薬害エイズを忘れない!

1500名の被害者を出した薬害エイズ事件が一応の終結を見て早10年。「薬害エイズってなあに?」と言う若者が増えています

HIVに伴う脂肪再分布症候群を対象にした成長ホルモンの第3相試験で良好な結果が得られた

2006-08-22 11:02:21 | HIV治療情報
2006-08-19 - 2006年8月17日、Serono, Inc.は、HIVに伴う脂肪再分布症候群(HIV-associated Adipose Redistribution Syndrome、HARS)を対象にしたヒト組み換え成長ホルモン(r-hGH)のプラセボ対象二重盲検第3相試験で良好な結果が得られたと発表しました。

私たちは(特にプロテアーゼ阻害剤によって)脂肪再分布症候群に大なり小なり悩まされています。HIV関連リポジストロフィーの一種ですが、この症候群の顔つきや体つきだけで、HIV感染者とわかるほどです(モデルさんとかには大いに支障をきたしますね)。 腹部にしぼうがついてしまったり、頚部の後ろの方が盛り上がるほど脂肪沈着してしまったり(バッファローハンプ:野牛のコブ)、その一方で 腕や足(そのために静脈が浮いて見えるようになる。女性ではノースリーブやスカートもはけないほど)、おしり・顔はげっそり肉が(脂肪が)そげてしまいます。

もしそれが改善される薬が実現したとすると嬉しいことは嬉しい(でもまた薬を飲まなくちゃ




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