誰知らずのブリルランテ★

1985年生まれの自殺できないから生きてるだけの孤独なおっさんのブログ

とある青年のお話

2013-07-04 | 暗いニュース
職場に置いてあった雑誌に載っていたドキュメント記事が気になったんすなあ…


【父】
外務省勤務のバリバリ仕事人間。子育ては妻に任せきり

【母】
パート勤務の主婦。子供達のことを想ってはいるが子育てはうまくいかない

【長男】
就職活動に失敗し高校卒業後はバイトしたり引きこもったり。妹(長女)を殺そうと思っていた

【長女】
特に母が大嫌いで「自分の声を聞かせたくない」との理由で会話は筆談のみ。中学時代に引きこもる(以降継続?)

【次女】
特に姉と弟が大嫌いで兄はどうでもいい

【次男】
兄とはゲームで遊んだりしたこともあったし、姉(長女)とはジェスチャーで意思疎通をはかれる程度の接点があった、でも家族の誰が死んでもどうでもいい


長男は学生時代にいじめにあったりするようなこともなく、部活で全国大会に出場するなどそれなりの学生時代を送ったようだ
ただ高校2年生の時に父から貰った哲学書で何かを悟り(自分に都合の良いように解釈し)「人を殺すのは悪じゃない」と考えるようになる
そしてある日、人生がどうしようもなくつまらなくて死にたかった彼は通り魔となり8人刺して1人殺害
通り魔ってのはよく動機について「こうなったのは○○のせい」と家族や社会のせいにしたり、意味不明の供述を繰り返したりする人が多いが
この青年は言い訳することもなく「自殺する勇気がないので死刑にしてもらうために殺しました」と述べました

24歳で凶行に及び
29歳の今年、死刑が執行された
さっさと死にたかったなら自殺しときゃ5年も待つ必要なかったけど
それが出来ないから、人に殺してもらうために人を殺した



('~`)