今日の栗橋さん

つらつら書き綴りますよ?

エビエビ大行進だよオッカサン!

2010年04月12日 | 映画
昨日見てきました!

「第9地区」

南アフリカの最凶都市ヨハネスブルグの上空に現れた巨大UFO。お決まりのパターンなら攻撃してくるか友好に交流を求めてくるかなのですが、残念ながらこのUFOは壊れていて、乗ってる宇宙人もなんだか難民みたいな様子・・


なんだか「エイリアン・ネイション」を彷彿させます。



が、今回の宇宙人さんはあっちと違ってなんと言うか・・その・・



エビというか虫な外見はともかく、あの最凶都市簡単に馴染んでるような素行の皆さんでして・・


そんなエビさん(宇宙人の通称)の居住区“第9地区”は当然のようにスラム化。 で、あまりの治安悪化に業を煮やした政府はMNUという団体に居住区移動のプロジェクトを依頼するところから話が始まるわけです。



で、このプロジェクトの責任者に抜擢されたヴィカスさんなんですが、なんというか「小役人」という形容詞がこれほど似合う主人公も珍しいんじゃないかというくらいの小役人っぷりw

プロジェクトの記録用に撮影している(という設定の映像が前半のメインになります)カメラの前で妙にハイテンションな様子でペラペラまくしたてます。


どうやら初めて重要なプロジェクトを任されたようで、完全に舞い上がってますw

そのテンションのままエビさん達に無理やり移住承諾書にサイン?させていくのですが、正直見ていてウザい・・


なのであるエビさんの家で拾った謎の液体を被ってゲロったときは「ザマァ」と思ってしまいましたw



でも、その後それが原因でヴィカスさんの体にどんどん異変が起こってエライことになっていくにつれ、なんだかその・・・



平凡に仕事をしていた平社員が、ちょっとした不運で会社の不正に巻き込まれ、あまつさえ責任負わされ消される?


という感じの、あまりにも不運な展開にちょっと同情してしまいましたw




まぁ、そんなついてない男ヴィカスさんは置いといて、映画としての感想ですが・・




前半は記録映像や関係者へのインタビューで事件後に作られたドキュメンタリー風なんですが、途中からヴィカスさんメインの普通の映画風になり、また途中でドキュメンタリー風なのが混ざったりと、なんというか中途半端な感じが・・


でも映像はよく出来ていて、エビさん達も普通に風景に馴染んでいますし、ラストのアクションシーンも見応えあります。



ちょっと変わったSF物として充分楽しめるかと思います。










それにしても、ファストフードのレジにも鉄格子が付いていたのにはビックリです。

さすがヨハネスブルグ、恐ろしい街w


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