『ペコペコバッタ』(てんコミ01巻)
ボールにぶつかったのは避けなかった方が悪いと言われるのび太。皆が去った後の「おい、まてよ…」が置いてけぼり感を増していてよかった。
反省の内容まで嫌味なスネ夫。中盤で歌っていた♪お金っていいな♪も面白かった。ジャイアンもスネ夫も結局は「殴ってくれ」に持っていくので反省内容に差をつけるには妥当なセリフであったと思う。頭がぺちゃんこにひしゃげたドラえもんはNGかと思ったが別段問題なかったようで普通にそのまま再現されていた。
放り出した反動で蓋が開いてしまい、中からペコペコバッタの大群が。これは誇張にしても数が多すぎな気がした。もはや虫カゴ(仮)の中は四次元空間かと問いたくなるような大群。あんなのがもし襲ってきたら、とついつい藤子A先生の『黒ベエ』でのセミを思い出してしまった。
クラスメイトと思しきタダシくん登場。原作では首吊り未遂の彼ですが、この後の切腹未遂ドロボウ共々 過激な描写はカット。個人的には「やっぱり死のう」への流れが好きなのでカットしては欲しくなかったが致し方ない。
原作には出てこない しずちゃんも出演。この前あげたクッキーは ほとんどママが作ったものだった、さらにキレイに焼けた分は出木杉にあげた、と聞きたくもない事実を突きつけられたのび太。世の中知らない方が幸せってこともありますよね。タダシくんのスカートめくりもカットかと思いましたが、ここで本人に向けて謝罪の言葉。『しずかちゃんさようなら』のときといいスカートめくりは見せない方針のようだが、なかなか上手い演出で十分にカバーされていると思う。
不景気とオゾンホールは自分の責任、と謝罪する警察官。原作ではベトナム戦争と光化学スモッグ、物価の値上がりに責任を感じていますが全面的に変更。これはまあどうでもいいのだが、この後の選挙カーで賄賂収受を公にするシーンの追加は総選挙投票日を目前に控えた今ならではのタイムリーなギャグで非常に好感が持てた。
『ジャイ子の恋人=のび太』(てんコミ22巻)
最近の傾向に反して初期作品以外からの選出。Aパートと打って変わって概ね原作そのまま。
ジャイ子をデートに誘うように即され驚くのび太。原作では「え~~っ!?」と白目を剥いていますがアニメでは結構落ち着き払っていた気がする。あの顔はぜひ再現してもらいたかった。のび太の肩を終始抱いて町を歩くジャイアンは原作以上に力が入っているようでこちらは好感がもてた。
ジャイ子が描いたギャグ漫画がアニメでは明かされた。タイトルは『運の悪い男』で、登場人物は のび太そのもの。作品を明かすところはいいにしても、まるでトレースしたかのようなそっくりそのもののキャラクター設定は正直どうかと思う。あとタイトルがジャイ子のセンスじゃないだろう。『ショコラでトレビアン』『日出処は天気』『愛フォルテシモ』『虹のビオレッタ』といった作品を描いてきた(アニメの現時点ではまだだろうが)彼女のセンスのタイトルかと問われれば そうとは答えがたい。できるなら漫画本編のコマをクローズアップすることで"主人公=のび太"であることを打ち出し、タイトルは隠す演出で表現してもらいたかった。
===
今回の放送で「ドラえもん音頭」のムービーに振付師真島茂樹氏が加わった。ネット上で「ドラえもんの手足が短いために振り付けが分かりにくい」と批判があったことを受けてなのだろうか。試みとしては親切だが、ドラえもんと真島氏の振り付けに少しズレがあって実に 微妙なものになってしまったような気がする。
次週は「ミチビキエンゼル」「家がだんだん遠くなる」。原作は3巻と14巻収録。
左の写真。新規オープンした書店を通りかかったので買いそびれてた『金魚屋古書店』の2巻を購入。開店記念で粗品を戴けたので鉛筆をもらってきました。しっかり学年誌と幼児誌の名前が記されている販促品(?)です。そういえば秋のブックフェアとして小学館の女性ファッション誌を購入するとどこでもドア型ミラーがもらえるそうですね。
ボールにぶつかったのは避けなかった方が悪いと言われるのび太。皆が去った後の「おい、まてよ…」が置いてけぼり感を増していてよかった。
反省の内容まで嫌味なスネ夫。中盤で歌っていた♪お金っていいな♪も面白かった。ジャイアンもスネ夫も結局は「殴ってくれ」に持っていくので反省内容に差をつけるには妥当なセリフであったと思う。頭がぺちゃんこにひしゃげたドラえもんはNGかと思ったが別段問題なかったようで普通にそのまま再現されていた。
放り出した反動で蓋が開いてしまい、中からペコペコバッタの大群が。これは誇張にしても数が多すぎな気がした。もはや虫カゴ(仮)の中は四次元空間かと問いたくなるような大群。あんなのがもし襲ってきたら、とついつい藤子A先生の『黒ベエ』でのセミを思い出してしまった。
クラスメイトと思しきタダシくん登場。原作では首吊り未遂の彼ですが、この後の切腹未遂ドロボウ共々 過激な描写はカット。個人的には「やっぱり死のう」への流れが好きなのでカットしては欲しくなかったが致し方ない。
原作には出てこない しずちゃんも出演。この前あげたクッキーは ほとんどママが作ったものだった、さらにキレイに焼けた分は出木杉にあげた、と聞きたくもない事実を突きつけられたのび太。世の中知らない方が幸せってこともありますよね。タダシくんのスカートめくりもカットかと思いましたが、ここで本人に向けて謝罪の言葉。『しずかちゃんさようなら』のときといいスカートめくりは見せない方針のようだが、なかなか上手い演出で十分にカバーされていると思う。
不景気とオゾンホールは自分の責任、と謝罪する警察官。原作ではベトナム戦争と光化学スモッグ、物価の値上がりに責任を感じていますが全面的に変更。これはまあどうでもいいのだが、この後の選挙カーで賄賂収受を公にするシーンの追加は総選挙投票日を目前に控えた今ならではのタイムリーなギャグで非常に好感が持てた。
『ジャイ子の恋人=のび太』(てんコミ22巻)
最近の傾向に反して初期作品以外からの選出。Aパートと打って変わって概ね原作そのまま。
ジャイ子をデートに誘うように即され驚くのび太。原作では「え~~っ!?」と白目を剥いていますがアニメでは結構落ち着き払っていた気がする。あの顔はぜひ再現してもらいたかった。のび太の肩を終始抱いて町を歩くジャイアンは原作以上に力が入っているようでこちらは好感がもてた。
ジャイ子が描いたギャグ漫画がアニメでは明かされた。タイトルは『運の悪い男』で、登場人物は のび太そのもの。作品を明かすところはいいにしても、まるでトレースしたかのようなそっくりそのもののキャラクター設定は正直どうかと思う。あとタイトルがジャイ子のセンスじゃないだろう。『ショコラでトレビアン』『日出処は天気』『愛フォルテシモ』『虹のビオレッタ』といった作品を描いてきた(アニメの現時点ではまだだろうが)彼女のセンスのタイトルかと問われれば そうとは答えがたい。できるなら漫画本編のコマをクローズアップすることで"主人公=のび太"であることを打ち出し、タイトルは隠す演出で表現してもらいたかった。
===
今回の放送で「ドラえもん音頭」のムービーに振付師真島茂樹氏が加わった。ネット上で「ドラえもんの手足が短いために振り付けが分かりにくい」と批判があったことを受けてなのだろうか。試みとしては親切だが、ドラえもんと真島氏の振り付けに少しズレがあって実に 微妙なものになってしまったような気がする。
次週は「ミチビキエンゼル」「家がだんだん遠くなる」。原作は3巻と14巻収録。
左の写真。新規オープンした書店を通りかかったので買いそびれてた『金魚屋古書店』の2巻を購入。開店記念で粗品を戴けたので鉛筆をもらってきました。しっかり学年誌と幼児誌の名前が記されている販促品(?)です。そういえば秋のブックフェアとして小学館の女性ファッション誌を購入するとどこでもドア型ミラーがもらえるそうですね。
虫かご、あの演出だと確実に四次元間違いななしですよね・・・。あのシーンばかりはちょっと恐怖大です。
>販促品
おおっ、鉛筆!こういう販促グッズって、意外と貰えることって少ないんですよね。当然原作版の絵のグッズなので、情報が入ったらすぐに飛んでゆく自分がいます。踊らされている・・・。
まぁ、これはオチのドラえもんのセリフに関連づけるためなんでしょうけど。
僕もあのペコペコバッタざわざわのシーンは怖いです。虫が苦手なもんで…
あれはやはり四次元空間につながってるのでしょうね・・・。恐ろしいことこの上ないです。
販促品、ホントにラッキーでした。中身は見せてもらえなかったのですが小学館で青い何かが透けて見えれば もうこれを選ぶしかないです(笑)。今まであまりもらった覚えもないので嬉しいですね。
ドラえもんのセリフで「運の悪い男」が使われたのでハッと気付きましたが、やはり作風違いますよね。あれは決定稿じゃなかった、と考えとくかな・・・。
ペコペコバッタざわざわのシーンは本当に鳥肌モノですね・・・。自分も虫は苦手なので、ドラえもん+1巻の「虫の声を聞こう」のラストはトラウマ気味・・・。
ドラえもん 9月9日放送 (ドラえもんで、行っとけ!)
をトラックバックさせていただいたのですが、慣れないもので文がこちらのサイトのものとなってしまいました(汗)。気に入らなければ削除してください。
トラックバックしていただけたことが嬉しいので もちろんこのままにさせていただきます。ご丁寧にありがとうございました。