり言って、アメリカの中華料理屋のどこで出される
チャーハンよりも美味しいチャーハンへと成長した。
日本の中華料理屋さんと比べても、なかなか良い線行くと思う。
ただ、自宅で作るので、恐ろしくて中華料理屋さんが使う程たっぷりの
油はとてもじゃないから使えないので、余程さっぱりはしている。
でも、味はなかなか近いものがあるんだよ。

そんな自慢のチャーハンです。

材料:
炊きたてか暖めたご飯      どんぶり1杯分
ハム              4枚
青ネギ             2本
玉子              2個
粉末中華の素          小さじ1/2
オイスターソース        小さじ1
塩、こしょう          適宜
醤油              小さじ1強
ごま油             少々

作り方:
1. ハム、青ネギは細かく刻んでおく。フライパンに油をたっぷり(大さじ2~3)引いて、煙が上がる位に熱くする。
そこへ溶いた玉子を一気に流し入れ、お玉で数度サッと混ぜる。ふわりと玉子が固まり、しかし、上面がまだ半熟の内にご飯を一気に加え、米粒一粒一粒に油を回して行くように、手早くパラリと炒める。
2. ご飯がほとんどほぐれたら、急いで青ネギ、ハムを加える。ご飯のどこにも固まった部分がなく、お米が一粒一粒離れるまで手早く、一気に炒め合わせる。
3. ご飯がほぐれ、ハム、青ネギも均等に混じるようになったら、一度火からはずして醤油以外の調味料を一度に加える。
そうして、また火にもどしたら、その調味料が全体によくよく馴染むように炒める。
4. ここで一度味見をして、足りないようなら塩を少々足し、仕上げに鍋肌から醤油をまわしかけて、炒め合わせる。仕上げにごま油をほんの少し加え、全体に行き渡るように炒め合わせて出来上がり。

最初から最後までで、一番肝心なのは火加減です。
強火,強火の強気で攻めて下さいねー。

味見をする時、口に入れたら一瞬味が薄いように感じて、
しかし、最後には色々な材料の味が濃く舌に残るようであれば、
それが大成功の証拠です。でも、一瞬薄いと感じた時に、
慌てて調味料を足さないように。最後まで舌に味が残らないのか、
最後には残るのか、をよく見極めてから調味料を足すようにしてね。

中華の素は、ウエイパーのような味のきつい物は避ける方が良い。
がらスープ等、粉末のそれ自体にはほとんど味がついていないような
物がお薦めである。ウエイパーはスープなどにする時には重宝だと
勝手に思っている。だが、炒め物には、私は強く普通の粉末をお薦めするわ。

お店の味に限りなく近いなぁー、と自分で終えたら大成功。

って、これは実は晩ご飯ではなかったのだ。
一昨日、昨日と我が家は外食だった。
ちょっと、色々と大変な事があって、ご飯を作る余力がなかったのだ。
で、ぶーがご飯を食べに連れて行ってくれた。
一昨日は美味しいフランス・ビストロの店。
昨日は韓国の豆腐チゲ。どちらも美味しかったですぅー。

で、このチャーハンはお弁当に作ったものなんである。
もちろん、子供達からは大絶賛なのであった。

ぎょうざ。

2005-09-09 01:43:16 | 中華
久々の中華です。

料理を始めたばかりの頃、それはもうかれこれ20年以上前になるが、
その頃の私は、2日に一度は中華を作っていたような気がする。
最初は、「家でお店屋さんで食べれる様なのが食べれたらいいのに」
と、本を買って来て作り始めたのが、
中華のほとんどはそれ程時間のかからない直球勝負のような
料理ばかりで、お料理1年生の私としては、
楽して美味しい物が食べれる、という短絡的な魂胆に
どっぷりとつかっていたのである。

そうして、世界どこにでも散らばって増殖を続けている中国人の
おかげで、「アジア」という言葉とは縁の全くないユタへ
引っ越した時も、中華料理だけは臆せずして作れたものだ。
私達が住んでいたあんなに小さな町にだって、
中国人が経営するお店があって、
有り難い事にぎょうざの皮だって売っていたのだ。

そうして、自分で言うのもなんだが、私のぎょうざは美味しい。
時々、自分的にダメだしをする時もあるが、
客人に出すと、「自分で作ったのか?」と問われる事が多い。
私の父は、若い頃長く中華料理屋でバイトをしていたので、
中華料理の事にはかなりうるさい方だが、
そんな父親が「一番美味しいぎょうざ」と太鼓判を押してくれる。
それ位に美味しいらしい。
最近では、自分でも美味しいと思うようになった。

その極意を今日はお教えしよう。

材料:
きゃべつ      1/4個
しいたけ      4~5枚
青ネギ       白い所が少々しっかりした物を3~4本
豚ひき肉      300g強
にんにく      1~2かけ
砂糖        小さじ1/4
塩         小さじ1/2~1
オイスターソース  大さじ1/2
醤油        大さじ1/2
ごま油       大さじ1/2
こしょう(オプション)

作り方:
1. キャベツはみじん切りした後、別のボウルに入れて、塩を小さじ1~2(分量外)を振りかけてサッと混ぜ、そのまま置いておく。肉は粗挽きであった場合は、少々包丁でたたく。ネギ、しいたけはみじん切り。にんにくはすりおろす。キャベツ以外の材料は、大きい目のボウルに入れておく。
2. 野菜の準備が全て終わったら、キャベツを手でよく塩揉みする。最初に泡が立ち、その後、汁が出て来るので、そのようになるまでよく揉む。汁が十分に出た所で、キャベツを固く絞って、野菜,肉の入っているボウルへ入れる。
3. 2に調味料を全て加え、手でよくこねる。5分が目安。これ以上多い分量で作る時は、もう少々長くこねる事になるかもしれない。肉のつぶつぶが消えて、よく材料と馴染み、ねっとりとしてきたらコネ上がり。
4. ぎょうざの皮に包み、焼く。

焼き方:
1. フライパンに油を引き、十分に熱く熱する。そこへきれい包んだぎょうざを引っ付けながら、また、ギャザーを寄せた部分がきれいに上を向くように並べる。
2. そのまま少々置き(その間数十秒から1分)、餃子がキツネ色に色づいたら、水かお湯1カップ弱を一気に注いで、すぐに蓋をする。この間、強火。
3. フライパンの中にほとんど水が無くなったら、蓋を取り、徹底的に水分を蒸発させる。完全に水分が蒸発したら、お皿に盛る。

焼く時の「引っ付ける」というのは大変に大事である。
私の知人は、なぜかギャザーの寄ってる部分を横に
寝かして焼き付ける。不細工な事、この上ない。
ぎょうざはギャザーが寄って膨らんでいる事が形の命である。
上から見ると、緩やかに弧の字を描いているのが本当だ。
そのままの形で、引っ付けて焼いてやると、
お店で食べるのと同じ形でお皿に美しく盛られる事になる。

その同じ知人、私が完全に美しく焼いたぎょうざを、
焼き目を下にして盛りつけやがった(あら、言葉が・・・失礼)。
そんな事したら台無しである。
盛るつける時は、焼き目を必ず上にして盛りつけよう。
ほぉ~ら思い出して!ラーメン屋さんでも中華屋さんでも、
ぎょうざは、注文すると、美しい焼き色を上にして出て来るでしょう?
外で食べる時は、アホみたいに、「うまい、うまい」だけで
呑気に食べていたでは、主婦として失格なのである。
盗める物は盗め!料理の常識を学べ。それから「美味しい~」と惚けよう。

また、焼く時の器具であるが、
私も鉄のフライパンを使ったり、テフロイドのパンを使ったり、
ステンレスのパンを使ったり、ホットプレートを使ったり・・・と
試行錯誤を繰り返したが、やっぱりテフロイドでも鉄でも何でも
良いから、ガスの上で焼くのが一番美味しいと思う。
ホットプレートはダメです。ダメな事もないが、
味はかなり落ちます。私のように6人家族でもフライパンで焼くので、
皆さんもフライパンで頑張って焼きましょう。

一番美味しかったのは、鉄のフライパン、次にステンレスだった。
ただ、難点は引っ付きやすく、剥がれにくい、という点。
もし、鉄やらステンレスのパンで焼こうと思われるなら、
必ず、パンはぎょうざを投入する前にはカンカチカンに熱くしておく事。
そうして、蓋をはずした後、焦げ始める寸前まで水分を蒸発させる事。
この2点を守るなら、それはそれは恐ろしく美味しいぎょうざが
あなたの目の前に現れるでしょう。

さて、材料だが、基本的には好きな物を混ぜ込んでもらってOK。
ここにニラを加えるのは、基本中の基本かもしれない。
ただ、私は時々、ニラの入っていないぎょうざが
無償に食べたくなり、故に昨日の晩ご飯のぎょうざにはニラ無しと
相成った訳である。この他に、私はシソを加えて夏ぎょうざに
する事もあるし、えびやホタテ貝柱を加えてぷりぷりした食感を
楽しむ事もある。タケノコを入れる事もあるし、
にんにくではなく、しょうがだけのあっさりを作る事もある。
が、人気が高いのは上記のぎょうざである。

焦げ目がカリッとして、にんにくの風味が利いていて、
じゅわんと美味しいなぁ、と感じたら、上手に出来た証拠。
これからは、お家に来るお客に、得意顔でぎょうざを
サーブして下さいな。

今度は、私が勝手に「友達」と思っている片隅家の
「本場中国茹でぎょうざ」チャレンジしてみようかな、と
思っているのである。ただ、皮から手作りする物なので、
なかなかお尻の重いグウタラ主婦、リジィ子なんであるのよ。
今年中に出来たらええな(え!?)

今日のお弁当。
鶏手羽元とウズラ玉子の酢醤油煮しょうが風味
ベーコンときゅうりの中華風炒め
茹でかぼちゃのアマアマ
厚焼き玉子

鶏手羽元の煮込み、超ウマでした。

麻婆どんぶり。

2005-08-27 03:58:19 | 中華
おとついの晩ご飯は麻婆どんぶりだった。
全くご飯を作る気力がなかったので、
もう今まさにハンバーガーでも買いに行こうか、という
のりだったが、「お金がもったいないなぁ」とか、
「内蔵脂肪がまた増えるなぁ」と非情に現実的な思考に
基づいて、のろのろとエプロンをしめた。

なので、やる気がない時もお助け料理、「どんぶり」物。
だが、麻婆どんぶりはあまりにもやる気のない時には、
少々向かない料理ではある。
作り始めてから気がついたが、材料も麻婆どんの物しかなく、
仕方がないか・・・、といやいや作った。

だが、そんないやいや気分に反して、
味はなかなかに美味しかったのである。

材料:
豆腐(木綿でも絹でも)     1丁
豚ひき肉            300g
春雨              1固まり
にんにく            1かけ
しょうが            1かけ
青ネギ             2本
豆板醤             小さじ1
砂糖              小さじ2 
味噌              大さじ1
オイスターソース        大さじ1
ちゅうかスープの素       小さじ1~2
水               1カップ半
醤油              大さじ1弱
水溶き片栗粉          適量
ごま油             小さじ1弱

作り方:
1. 豆腐は大きめの賽の目に切り、熱湯に少し塩を落したものでゆでる。にんにく、しょうがはみじん切り。ねぎは白い部分はみじん切りにし、青い部分は小口切りにする。春雨はお湯で戻して、食べやすい長さに切る。
2. 中華鍋に油大さじ1程をよく熱し、熱く白煙が立った所で豚ひき肉を入れて、手早く炒める。肉の色が少し変わり、パラリとして来た所で、にんにく、しょうが、ネギの白い部分を入れて、よく炒める。臭いが立った所ですぐに豆板醤を入れる。豚肉から透明な汁が出て来たら、砂糖と加えてよく炒め、その次に味噌も加えてよくよく炒める。焦げやすくなるので注意。
3. 味噌がしっかりと肉に混じってわからなくなった時点で、オイスターソースを加えて炒める。次に水とスープの素を加えて一混ぜし、沸騰したらすぐに醤油を加える。この間、ずっと強火。
4. 3に豆腐と春雨を加える。煮立ったら水溶き片栗粉で少しとろみをつける。春雨が入るので、あまりしっかりととろみをつける必要はない。最後にねぎの青い部分を加える。ほんの少しのごま油で香り高く仕上げて、出来上がり。

このレサピ、だいたいこの位かなぁ、と調味料の配合を
書いたが、実を言うと、いつも勘で作るので、
はっきりとした量が分からない。
時々、作って行く過程で味を見て、
甘辛く、ピリッと最後に唐辛子の辛味が来るのを目指してね。

これと同じソースで、麻婆茄子もできるぞよ。
その場合は、豆腐の代わりに茄子が入るので、
豆腐を茹でる代わりに、茄子を多めの油でしっかり炒めてね。
もちろん、豆腐と茄子と一緒に使っても良い。
家ならではの美味しい組み合わせである。
麻婆豆腐茄子なんて、レストランでは絶対に食べられない、
とっても贅沢なお料理のような気がする。

で、私は、子供には嫌われるけど、
これにキノコ類を入れたりもして、一品目でも多くを
心がけてしまう。その場合、生椎茸の薄切りやえのき茸を
いれると、これまた美味しくなる。
だが、くれぐれも子供からの評判は悪くなるので、ご承知おきを。
うちの子供の場合、春雨を入れるのも嫌うが、
親世代はこのとろりとしたスープをたっぷり吸った
春雨が美味しくて、美味しくて、入れずにはおれんのである。

簡単だけど、美味しいよ。
お試し下さいねー。