今日はラクロスのことを少し書いてみたいと思います。
ラクロスの歴史については、「ラクロスの歴史」や「ラクロス」と検索をかけるとでてきますね。
調べていくと興味あることが多かったので是非みなさんに知っていただきたいです。
「ラクロス」は今から300年以上前、北アメリカのインディアンが戦闘や狩りのための持久力、
勇気を養うために、また部族の平和と健康を願い善を尽くすために、激しい格闘技とも見える
球技をおこなっていました。その球技は、同時に数百人もの人間が数日間にわたって戦いを
繰り広げていて、時には死者までもが出るほどの危険なものであったといいます。
ヨーロッパからアメリカ大陸にわたった白人の移民たちは、その真剣かつ危険な球技を見て、
原住民であるインディアンに敬服するとともに自らとの交流をはかったようです。そして、その
球技をただ見ているだけでは収まらず、スポーツとしてのルールをインディアンとともに作り上げ、
一緒にプレイを始めるようになりました。
インディアンとアングロサクソン人の出会いによって格闘技からスポーツへと変容したものが「ラ
クロス」の始まりのようですね。
一般的には語られることの少ない、インディアン文化と白人の出会いによって「ラクロス」は生まれ
ました。
「新大陸は極めて魅力ある土地」と、アメリカ開拓者を募るための宣伝材料として、ラクロスはヨー
ロッパに紹介され、1867年には18人のインディアンチームがヨーロッパに遠征を果たしているそう
です。 そして現在でも、ラクロス発祥地ともいえるイラコイ(北米・別名/シックス・ネイションズ)に
はネイティヴ・インディアンのラクロスチームが存在し、世界大会にも出場しています。
イコライのチームの名誉会長であるチーフ氏は、「ラクロスは我々インディアンが神から授かったス
ピリチュアルなゲームだ」と語っているようにラクロスは神秘的で、素敵なスポーツだと感じます。
後にアメリカ、カナダ、イングランドなどで、クラブチームが設立されてスポーツとして熟成してきます
が、1971年にNCAAの第1回大会が開かれてアメリカの大学スポーツとして定着したことをきっかけ
に、各国のアメリカへの留学生が母国に持ち帰るというスタイルで一気に世界的なスポーツとして普
及しました。
日本では1986年に慶応大学の男子チームが初めて作られました。
既に100年前くらいには日本に上陸していたという一説もあるので引き続き調べてみようと思います。
調べれば調べるほど奥深いスポーツだと感じて、ますますはまってしまいますね。