彷徨う普代村民

普代村の一村民、
彷徨う村からの貧民の呻き声

震災、災害時の対応は大丈夫か?

2017年04月21日 | Weblog

 

2区のこんな驚異的な広さで、1人の議員が県民の声をどうくみ取っていくというのでしょう?

人数だけ合わせられても、これでは2区の県民に対する政治との関わりという意味で不公平感があります。

立候補する人も大変ですが、国会議員としての仕事としても他の区との不公平感ありありです。

ある候補の方と歩いていても、もっと顔を出してほしい、地域に来てほしいという声が聞かれます。

現実的ではありません。

この広さに顔を頻繁に出すという事もそうですが、そもそも国会議員がしょっちゅう地元に顔出ししてばかりいたら

本来の仕事ができないのでは?と思ったりします。

国会議員に情報、要望を伝えるために要所要所の立場の人、知事とか、市長とか、村長、色んな団体の長がいるわけですから。

特にも緊急時には、情報集めとそれなりの手配、交渉、段取りをスムーズに進めるための重要な仕事があるはずです。

よく、震災直後とかに見にも来ないという批判もありますが、その前に現場にいる責任者が正確な情報を伝えたり交渉するのが仕事のはずです。あの長が来ない、この長が来ないという「文句」が先になり、現場でやるべき正確な情報伝達、今スグ必要なやるべきことが伝わらずに混乱を招くという事が往々にしてあります。

役割分担を認識していないために、情報が伝わらず、情報がなければ段取りする立場の人間は的確に動けません。

それが公の立場への批判となり、混乱を招いていると感じることがあります。

「緊急時でも公的立場の人間は、現場の状況から情報集めからすべてやらなければならない。」となれば、現場を知らないものは、状況の中で何が必要で、優先順位が何かまで把握できません。

本来は、公・民関係なく情報伝達の仕組みを作っておかなければならないのだろうと思います。

災害時は、現場にいる誰が情報の取りまとめの役割を負い、しかるべき所に伝達するのか。状況によって違ってきますが、誰かがその役割を負わなければ現場が一番困ります。

そんな認識を役場だけでなく、農協や漁協だけでなく、全住民が共有していなければ間違った責任の押し付け合いになりかねません。

 そんな災害時にも、これだけ区割りが広ければ、国会議員ひとりの対応の限界は必ずと言っていいほどあり得ます。区割りが広ければそれだけ現場への対応も遅くなりはしないか? 普段においても、これだけ広範囲に忖度できるのでしょうか?

こんなのが通ることがあれば、地方の状況は無視しているとしか思えません。

 

 

 

 


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