寝台特急カシオペアスィート乗車記 前半

以前より一度乗ってみたいと思っていた、寝台特急「カシオペア」に、札幌から上野まで乗ることができました（＾Ｏ＾）　
一番上の写真は、私達が今回乗った、カシオペアスイートのメゾネットの部屋の内部１階（ベッド２つ並行並び）と２階リビングと、スィートに提供されるワインやウィスキーなどの飲み物セットの写真です。写真出所はJRのHPより使わせて頂きましたm(_ _)m

そもそも最初にカシオペアなるものを知ったのは、１年くらい前で。飛行機に乗ると耳が痛くなったり、風邪気味の時に飛行機に乗って中耳炎みたいのになった身内がいて、飛行機以外で、札幌と東京間を電車で行く方法はないかな？と探してみたら、日本で一番人気が高くて、予約を取るのが非常に困難というカシオペアって電車があるのを知り、それじゃ一度乗ってみよう！という事になったのでした。
しかし！！噂通り、やっぱり予約を取るのは異常に難しかったのでした。春に挑戦してダメ、GWに挑戦してダメ、今回夏休みに再度力を入れて挑戦して、やっとラッキーにも初めて取れたというわけでした。

そもそも、カシオペアには、ツイン、デラックス、スイートなるクラスがあり、ツインは一番多く、比較的取れやすいです。
基本的にカシオペアは、２名を基本に考えて作られているのに、我が家は３名。３名が泊まれる仕様（エキストラベットが入って３名宿泊可能でツインEXという）は、ツインの中でも、７号車から１１号車までのそれぞれの１番個室のみ、たったの５部屋だけ。あとは、スイート（展望室１室（３名不可）以外のメゾネットタイプ６部屋）とデラックス１部屋だけ。基本的に３名一室を取るのは、更に至難のワザというわけで・・・

さて、チケットgetするワザとか、あちこちのサイトさんで紹介されているのを勉強し、私も旅行代理店、駅まで出向いて１０時打ち（１ヶ月前の１０時から販売・発券されるので）など、出来る限り、幾つかかけもちして挑戦したものの、ことごとく撃沈・・・。私が狙っていたのは、ツインEXタイプでした（いちばん安いクラス）。その後もキャンセルが出ないか、何度も問い合わせの電話をしたり、駅で聞いたり、がんばってみたものの、ことごとくダメ。ところがある時「スィートなら１部屋キャンセルが出たみたいで、偶然今、空いてますが」という返答が、札幌予約センターの人よりありました。
えっ！！最難関といわれているスイートが空いてるって？しかもお盆の時期に？？？
心は動いたものの、値段にギョエッツ！１名片道４４,４６０円もするんですただ航空運賃と違って、一年中、閑散期だろうがピーク時だろうが値段は同じ。

ツインは寝台料金が一人　　　13,350円、　スイートは25,490円
両方　特急券それぞれ　　　 　2.890円　　　　　　 　2.890円
札幌→上野の運賃それぞれ　 16.080円　　　　　　　16.080円
　合　　　計　　　１名分　　　　　 32.320円　　　　　　　44.460円

と、こうなるわけです。ちなみに、行きの片道航空券は、１名14.500円。
ツインだって、庶民な我が家にしちゃ～一生一度の大奮発なのに、スイートの値段の高さたるや絶句。だって普段我が家が北海道に行く時は、往復の飛行機とホテルが込みパックで、３日位で、１人３万前後っていう、そういうのを使っているんですよ。それが、帰りの交通費の運賃だけでぶっとんでしまうんですから・・・。それに行きの飛行機代＋ホテル代もかかってくる・・・。普段の何倍もの値段がかかってくるわけです。上の値段は１人分なわけで、３名だと片道１１万越え

で、家族会議をしまして・・・。多分一生に一度しか乗らないだろうから、今後出発間際まで、ツインEXを諦めずにキャンセル待ちなどして、それでもダメなら、スィートに乗ろうということになったわけです。
結局のところ、ツインEXは空くことがなく、結果的にスィートに乗って帰って来たのですが、これが、もう最高！！でした。やっぱり日本最高級寝台といわれるだけのことがあったし、乗ってみる価値が充分あったと満足しました。

前置きが長くなりましたが、いよいよカシオペア乗車です。

１６時ちょっとすぎ、札幌駅にカシオペアがやってきました。
上野発の場合は、カシオペア乗車の人の為の特別待合室があるらしいのですが、札幌には、そんなもんは無し。
撮影隊の人（乗車しないけど電車マニアの人）などが一杯いました。東北など途中の道すがらにもいました＾＾
札幌発は、先頭には途中まで牽引車がいるので、上野発の電車の方が人気があるみたいです。特に展望車に乗る人にとっては、大きな差があるみたいです。
私が乗ったのは２号車の２号室。２号車は喫煙車両でしたが、匂いは全く気にならなかったです。
３番目の写真は、３号車のダイニングカー（食堂車）です。このように、上と下と、通常２段に分かれており、一番多いツインのお部屋の場合は上のお部屋、下のお部屋とそれぞれ別部屋になっています。
私の泊まったスィートは、上下２つで１部屋なので、とても広くて、室内に階段がついていて、１階にベット、２階にリビングと、お家感覚で過ごせるんです。

写真説明　上から室内の階段　中は、１階のベットルーム　下は、浴衣？とアメニティセット（超豪華♪）バスタオル大小（スィートには部屋の中にシャワールームがついています。タオルって結構かさばるので、ついていて嬉しかったです。）
ツインには部屋にシャワーが無いので共同シャワーを時間予約して使わなければならず、タオルもついていないそうです・・。

↓は２階のリビングルーム　

椅子を延ばせばベッドに変身。３人目の人はここ２階で寝ることになります。
リビングには、TVやラジオもついてますが、しょうもない番組ばかりで、全く期待できません。
TVはBSなどが入り、映画もやってました。残念ながら私の見たことがある映画で、吹き替えのオリバーツイストでした(^_^;)

トイレ、洗面所、シャワールームがこの左脇にあります。トイレの流す音がうるさくでビックリします。
シャワーは１８分。一人６分。しかし、最初温水が出るまで２分半くらいかかりました(｀ヘ´)

とりあえず長くなったので、前半はここまで。後半は明日か明後日アップします
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