僕は名もない凡人でいたい

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ルノワールのブックカバー

2017年03月31日 | 大学
数年前に履修した「文学論9」。
森鴎外『牛鍋』や夏目漱石『文鳥』、谷崎潤一郎と芥川龍之介の論争などを取りあげて、近代文学を広く浅く学ぶ科目でした。
今は「文芸論I-2」と名前を変えて、卒業必修科目となっています。
内容が全く同じなので自分では履修済みだと思っていたけれど、一応大学に問い合わせてみたところ、
「新たに履修してください」
とのこと。

私は衝撃を受けました。
でもやるしかありません。
なんとテキストも、以前書いたレポートも、先生からもらった評価も全部、残っていました。
助かりました!!

テキストの書き込みを見ると、当時苦しんで学んでいたのが伝わってきます。
それがあんまり面白いので、夫に見せたら大爆笑でした。
例えば、

「牛鍋」の書き込み
 肉をめぐる闘い=生存競争、本能 個
            ↑
           女は参加していない
           種の保存 本能 種
と、書いてあります。
「牛鍋」はたった3ページの短編なのですが、当時の私には意味がわからなすぎました。
考えに考えすぎて、とうとう哲学の世界に入っていました。

谷崎「少年」の書き込み
(はあ? どういう事?)と、あまりに意味不明で、絵に描いたんだと思います。
当時の私は、谷崎さんの性癖を知らなかったので。

意味不明ながらも苦心して書いたレポートと試験の結果は、自己最高得点でした。
先生は宮沢賢治の研究者なので、
「研究者から見たら斬新な内容だったんじゃない?」と夫に言われました。
今は読書力が上がっているので、評価はむしろ良くないかもしれません。

モチベーションを上げるために文房具を一新。
さらに、去年のルノワールのカレンダーでブックカバーを作りました。

我ながら素敵なアイデア。
これならカフェで勉強しても恥ずかしくないです(*^^*)

続ける意味は……

2017年03月28日 | 大学
最新の情報で、今年度卒業研究着手者には経過措置が取られていることが判明。
大学側の記載ミスも疑われ、過去にさかのぼって問い合わせています。
国だか何だかが干渉しているらしいけど、卒業要件がかなり複雑になっていて混乱しています。

文芸コース立ち上げに尽力した先生が辞められた理由はわからないまま……。
1期生からいるのはとうとう自分だけになりました。

やめれば良かった

2017年03月28日 | 大学
卒業研究の教員担当欄からN先生の名前が消えていたこと。
文芸の必修スクーリング科目のひとつが来年1月に予定されていて、年度内単位認定が不可能なこと。

それによって今年度、卒業できないこと。

絶望的な気持ち。
必要単位数は取ったのに。

久々、自分のために泣けます。

サボテン植え替え(2)

2017年03月27日 | 日記・エッセイ・コラム
サボテン、新たな寝床へいざ!!


約1週間ほど根っこを乾かしました。


新しい植木鉢は古い物に比べてさほど大きくありません。

あんまり大きいと、水をあげすぎて根腐れするらしいのでこの位に。

軍手をしてなおかつ新聞紙4枚分で包み込んでいます。
なかなか自立してくれず、倒れてきそうで本当に怖かったです。
一人で行いましたが、この大きさだと安全のために二人いた方がいいかも。
(強盗に襲われたらコイツで立ち向えば百人力だと本気で思いました)

植え替え完了。
もう写真を縦にする労力と時間がもったいないのでこのまま載せます。(そのうち……)

ふう~っ、どうにか自立しました。
水やりはさらに1週間後です。

初夏を待って「胴切り」をする予定です。