ボクの徒然なる日々

ものぐさ羽邑の、ちょっとした日記。
仕事のことや趣味を思い出した時に綴ります。

〇図書室の住人

2014-07-27 22:37:00 | ○日記○
昔話を終えてからじゃないと近況が書けないとようやく気づきました(笑)
どーもお久しぶりです、羽邑です。

前回中学で終了してたので今回は高校時代ですね。
高校は学力的な意味で、友人が誰もいない高校に行きました。中学で仲良くなった合唱部の子も幼なじみ達もいません。
というのも母が同じ校区の出身で、なまじ他県で県内で上位の高校からちょっとランクを落として編入して、ボクの母校を卒業したという経歴でして。その分基準がどうしても(O高校から以下なんてそんな……)みたいな風潮があったのです。
なので中学3年の個人面談で担任から

「S高校なら〇ですが、O高校なら△ですね」

なーんて話が出たら、迷わず

「じゃあO高校ですね」

と即答したというエピソードが(笑)
まぁボク自身も母からずっとO高校の名前を聞かされ続けてたので、特に不満もなくそのまま受けたんですが。。。
中学でも相変わらず仲間外れは続いてましたしね。

で、高校に入学してから。
基本的に友達がいないのは変わりないです。作りに行けるキャラでもなかったんで、ほぼ3年間昼も独りで弁当食ってましたね。
さっさか昼飯食ってからずーっと図書室に入り浸ってました。この頃の読書量はそこそこあったと思います。年間200近く読んだんじゃないでしょうか。
確か利用者の貸出冊数のランキングが貼り出されたことがあって、ほぼ2年生が占めているトップ10にボクだけ1年生という出来事もありましたね。

余談ですが、1位だった先輩は倍近く読んでらしたと思われます。なかなか抜けねぇなぁくそぅ、とか思ってたら、ある日秘訣を目の当たりにしました。

スッ

どこからともなく現れた文庫本。
彼は手ぶらだったはずなのに、どこからーー??
その後もう一度、その場面を目撃しました。


学ランのポケットから取り出された文庫本の姿を。。。


くっそぅズルいな学ラン!!
女子の制服じゃポケットはそこまで大きくなかったのです。

まぁどちらにせよ、当時読んでた本は文庫本でなく新書判とか単行本なので無理なんですけどね(笑)
当時は森博嗣や栗本薫を読みあさってました。あと、『黄金の羅針盤』とかを読み始めたのもこの頃です。

1年の頃はそんな感じ。
2年になってから、活動してるとわかった合唱部に入部。そこで多少は友人ができたんですが、まだ付き合いが続いているような子はいません。理系クラスの子ばっかりだったのは覚えています。


何となく子どもが好きというのと、中3まで習っていたピアノが役立つから、という理由だけで保育学科に進路を定めました。しかも授業料の問題だけで国公立志望。今振り返るとふざけた話ですが、当時は割りと真剣でした。
というのも、1年の冬に父がリストラにあい、自営の軽トラ運ちゃんに転身してから脳出血で倒れるという、金銭面でハードな事態になったからです。幸い軽症で1ヶ月の入院と1ヶ月の自宅療養で復帰しました。それでも家計はまぁそれなりだったので、高校の授業料も全額免除されてたんですよね。

塾にも行かず学校の講習と模試だけで挑んだ受験は見事に惨敗。滑り止めに選んだ学校は、センター試験を利用して受験。一定の点があれば授業料免除になったんですが、わずかに足らず、免除までは届きませんでした。


入学するまで1度も足を踏み入れたことすらなかった学校で、こんな結末を迎えるなんて。
その時のボクは知る由もなかったのですーー。



やぁっと高校編終了!!