地球の危機!

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「原発の話」 (2)

2011-03-04 20:16:03 | Weblog
「原発の話」 (2)

(『東京に原発を!』 広瀬隆著、集英社文庫より)

原発の材料であるウランやプルトニウムは、猛毒です。超猛毒です。そんな猛毒のウラン等を使って原発を進めようと、世界中が今、その方向に行っていると思います。


1、誰もが反対だと思うのに、如何にして可能か?

①、「反対」を言わせない。

反対を言うと、減給される、職に就けない、など。

日本では、「日本学士院」と「学術会議」が、科学者と技術者を牛耳っているそうです。

原子力発電所の建設許可は、首相、通産(現、経産)大臣、原子力委員会、原子力安全委員会、動力炉安全基準専門部会、原子力発電技術顧問会、電源開発調整審議会、環境審査顧問会の全てのハンコが必要だが、これら全ては、’原発シンジケート’のメンバーなのだ。(米国でも同様。否、元々米国がそういうふうにしたのだ)

②、原発を進めれば、儲かる仕組みになっている。

「電気事業法」に、電力会社の「支出金額の8%を事業報酬にして良い」という決まりがある。

支出が高くなればなるほど、報酬も大きくなるということだ。例えば、建設費が1000万円だと、報酬は80万円だが、10億円だと、8000万円である。

事実、原発の建設費は、
1970年ーー約500億円
1990年ーー約4000億円

2011年ーー1兆円? 2兆円?


2、原子力発電所がある付近の人々は被害を被っている。

英のウインズケール、
仏のラ・アーグ
米のスリーマイル島
日の敦賀

など、白血病や癌が多発している。しかし、そのことは隠されている。

「照明不明」とされている。
「環境中に放出されたプルトニウムなどが様々な癌や白血病を引き起こしたという事を医学的に証明する事はほとんど不可能だ」 (ピーター・テイラー博士)


3、チェルノブイリ事故で疎開させられた人たちは、自分たちの過去も、ふるさとも失った。どこでどのように暮らしているのか? 世界に知らされない。

4、(日本では)作られた電気の1/3しか利用されていない。残りの2/3は(余熱は)海へ捨てられている。


5、(日本の)原子力発電所のコンピューターで管理されているクリーンルームは、本社の人たちが管理しているが、メンテナンス、修理したり、危険な所へ行ったりは、下請けの、下請けの…  人たちがしている。この人たちの健康被害は公にされない。


6、(世界で)廃棄物を安全に処理にすることが出来ない。

原子力発電所は約40年で寿命になる。放射能を浴び続けたコンクリートの壁は、40年経つとそれ自体が放射性物質になる。どこに捨てるか?

原爆はウラン5キログラムぐらいで1個出来る。原子力発電所でウラン約30kg使う。

その原子力発電所何ヶ所分ものウランを1ヶ所に集めて処理しようとしているのが、青森県六ヶ所村だ。

もし、廃棄物処理場で事故が起きたら…と考えると、  寒くなる。


7、(日本では)電気は余っている。

チェルノブイリの爆発時点で(1986年4月26日)、

A:1985年の史上最高使用電力(10,981万kW)
B:1986年の火力+水力の電力(12,799万kW (>A))
C:1986年の火力+水力+原子力の電力(15,253万kW)
  (’86年の原子力のみの電力の割合は、22%/ 過剰電力の割合は、39%)

なおも、原子力発電所は、増え続けている。

故に、「電力が不足するから、原子力発電をする」というのは、嘘。

何のために原子力発電をするか? →お金の為だそうだ。


8、ウランのメジャーは、
   アナコンダ社、
   エクソン社、
   ユニオン・カーバイド社、
   ユタ・インターナショナル社

これらは、ロックフェラー財閥、モルガン財閥に組み込まれている。

ロスチャイルド家が、南アフリカ共和国と組んで、ロックフェラー財閥、モルガン財閥に対抗し、三大財閥によって世界のウランが支配されている。

「米・ユートラム協定」=「米・欧の原子力陰謀」の意。



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頭がボーとしてきそうです。

何が言いたいかというと、原発を廃止にしましょう。
アメリカよ、原発を暴走させるな! 世界を破壊しないでくれ!

でないと、アメリカは攻撃されるかも知れない、と思う。私は、アメリカが攻撃されたら、喜ぶぞ。