一カトリック信者(ジュゼッペ)の日々想い

聖ヨゼフを愛する一カトリック信者の日々を綴ったブログです。

福音記者聖ヨハネ

2016-12-27 07:28:28 | カトリック
本日は福音記者の聖ヨハネの祝日に当たっています。現存する聖書の最も古い写本は西暦125年頃のパピルスの聖ヨハネの福音書なのだそうです。この事実は見つかった場所などからも考慮すると長生きされた聖ヨハネの福音書はすでに早い時期にカトリック信者の間で読まれていたことになります。その大発見によって、聖ヨハネの福音書が三世紀に発生したとする反カトリックの聖書批判学者達を落胆させました。
このように一世紀近くにもなると、既にキリスト教に対して異端者が出てきたということもあり、聖ヨハネの福音書は非常に神学的であり、三位一体そしてミサと御聖体を中心的に私達に伝えています。特に十字架の道行きを聖母と共に居たということもあり、主が捕まってからのことが事細かく記されているのもこの福音書の特徴であります。聖ヨハネの時代は、現代社会と違って目や耳に入ってくる情報量も少なく多様的では無いためなのでしょう。聖霊の働きもありますが、聖ヨハネはよく昔のことを覚えていたものです。こうしてイエズス・キリストが一体何者なのかは、聖ヨハネの福音ではっきりと私達に伝えております。
聖ヨハネのように主を愛する事が出来るように祈りましょう。





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