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2014北ドイツ 空活・鉄活-5:Flugschein für ju52 Flug

2014-10-29 10:27:56 | 2014北ドイツ空活・鉄活

ただ今旅行日程は二日目です。滞在地ハンブルクHamburg
ダンナさんは今朝風邪により発熱しています。
で~も、今日はこの旅の最大のイベントが待っています。
目的を果たすため朝8時半、力を振り絞ってホテルを出発してきました。


目指す場所はハンブルク空港です。
ホテルのある「ランドゥングスブリュッケン駅」からはSバーンで直通で行けるものの、往路はUバーンで中央駅まで行き、Sバーンに乗り換えました。時間は40分くらいかかるかな・・・
ハンブルク郊外へと向かいます。

 
ハンブルク空港は、フランクフルトのような巨大空港じゃないけど、広くて天井の高い開放的な空港ってイメージです。
チェックインは10時です。
ちょっと時間があったので空港地下のショッピングセンターで薬局を探すことにしましょう。
もちろん購入するのは風邪薬
薬局はすぐに見つかり、購入することもできました。
が、結構高かった・・・効くといいなぁ・・・

さて、ここハンブルク空港には何をしに来たのでしょう。
それは、Junkers:ユンカース(その中のJu52っていう輸送機)という約80年前の飛行機で遊覧飛行を楽しみに来ました。
このユンカース、初飛行が1930年、運用開始は1935年という飛行機です。
2009年ルフトハンザが定期遊覧飛行を復活したとのこと。
乗客はたったの17名が乗れるもの、ワクワクしますね。
この遊覧飛行のシーズンが10月までと聞いたので、今回の我が家のドイツ旅行はギリギリ10月
と、この旅行日程が決まっていち早く予約をしたんです。

ネットでひと月以上前に予約状況を見るも、どんどん満席になっていくので慌てて予約しました。
予約と同時にこのチケットがメールで送られてきました。

映画「風立ちぬ」をご覧になった方はこんなシーンを記憶してませんか
(映画「風立ちぬ」から)
まさにコレです。(たぶん全部じゃないけど
最大速度 265 km/h、なんてゆったりしているんでしょう。
それゆえにTante Ju(タンテ・ユー 「ユーおばさん」の意)と呼ばれ親しまれてるそうです。
45分の遊覧で一人€279.00≒38,500円(€1.00≒138円)
ちょっと奮発しました

さぁ10時です。
普通に旅行で出発するようにチェックインカウンターでチケットとパスポートを提示ます。
「チェックインはココでイイですか」と聞いたら「ヤァ~」と満面の笑み。
コンピューターにパチパチと入力するカウンターのふっくらしたマダム。
にこやかに返ってきた言葉は
「お~、フライトキャンセルね~」
・・・何今なんとおっしゃった
    
それでも色々と手を尽くしてくれています。明日は他の時間は
結局どれもいっぱいです。そもそも予約を入れる時点でも空きはほぼ無かったもんな。
今日は天候が悪いので飛ばないと言うことらしいです。


空は厚く雲がかかっています。
他の飛行機はバンバン飛んでいるのに・・・
やっぱユーおばさん故、老体にはピカピカの晴天じゃないとダメなのかしら


カウンターでは事務的話が続きます。
このチケットは返金かまたは振替るか…
振替って言ってもワタシ達にチャンスは明日しかないのだ(ハンブルクにいるのはってこと)
いや、旅行日程を変更すれば可能だけどもう11月になってしまうし…
仕方ないよね、返金してもらいます。


確かに空港の案内表示にも×の印が付いています・・・
自然現象に怒っても仕方ないか・・・
トホホ・・・

   
がっかりと肩を落とした二人は、空港の地下ショッピングセンターにあったカフェに行きました。
でサーモンのサンドイッチを食べましょう。
ここでも一つを半分コです
ガックリと肩を落とすも、このサーモン美味しかったわ
体調も不良だし、ホテルへ戻ることにしました。

ハンブルク、そうそう来れるとこじゃないしね。
と、その時はそう思ったけど、帰国してからは「絶対にもう一度行くユーおばさんに絶対に乗る
と強く思ったのです。
「生きねば」

ならぬ

行かねば
(これは後日ベルリンの博物館で出会った飛行機です)

 
翌日、空港を見渡すカフェに行きました。
あぁ、一日ズラしてたらユーおばさんは大空を飛んだのね・・・

2014.10.29


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