後ろのメスが水中に卵を産み付けています
名古屋・東山植物園にあるビオトープへも立ち寄り、童心に返ってきました。
さほど大きくない沼地ですが、小さな生きものたちが自然に生息する様子を観察、トンボの産卵やメダカの群れをカメラに収めることもできました。
沼地を飛び交うトンボを見て、ビオトープに立ち寄るのだったら一眼レフを持ってくるべきだったと反省しましたが、止まっているトンボならと携帯カメラを構えました。
トンボが水草の葉の上などで羽を休めています。でも、距離があります。近づこうとすると、サッと飛び立ちます。
しかし、見ているうちに、止まる場所が個体ごとにほとんど同じ場所だと気づきました。
そこで、飛び立った場所にデッキから一番近いところへ接近。カメラの照準を合わせ、じっと待ちます。数分もしないうちに、先ほどのトンボが戻ってきます。
この動作を繰り返し、シオカラトンボと真っ赤なショウジョウトンボを収めることができました。
水面のあちこちの藻の上に、体調3㎝ほどの小さなトンボがいます。イトトンボの一種でしょうか。
2匹が連結したのを見つけました。交尾です。繋がったまま50㎝ほどずつ場所を変えて、ときおり後ろのメスが尾部の産卵管を水中へ差し込んでいます。打水産卵という動作のようです。
子どものころに何度も観た生態ですが、カメラに収めたのは初めてでした。
東山植物園のビオトープ
メダカが群れています