「2」よりだいぶマシですが無いほうがいい。
CUBE ZERO
http://www.cube-zero.jp/
《ストーリー》
前後左右、そして上下、全ての面に円形のハッチが取り付けられた鋼鉄製の立方体。
一人の男がその中で目覚める。次の部屋へ入り込んだ男は、ノズルから噴き出した液体を浴び絶命した。その一部始終をモニタ越しに眺めていたウィンとドッド。2人はCUBEの管理と被験者の観察を行なう職員だった。職務に忠実なドッドに対し、コンピュータ並みの頭脳を持つウィンは、被験者の一人である若い女性レインズに特別な関心を寄せていた…
97年製作の「CUBE」の前のお話。
最近流行りのビギニングってやつです。
「CUBE」は低予算をやりくりして謎解き・設定に上手なはったりを利かした作品で自分は好きなのですが5年後に作られた「CUBE2」があまりにも酷く、言いたくは無いが最低続編の一つに入ります。
「ハロウィン」「ブギーマン」の後の「ハロウィンⅢ」並かそれ以下といえる
その後「CUBE」の名前を使ったバッタ物「CUBE IQ」「CUBE IQ/ハザード」「デスキューブ」なんてのもありました(製作者も映画の方向もパチもん)
今回の「CUBE ZERO」は知らなくても良い話をわざわざ公開して「CUBE」の名声・評価をまた下げていると思う
それでも「CUBE2」よりかなりマシなのだが…
「CUBE」は最初の奴だけで後の2作は「無かった」事にならないだろうか?(苦笑)
ネタバレ混じる感想は下に
・
・
・
・
・
このお話は最初の「CUBE」に出てきた数学の天才で精神病の男がなぜキューブシステムに入ったかの説明です
しかし色々ぼやかしていて想像が膨らむ話につまらない最初を持ってきた感が強い展開で「無くても良い」話というか「無い方がCUBEは面白い」といえます
一番弱点なのが最初の「CUBE」を見ていないと落ちが面白くないのと最初を見た人にとっては他のキューブシステムより人間の介入が効く為ハラハラ感が薄い事だと思います。
最後の映像もどうせなら最初の「CUBE」の画像を繋げばいいのに別の役者で「ZERO」と同じセットで撮っているのでインパクトが薄いです。
主人公の名前や顔が違うのはなんとか我慢できますが設定的に最初に繋げるならラストのキューブの壁のデザインと他の役者が1作目と違うのは良くない。
余計に繋がってるんだかなんだかわからなくなります。
「CUBE」は当時の映画の中では観ている人間に不条理を感じさせる物語でその不条理な設定に根拠と論理の脱出方法が存在する妙が良かったと思います。
目的も選別方法もわからず閉じ込められた不条理の説明の不足が映画の質に関係無かったので面白かったんじゃないかと自分は思います。
今作にふさわしい言葉は「蛇足」
この一言です。
CUBE ZERO
http://www.cube-zero.jp/
《ストーリー》
前後左右、そして上下、全ての面に円形のハッチが取り付けられた鋼鉄製の立方体。
一人の男がその中で目覚める。次の部屋へ入り込んだ男は、ノズルから噴き出した液体を浴び絶命した。その一部始終をモニタ越しに眺めていたウィンとドッド。2人はCUBEの管理と被験者の観察を行なう職員だった。職務に忠実なドッドに対し、コンピュータ並みの頭脳を持つウィンは、被験者の一人である若い女性レインズに特別な関心を寄せていた…
97年製作の「CUBE」の前のお話。
最近流行りのビギニングってやつです。
「CUBE」は低予算をやりくりして謎解き・設定に上手なはったりを利かした作品で自分は好きなのですが5年後に作られた「CUBE2」があまりにも酷く、言いたくは無いが最低続編の一つに入ります。
「ハロウィン」「ブギーマン」の後の「ハロウィンⅢ」並かそれ以下といえる
その後「CUBE」の名前を使ったバッタ物「CUBE IQ」「CUBE IQ/ハザード」「デスキューブ」なんてのもありました(製作者も映画の方向もパチもん)
今回の「CUBE ZERO」は知らなくても良い話をわざわざ公開して「CUBE」の名声・評価をまた下げていると思う
それでも「CUBE2」よりかなりマシなのだが…
「CUBE」は最初の奴だけで後の2作は「無かった」事にならないだろうか?(苦笑)
ネタバレ混じる感想は下に
・
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このお話は最初の「CUBE」に出てきた数学の天才で精神病の男がなぜキューブシステムに入ったかの説明です
しかし色々ぼやかしていて想像が膨らむ話につまらない最初を持ってきた感が強い展開で「無くても良い」話というか「無い方がCUBEは面白い」といえます
一番弱点なのが最初の「CUBE」を見ていないと落ちが面白くないのと最初を見た人にとっては他のキューブシステムより人間の介入が効く為ハラハラ感が薄い事だと思います。
最後の映像もどうせなら最初の「CUBE」の画像を繋げばいいのに別の役者で「ZERO」と同じセットで撮っているのでインパクトが薄いです。
主人公の名前や顔が違うのはなんとか我慢できますが設定的に最初に繋げるならラストのキューブの壁のデザインと他の役者が1作目と違うのは良くない。
余計に繋がってるんだかなんだかわからなくなります。
「CUBE」は当時の映画の中では観ている人間に不条理を感じさせる物語でその不条理な設定に根拠と論理の脱出方法が存在する妙が良かったと思います。
目的も選別方法もわからず閉じ込められた不条理の説明の不足が映画の質に関係無かったので面白かったんじゃないかと自分は思います。
今作にふさわしい言葉は「蛇足」
この一言です。
作るんならツボを外さないで欲しいと最近の続編ものに共通の台詞なのですが… 「2」よりはマシなのがまぁゴニョゴニョ…