my DM note

世界で一番好きなバンド「Depeche Mode」について
思いつくままあれこれ書きつづっています。

#9 Singles 81-85

2006-06-29 18:55:09 | My DM discography
81年のデビュー曲「Dreaming of Me」から
85年の「It's called A Heart」までを収録したシングル集。
タイトル、そのまんまですね(笑)

本当は買う気はなかったんです、これ。
でも結果的には、これは本当に買ってよかった!
何しろ今まで述べてきたとおりバラバラな順番に集めてきたため、
聴くたびに違うDMサウンドに戸惑ってました。
でもこれはリリースされた順番に収録されてるため、
ポップなピコピコでデビューしたDMが徐々に
暗く重いサウンドへと変貌していったかがよくわかりました。

ターニングポイントは8枚目のシングル
「Everything Counts」だと思います。
この曲から、明らかに何かが違うぞと思わされました。
音に厚みがあるというか、上手く言い表せませんが・・・

もし、これからDMを聴こうという人がいたら
これと、この続きとなる「Singles 86-98」を聴くことをオススメします。
自分もこれから聴けば、こんなに混乱することもなかったのですが(汗)

Blasphemous Rumours

2006-06-26 21:02:40 | 今日の1曲(DM)
「Some Great Reward」よりこの1曲。

前の記事にも少し書いたけど、この曲の歌詞の内容は
“自殺に失敗した少女が神を信仰するようになり新しい人生を見つけるが、
 結局車に轢かれて死ぬ”という衝撃的なもの。
なんとこの曲、シングルカットされてます。
しかし当時「神を冒涜している」との理由で放送禁止になったとか。
曲も暗くて重いし、よくシングルにしたなあ・・・

マーティンの歌詞はとても難解で
Faith(信仰)とかMercy(慈悲)とか宗教を思わせる言葉がよく使われてます。
でもマーティン本人は特に決まった宗教を信仰してる訳ではないと
インタビューで言ってました。
この歌詞のように神を絶対的に信じるというよりは
信じたいけど、でも・・・といったニュアンスなのかなと思います。

ところで昨年「21グラム」という映画を見たらその中に、
この曲の少女を思わせる登場人物がいて驚きました。
オスカー俳優ベネチオ・デル・トロが演じていたその男は札付きの前科者。
刑務所で信仰に目覚め、出所後真面目に働いていたのに
ひき逃げ事故を起こし3人の人間を死なせてまた刑務所へ・・・
絶望から信仰に目覚める点といい、車の事故のモチーフといい
この映画の監督はこの曲からこのキャラクターを作ったのではと思ったほど。
彼が映るたびに、この曲が頭の中に流れっぱなしでした。

この映画もとても重くて暗く、辛い現実を見せつけるもので
どう受け止めればいいのかわかりませんでした・・・。

#8 Some Great Reward

2006-06-23 12:57:00 | My DM discography
1984年リリースの4thアルバム。

メタリックなパーカッションがガンガン鳴り響く攻撃的なサウンド。
歌詞も何故人々は争うのか?という「People Are People」や
SMがテーマ(?)の「Master&Servant」や
神を信じる少女が車に轢かれて死ぬという衝撃的な内容の
「Blasphemous Rumours」など何だか挑戦的。

でもそんな金属音バリバリ(笑)な中に
マーティンがボーカルをとるバラード曲が2曲入っていて、
これがいいアクセントになっていると思いました。
非常にバランスの良く、完成度の高いアルバムですね。

このメタリックなサウンドは一番自分の好みに近いかな。
でもその日の気分によってはうるさく感じる事もあります(汗)

#7 Exciter

2006-06-22 19:41:55 | My DM discography
2001年リリースの10thアルバム。
ファンになった時点ではこれが最新。
一番聴いてみたかったけど、何故か非常に評判が悪いのが気になってました。

聴いてみて前半は「これDM?」と驚かされました。
まずデイブの声がとてもクリアに聴こえて、違う印象。
曲も熟成されたオトナの音楽という感じ。
マーティン節炸裂の切ない「Freelove」以降の後半は
ようやく従来のDMらしい感じがしたけど
ラストの「Goodnight Lover」にはまた今までのDMにはない穏やかさが。
悪くないけど、おとなしすぎるかも・・・
評価が悪い理由もなんとなくわかりました。

ところがしばらく後にこのツアーのライブDVD
「One Night In Paris」を見たとたん、私の評価は激変。
1曲1曲の良さに気づき、以来お気に入りのアルバムの1つになりました。
やっぱりライブ映像というのはすごく影響力ありますね。

最後にどうでもいい事ですが・・・
「DMメンバーの事」の記事に書いた“一目ボレしたフレッチの写真”というのは、
このアルバムの裏ジャケットの事です・・・

DMの知名度って・・・

2006-06-21 12:57:55 | Depeche Mode
2005年2月、まだ持ってなかったオリジナルアルバム5枚全てを
購入するべく都内の大きなCDショップへ。
ところが置いてあるのはリミックスばかりで、仕方なく他に2店行ってみたけど
手に入ったのは「Exciter」と「Some Great Reward」の2枚と
買うつもりがなかったシングル集(81-85)だけでした。
DMのCD、店で買えないなんて・・・そんなにマイナーなの?(涙)

結局買えなかった残り3枚はネットで買いました。
全部ネットで買えば余計な苦労もせずに済んだと後で気づいたけど(汗)
それでもやっぱり、店で買って揃えたかった~。

ところが先月、同じCDショップにたまたま寄ったところ
なんとDMのCDがほとんど全部置いてあるじゃないですか!
オリジナルはもちろん企画ものもほぼ全部。驚きました。
あの時の苦労は何だったんだ!!!

しかしこれってたまたま揃ってただけ?
それとも日産マーチのCMで知名度が上がった?
・・・後者ならいいけど・・・。

Enjoy the Silence

2006-06-19 20:04:38 | 今日の1曲(DM)
せっかく「今日の1曲」というカテゴリーを作ってみたので
DMで一番好きな曲について少し・・・。

「Enjoy The Silence」。
「violator」収録のこの曲は、ファンの間でも一番の人気曲です。
シンプルなアレンジにシンプルな歌詞。
なのにとても美しい、名曲中の名曲。

最初に聴いた時からはっとさせられました。
イントロの美しいギター音、デイブの切ない歌声、そして・・・

 All ever I wanted
 All ever I needed
 is here in my arms

このサビの歌詞がストレートに胸に響いて忘れられなくなりました。
他にも大好きな曲はいくらでもあるけど、
一番好きな曲はその日から今日までずっとこの曲で変わりません。

何故こんなに好きなのか語ろうと思ったのに何も言葉が出てこない・・・
まさにこの曲の歌詞通り「言葉は無意味」なのかな・・・

とにかくこの曲に出会えて幸せです。
そこまで思える曲はそうそうないでしょうね。

Just Can't Get Enough

2006-06-16 12:53:31 | 今日の1曲(DM)
最近日産のCMソング集「SHIFT second」というCDを買いました。
目当てはこの曲「Just Can't Get Enough」。
昨年秋からマーチのCMソングとしてガンガン流れてます。
歌っているのはニナ・マドゥーという女性歌手で
かわいくてオシャレな曲に仕上がってますが
実はオリジナルはDepeche Modeの曲なんです。
デビューアルバムに収録されてるピコピコ全開(笑)なポップな曲です。

DMで一番有名な曲といったらこの曲になるでしょう。
他にもGAPのCMやトリノオリンピックの入場行進にも使われてました。
でもこれが一番有名だというのはちょっと複雑なものがあります・・・

この曲の作者はヴィンス・クラーク。
デビューアルバムのメインソングライターでしたがこの1枚のみで脱退。
その後のDMの曲はほとんどがマーティン・ゴアによるもので
ほとんどのDMファンは、マーティンの作る暗く美しい世界に惹かれているはず。
(もちろん私も)
DMの代表曲はマーティンの曲であって欲しい・・・。

でもやっぱりヒットするのは、暗くとっつきにくいマーティンの曲より
明るくわかりやすいヴィンスの曲なのかな。

DMメンバーの事

2006-06-13 18:53:45 | DMメンバー
(左から)マーティン・ゴア
     アンディ・フレッチャー(フレッチ)
     アラン・ワイルダー
     デイブ・ガーン 

「Music For The Masses」の日本盤にはメンバーの写真が載ってました。
ようやく手元に入った彼らの写真だったのですが・・・
実はそれを見ても、まだ誰が誰だかわかってませんでした(>_<)

ネット上ではいくつも見ていたけど、何しろ活動20年以上のDM。
写真がデビュー当時のものから最新のまでと年代がバラバラな上、
多くの写真がモノクロ&サングラス着用でわかりにくい・・・。
1枚の写真で覚えても、別のを見たらもうわからないという状態でした。

しかしこの後、公式HPでライブDVD「Devotional」のダイジェストを見て
 長髪のボーカリストがデイブ、
 キラキラ衣装のギタリストがマーティン、
 クールなキーボードorドラマーがアラン、
と覚えたらその後はどの写真見ても判別出来るようになりました。
映像の力って大きいなあとつくづく思います。

・・・1人忘れてる?
実はフレッチ(キーボード担当)は何故か
ほとんど映らなかったため彼だけ顔を覚えられませんでした。
しかしそのせいで、この後ある写真のフレッチに
一目惚れする事になってしまったのでした・・・。

#6 Music For The Masses

2006-06-12 21:17:17 | My DM discography
1987年リリースの6thアルバム。
2005年早々、近所の中古屋で発見。
嬉しいことに日本語盤でした。ラッキー。

DMのアルバムで最初からすんなり聴けたのって、
たぶんこれぐらいだと思います。
よく言えば聴きやすかったという事なんだけど
悪く言えば物足りなかった・・・
ライブ定番曲の「Never Let Me Down Again」とか
キャッチーな「Strangelove」などバラエティに富んでるけど
どうもまとまりがなく感じられて。

ネットで何人かのアルバム評を見て思ったんですが、
このアルバムが好きな方は「Violator」に対して辛口で
逆に「Violator」をベストにあげている方は
これに対する評価がとても低いように感じました。
Violator好きの私は後者という事になりますね・・・。

だからと言って決して嫌いな訳ではありません。
「The Things You Said」や「Nothing」のバックに流れる
ふわ~っとした(?)シンセ音は大好きで、時々無性に聴きたくなります。

#5 Remix 81-04

2006-06-09 22:15:48 | My DM discography
3枚組リミックス集。
ちょうど「Violator」を買いに行った時(2004年末)は
これがリリースされたばかりで、店頭にたくさん並んでました。
まだオリジナルアルバム3枚しか持ってないのに
リミックス集買ってもなあ・・・と思っていたら、
1枚組のものもあったのでそれで妥協しちゃいました。

買ってみたはいいものの半分は初めて聴く曲で
知ってる曲は全然違う感じになってて
初心者ファンには何だか良くわからなかったのですが・・・(汗)
そんな中気に入ったのは「In Your Room-The Jeep Rock Mix」。
最初からギターが炸裂しまくっててかなりハードな曲。
でもロックは苦手な私もぶっとぶくらいカッコイイ!
こんな曲もあるんだな~と今後のアルバム集めが楽しみに。

その後DMがシングル1曲につき何バージョンも出していて
相当な数のリミックスが存在する事を知りましたが、
結局3枚組を買い直すには至ってません。
やっぱりオリジナルバージョンが一番いいと思うので。