リジーの庭

映画・本・愛犬・日々のこと・・・

ミス・ポター

2007-09-29 23:47:05 | Weblog
青い上着をはおった愛らしいうさぎ、ピーターラビットを生み出した女性「ビアトリクス・ポター」半生を描いた作品です。

娘と夫と観賞してきました

1902年、封建的な空気が漂うイギリス。ポターのような上流階級の女性が仕事を持つことなどありえない時代。しかし彼女の夢は、幼い頃に湖水地方で出逢った大好きな動物たちの絵に物語を添えて、絵本として世に出すこと。。。ついに出版を引き受ける会社が現れ、ピーターラビットと仲間たちの物語はベストセラーとなる。。。(抜粋)

ピーターラビットが大好きな私、子どもたちが小さい頃から、食器やグッズを揃えていましたそういえば・・・もう食器は手に入らないとか・・・

本の中の動物たちがかわいい仕草で動いたり、うさぎが巨大化したり、ファンタスティックな描写、さりげないCGもいいです
そして、湖水地方の自然の美しさ字幕を追うのがもったいなくて。。。
wedgwoodのティーカップや、子ども時代のお部屋のパッチワークのベッドカバーや大きなドールハウスなどの調度品がアンティークで素敵なものばかり。

心から好きなこと、夢中になれることを見つけ、それをライフワークにすることによって自分自身も世界中の人々も幸せにしたビアトリクス・ポターを演じるレニー・ゼルウィガー。顔いっぱいに広がる笑顔がとてもチャーミング

ユアン・マクレガー演じる、ノーマン・ウォーンからプロポーズに一言イエスと答える場面が印象的でした
 
心の底から温かくなる。。。そんな映画でした




2007-09-07 23:57:52 | Weblog
 
昨日帰宅途中の娘からママ、空みてとの電話が。。。
 
急いで外に出て、空をみると
 
夕焼け空に大きなアーチ型の虹がかかっていました
太くて、七色がはっきり識別できるくらい。。。
たぶん、初めてだと思う。こんなスゴイ虹をみたのは
 
京都地方気象台によりますと、台風の影響で雨雲が多く、日没前の光が空気中の細かい水滴に反射したため虹が生じた、とのこと。

夕食の支度を忘れ、しばし見とれていました



私のベルエポック展/山本容子

2007-09-03 00:17:25 | Weblog



先週、JR伊勢丹で開催されていた山本容子さんの私のベルエポック展に行ってきました。

よしもとばななさんの『TUGUMI』や江國香織さんの『デューク』の本のカバーや挿絵は有名で、私の大好きな作品です。
  
前日の土曜日でしたら、山本容子さんのサイン会があり本を買った人にサインをしていただけたのですが、あいにくその日は都合がつかず。。。残念!

予想以上の数の作品が展示されていて、見応えがありました
知的でおしゃれな山本さんの暮らしにふれることができたような幸せな気持ちになりました

ティータイムはHONEY BEEで、上の写真は娘が注文したベリーヨーグルトのワッフルです。私はクルミとアイスクリームのワッフルをいただきました




天然コケッコー

2007-09-02 18:20:05 | Weblog

もうすぐ消えてなくなるかもしれんと思やあ、ささいなことが急に輝いて見えてきてしまう  

くらもちふさこさんの名作コミックの映画化です 
娘といってきました。。。

島根県浜田市の小さな学校が舞台、でそこに通う右田そよという女の子の中学2年の夏から高校入学までの物語です。そこは小学生と中学生が同じ校舎で全校6人の生徒しかいません。ある夏の日、東京から転校生大沢大海がやって来ました
ぶっきらぼうだけど、都会育ちのイケメン君は「花ざかりの君たちへ~」に出演している岡田将生君爽やかな演技がよかった

森高に下見に来たそよと大海「坊主だから行かない」という大海にそよが詰め寄ると東京の高校を受験すると告げる
大海の学生服のボタンを付けてあげるそよちゃんは胸キュンでしたが、坊主頭を受け入れた大海クンの決断は清々しかったよく似合ってました

ゆったりとした時間の流れと豊かな自然。。。昔に戻りたくなるような懐かしさを感じます。
淡々とした静かな作品ですが、優しさと幸福感溢れる素敵な映画でした