イングランド・プレミアリーグの第33節、チェルシーはエバートンを6-0で下し、調子が悪い時にチェルシーの悩みの種であった決定力不足は解消されていることを証明できたと思います。
また、その原動力は、この日4ゴールを記録してマンCのノルウェー代表FWハーランドと並んで得点ランキングのトップに立ったイングランド代表MFパーマーによるところが大きいと思います。
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そのパーマーの4ゴール目のPKを巡ってチーム内で小競り合いが起こったことにのポチェッティーノ監督は苦言を呈しましたが、これぐらいゴールに貪欲な方がむしろ元気があって良いと思います。
得点ランキングでパーマーはトップに立つかどうかの状況、U-21イングランド代表FWマドゥエケにとってはレギュラー入りするために得点を以ってアピールしたいところだったと思いますし。
また、2009-2010シーズンも確か得点王争いが最終節までもつれ、得点王の可能性があった元コートジボワール代表FWドログバが獲得したPKをこちらもMFながらもシーズン20ゴール越えがかかっていた元イングランド代表MFランパードが蹴って試合中に険悪になったと記憶しています。
これと同様のケースが、イタリア・セリエAのアタランタで過去に元イタリア代表FWインザーギと元イタリア代表MFモルフェオとの間でやはり得点王のタイトルが見えた状況でのPKキッカーを巡って揉めていた記憶があります。
一方で、前述した2009-2010シーズンの最終節はランパードがPKを沈めた後にドログバの得点を(ランパードが)アシストしてドログバの得点王を決めたように、パーマーのアシストからマドゥエケが流れの中で決めて欲しいと思います。
逆に失点に関しては課題であり、堅守はブルーズの伝統であり、こと失点に対しては悔しさを露わにして欲しいぐらいです。