アメリカのピュー研究所が2015年2月に行った調査では、日本人の79%が「原爆投下は間違っていた」と答えたのに対し、アメリカ人の56%が「原爆投下は正しかった」と答えていたことがわかりました。
日本への原爆投下について支持、正当化する意見は、以前に比べ減少したものの、過半数を占めている。米ピュー・リサーチ・センターが今年1〜2月に実施した世論調査(18歳以上の1000人対象)では、米国人の56%が原爆投下は「正当」と回答、「不当」は29%にとどまった。
一方で若い世代では数値が逆転しているとの調査結果もある。英ユーゴブ社の7月の調査(米国の成人1000人対象)では、18〜29歳と30〜44歳の層で、原爆投下を「誤り」とする回答がそれぞれ45%と36%に達し、「正しい」の31%、33%を上回った。ただし全体では46%が「正しい」と答え、「誤り」は29%だった。