お馬な日々

馬券との壮絶な(?)戦いを繰り広げる元クラブDJのサラリーマンが送るレポート。

フェブラリーSの血統検証。

2006-02-16 20:38:46 | G1
カネヒキリのドバイ遠征壮行レースとなるかがポイントだが、果たしてそうなるかが重要となる。
今年に入ってフジキセキ産駒の快進撃。
昨年だけでも快進撃と言える活躍だろうが、京都ではケージーフジキセキが活躍し、クラシック世代では豪州産で前走ハイレベルな勝ち方をしたキンシャサノキセキが期待できる。
フジキセキ産駒のレビューを書く機会があれば述べたいところだが、東京千六ダートでカネヒキリを推せるかどうかは別である。
追い切りでジョッキーを乗せ、昨年の最優秀短距離馬のハットトリックと一昨年の菊花賞馬であるデルタブルースとの芝3頭併せを行ったが、各スポーツ紙上で芝克服と報道されている事を信じてはならない。疑問点は多数。

昨年連対のメイショウボーラーとシーキングザダイヤの取捨については明らかにメイショウボーラーは軽視したい。
対してシーキングザダイヤ。
昨年の連対馬は2頭ともスピードの父である。
府中のダートで雨が降り、脚抜きが良くなれば別だが、良馬場で行われるなら軽視。
ただ、シーキングザダイヤの中距離好走状況を踏まえると、消すまではいかないのかもしれない。

根岸S4着のサンライズバッカス。
力を余していた前走、一叩きしてのレースだと考えるならカネヒキリに唯一土をつけた舞台で一発あってもおかしくはない。
佐藤哲三騎手から柴田善臣騎手に乗替わるのは疑問だが、JCダートからの直行の前に短距離で一叩きして再び距離延長というのは好印象である。
母父ロベルト系は微妙だが、父ヘネシーが好印象。
馬体重が増え続けて勝っていった状況を踏まえると成長は見込める。

昨年のメイショウボーラーと同じように芝短距離戦線からの路線変更が成功したリミットレスビッドに関しては賛否両論。
千四以下に実績が固まっているだけに距離延長はマイナス材料。
ただ、全兄のアグネスゴールドがマイル前後で勝っているだけに後ろからの競馬が出来れば勝つまでは行かなくても着は拾いそうである。
サンデーサイレンス×ノーザンテーストの馬が中距離まで幅広く好走しているのを観ていると、距離延長が消す理由にならないだろう。

サカラートとヴァーミリアンの兄弟と注目のミスプロに関して。
この兄弟の母、スカーレットインクの牝系は東京コースで芳しくない。
兄サカラートはJCダートで人気にはなったが、やはりコース適正の無さを露呈した内容。
ヴァーミリアンは東京未経験。
ただ、父エルコンドルパサーという点では好走を期待しても良いと思われる。
前走では軽視してしまったが、平安S組はレベルが高い内容であり、勝ち馬のタガノゲルニカに魅力を感じない以上、ヴァーミリアンを重視してみたい気持ちを持ってしまう。
特に芝からの路線変更組の中でも今回のレースの中で底を見せていない馬はカネヒキリとヴァーミリアンのみと考えられる。カネヒキリの距離的な割引材料を踏まえると、馬券的にはヴァーミリアンに軍配が上がるし、ダートでも金子真人氏の勝負服を破るのはルメールになりそうである。
ヴァーミリアンの父エルコンドルパサー繋がりで注目したいのはスターキングマン。
東京マイスター・キングマンボ産駒なだけにスターキングマンは重視だ。
昨年のJCのでもキングマンボ産駒のアルカセットが勝ち、JCダートではスターキングマン自身が僅差の3着。芝実績がないという事には割引だが、母が完璧なナスルーラ系である事がそそられる。

最後にブライアンズタイムの2頭と近2走G1馬について。
ブライアンズタイム産駒の2頭は注目されるだろうが、買いたくない。
タイムパラドックスとタガノゲルニカだが、ブライアンズタイムの東京千六不向きは言うまでもない。オープンでは勝った事もない。
タイムパラドックスが勝てていないだけにタガノゲルニカも過信は禁物である。
更に、東京不向きは近2走のG1ホースであるアジュディミツオーも同じ。
アジュディケーティング産駒は京都なら買いだが東京では割引。
中山の正月競馬の雪代替開催では穴をキメていたが、東京では買えないだろう。
完璧なお客様である。

ここまでで考えるならば…

◎ヴァーミリアン
○サンライズバッカス
▲スターキングマン
△カネヒキリ

後は補足として考えたい。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ここのフェブラリーS予想に期待!! (ディープインパクト)
2006-02-16 20:44:36
 

秋のG1予想が凄かったから、今回も少し期待してます。



http://keiba.bufsiz.jp/top.html

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