地球の危機!

私は、「環境goo」のファンです。
私も 地球を(人も)守りたい!

「ペットフードの材料」 1、

2009-08-29 10:12:30 | Weblog
動物用の飼料やペットフードには、「肉骨粉」が含まれています。「肉骨粉」は、レンダリング工場で作られます。レンダリング工場とはどんな所かというと、→(*)(『食べさせてはいけない! ペットフードの恐ろしい話』 (アン・N・マーティン著、白揚社より)
(とてもショックキングな内容です。私はこの本を読んでいると、気分が悪くなってきました。読みたくない方は、読まれないでください)


こんな、ゴミも何もかにも一緒くたに混ぜ合わせるレンダリング工場で作られる肉骨粉入りのペットフードは、買わないようにしましょう。(肉骨粉は日本へも輸出されているそうです。)


私は、どうしてこういうことをするのか、分かりませんでした。

「企業の儲けのため」。理屈では、そうでしょう。しかし、私は怒りを通り越してーー「アメリカの皆さん、もっと楽に生きましょうよ」と呼びかけたくなりました。

アジアのどの国でしたか、子供が、昼下がり、大きな牛が横になっている、その上に、(小さな子供が)腹ばいになっている、その写真を見たときに、思わず、笑みがこぼれました。

こういうのがいいです。動物と人間と、同じ仲間。

病気で死んだり、殺されたりした動物は、焼くか、埋めるかした方が、結局は安くつくと思いますけど。

アメリカのために、これから私も心を鬼にして「アメリカ産の肉は、買ったらいけませんよ」とか、「肉骨粉が入っているペットフードは、動物に与えてはいけません」と、呼びかけることにします。    はー ~  ~


(*)
P.77
2章で述べたように病院や収容所で死んだコンパニオン・アニマルは、レンダリングしてペットフードのタンパク源として使うことが出来るし、また実際そのようなことが行われています。死んだ家畜の回収業はペットフード産業にとって大きな役割を果たしています。

死んだ動物や道端に埋まられない轢死動物、時には動物園の動物などが、こうした死体回収業者の手で集められます。動物が屋外で死んだり、病気や致命傷で死んだりすると、回収業者が拾って受け取り工場に引き渡します。

そこでは死体から肉を取ったり、腐敗の程度によってはレンダリング工場に引き渡したりします。受け入れ工場ではまた、有用な動物であれば皮を剥ぎ、内臓を取り除きます。畜牛や子ウシの皮は売られてなめされます。使用できる肉が死骸から剥ぎ取られ、人間用に回されないように炭が塗られます。それから肉は冷凍され、ペットフードを含む動物用の食物として売られるのです。

この冷凍肉のパッケージには「人間の食用には適さない」旨、はっきり明示しておかなければなりません。死骸の残りと、内臓や脂肪など質の劣るものはレンダリング工場に送られます。レンダリング工場はあらゆる廃物のるつぼです。

例えば飲食店から出た油や生ゴミ、とっくに賞味期限の過ぎたスーパーマーケットの肉や干からびた商品(発泡スチロールのトレイや収縮包装も一緒くたに処理されます)、死んだ家畜の回収作業で出た内臓、食肉処理場から出た質の悪い原料や汚染された原料などです。これらが全てレンダリングされるのです。

ウシやブタ、ヤギ、子ウシ、ヒツジ、家禽、ウサギが最期を遂げる食肉処理場は、レンダリング工場にもっと多くの原料を提供しています。

した後、頭部や足、皮、足指のツメ、毛、羽毛、手根骨や足根骨の関節、乳腺は取り除かれます。これらはレンダリングに回されるのです。食肉処理場に運ばれる途中で死んでしまった動物たちがレンダリングされます。

ガン組織や腫瘍、寄生虫に感染した器官がレンダリングされます。充血部位や血塊、骨の破片、あるいはそこに付着したものがレンダリングされます。汚染された血液がレンダリングされます。胃や腸がレンダリングされます。

そして、食品薬品法と環境保護法によって禁止された物質、あるいは法の許容量を超えた物質が含まれている原料、もしくはその物質を処方された原料。言い換えると、死骸に高レベルの薬物や殺虫剤が入っていると、この原料はレンダリングされるのです。

レンダリング処理する前に、食肉処理場から来たこの原料は「変性」させられます。つまり、これら食肉処理場から来た原料が人間の食べる食品やその材料に使われるのを防止するために、特定の物質をかけるのです。変性させる薬物として、アメリカでは天然の石炭酸、燃料油、シトロネラなどが使われます。

カナダで使用される変性用の薬品はピルコレーネBです.この薬品についてたずねても、農務局はピルコレーネBの組成を明かしてくれえず、その成分は企業秘密だといいました。