KURC「今日の国分和三盆」

アンプラグドの利を活かし、アコースティックスタイルで何か事を起こそうとする企画集団・KURCの国分和三盆のブログです。

今日のテフロン渡邊

2007年05月31日 | 今日の国分和三盆
テフロン渡邊(写真)をダブルクリック!もっと素早くダブル
クリック!!というワケで新里オールスターズ、ザ・ニーツに
続いてのレコーディングアーティストは新里オールスターズの
名バイオリニスト・テフロン渡邊氏のソロ曲を録音。なんだか
新里オールスターズのソロ大会みたくなって来たな。次は新里
組長かオーシャンのソロレコーディングの番でしょうか?今回
テフロン氏の使っているギターは俺が今回ギブソンを買うまで
所有していたYAMAHA赤ラベル・FG-110です。この
ギターはこの度、ギブソン購入を機に前々からこの赤ラベルに
ラブコールを送っていたテフロン氏に売却。昔、同じモデルの
ギターを所有していたテフロン氏は大変に満足のご様子。この
ギターは鳴りも良いので凄く生音が大きいギターなのですが、
その生音にも負けてないパワフルな演奏と歌声でテフロン氏は
オリジナル曲を録音。テフロン氏とは世代も若干違い、やはり
フォークやブルースとかにも我々よりは深く精通している事も
あってか、ちょっとしたフレーズの使い方とか演奏スタイル、
特にフィンガーピッキングの巧みさとかには非常に勉強になる
部分が多いです。あと俺はテフロン氏の弾くブルース感溢れる
ピアノが大好きで、今日もスタジオにあったピアノで俺は彼に
リクエストして色々と無理言って弾いてもらいました。今回、
レコーディングに使ったスタジオはコア鳥取の音楽室という、
初めて入った珍しい場所。でもまあ「スタジオ」とは言っても
ピアノ以外はマイクもスピーカーもアンプもないのでここでは
合唱団の練習くらいしかできない感じの場所でしたけどね。

今日の一枚
TUSK ITAYA(新宿心音会)/
LC-TRACKS and LC-GIG-TAKES

今日のレコーディング

2007年05月27日 | 今日の国分和三盆
個人、KURC共に「6月はレコーディング月間だ」と自分の
中で勝手に決め付けております。ちょうど同時期に多方面から
レコーディングのオファーがあったり、KURCのオムニバス
第二弾の話がそろそろ持ち挙がってきてたりとか。そういえば
ROEDEZAKの新作のレコーディングもずっと途中のまま
だったのでいい加減にそれも完成させないといけないし。この
一ヶ月は、ちょっと集中的にそれらをやっつけていかなければ
いけないと思ってます。久々にMTRのスイッチを入れ続ける
毎日が続きそうだ。本日は早速、先日レコーディングを行った
新里オールスターズの音源のミックスダウンと元・川島和三盆
こと川島ダービットソンの新バンド「THE NEETS」の
デモ音源の歌録りとミックスをしました。この調子でドンドン
他のも片付けてこうと思いながら寝る前に新里オールスターズ
の音源をヘッドフォンで聴いてると、結構音がヤバめに割れて
いたりバランスが悪かったりした箇所をいくつか発見。これは
明日また最初からやり直ししなきゃな。これだからミックスは
大変だ。早くも、レコーディング月間の辛い幕開けです。

今日の1曲
XTC/KING FOR A DAY

今日のカフェ

2007年05月26日 | 今日の国分和三盆
今日、前から気になっていたカフェに遂に入ってみた。「ここは札幌か?」と思わず錯覚してしまいそうな、釧路ではまだ珍しいオシャレな店内。最近、安さや量の多さとか重視の大衆的な店ばかり行ってたから、久々に行ったこういう空間に心が洗われる思いでした。もう○○や○○○や○○○○○なんて行かないぞ。

店内もさる事ながら良かったのは料理のクオリティ。ただの「なんちゃって」のおしゃれカフェではありませんでした。ケーキも美味。カレーも、意外とボリュームのある美味しさでした。カフェのカレーはハズレが多いからねえ。俺が頼んだのは「おろしから揚げ丼」だったが、これもまた美味だった。近々また行こうと思います。家から近いので散歩がてら歩いて行くのも良いかも。休みの日の昼下がりにあの場所でコーヒー飲みながら読書したり何か書きものをしたりとか。思わず、オシャレな曲の一つでも浮かぶかも。気分はまるでメジャーセブンス。ガ○ツや○○飯店とかでは、なかなかこうはいかないぜよ。

今日の一枚
DUMB/TRIBUTE TO RAMONES

今日のB-25

2007年05月24日 | 今日の国分和三盆
アメリカのギブソンというメーカーのギターに「B-25」と
いうアコースティックギターがあります。ギブソンのアコギと
言えば古くはビートルズや吉田拓郎、近年では山崎まさよしや
ウチのKURCの新里組長の使用する「J-45」が有名だし
定番なのですが、私国分はJ-45よりもこの「B-25」の
方がどちらかというと好みです。J-45よりも小ぶりで軽く
ヴィンテージで買ってもJ-45とかほど高価でもないので、
色んな意味で手軽なギター。最近は現行品も再発しました。

というわけで右のギターが1964年製のギブソンB-25、
左のギターが近年再発された2006年製のギブソンB-25
です。右側の1964年製のは前から持っていて国分和三盆の
ライブ等でもたびたび使っていたのですが今回、これとは別に
新しく現行品のB-25を買いました。一体、俺はKURCと
心中でもする気でしょうか?しかも隣には同じ型のギター…。

同じ型のギターを買ったのには理由があります。ここ数年は
国分和三盆ソロやその前にやっていた横山バンド等々の活動で
すっかりアコギ漬けで、かなり色んなメーカーや形のアコギを
弾いたり試したり、実際に買ってみたりしました。そして結局
行き着いたのがこの「B-25」だったのですが右のギターは
ギターの年齢ではもうすっかり「おじいちゃん」の部類でして
故障箇所も無く状態こそ良いですが、さすがに野外とか湿気の
多い場所には連れて行けない状況なのであります。音は確かに
素晴らしいんですけどね。それで今回、B-25好きとしては
一念発起して現行品のB-25を購入。これからこれを普段の
ライブや色んな所に持って歩くぞ。ゆずペペの路上ライブも、
これでガンガン弾きまくってやる。ヴィンテージに比べたら、
このB-25が傷つくのなんて何とも思わないもんね。今年は
この新しいギターと色んな場所でジャンボりたいです。まるで
ジーンズに例えるならヴィンテージの501と現行の501を
TPOによって履き分けてる様な状態。どう、これなら少しは
ギターを弾かない人でも理解出来るでしょ?ギターの世界と、
ジーンズの世界は相通ずるものがあるなと時々思います。あの
常人にはよく分からないヴィンテージ物の値段設定とか。

今日の1曲
THE PIXIES/WHERE IS MY MIND?

今日の甘納豆パン

2007年05月23日 | 今日の国分和三盆
今日の給食に待望の甘納豆パンが出た。給食の甘納豆パンは、
俺が小中学校時代にもっとも愛した給食のパンであり、他人と
給食話になってもカレーやラーメン、オレンジゼリーに続いて
「また食べたい一品」に挙がる人気メニューである。今日その
甘納豆パンを再び口にしたのだが、それはまるでお気に入りの
バンドの再結成ライブの様なノスタルジックな感動とそして、
その喜びとは裏腹に「お互いがもう、昔とは同じではない」と
いう事を認めざるを得ない、何とも言えない切なさ。それは、
自分の舌が肥えてしまったのか、それとも給食の甘納豆パンの
味が変わってしまったのか…。まるで先日の忌野一葉の日記の
レモンカツゲンの話の様な出来事がここにもありました。でも
今でも充分に美味いけどね。確かに甘納豆の大きさが昔よりも
小粒になってしまって、少々物足りなくなってしまったけど。

今日の1曲
JULIANA HATFIELD/FOR THE BIRDS

今日の反省会

2007年05月22日 | 今日の国分和三盆
本日、一昨日のライブの興奮も冷めやらぬまま、まだ2日しか
経ってないのにKURCは反省会でまた集合。最初に「火曜日
に反省会をしよう」と言い出したのは俺なのだが、新里組長も
ちょうど同じ事を考えていたらしく、なんとも以心伝心で
キモかった(笑)。

話題は一昨日のライブの話から今後のライブの話までに及び、
気づけばなぜだかAC/DCや加護ちゃんの名前まで飛び交う
反省会となった。あとこの日、「ジャンボる」というKURC
的造語が生まれた。最近話題の「どんだけー」と並ぶ流行語と
なるか?いや、たぶん絶対にならないでしょうね(笑)。

【じゃんぼ・る〔ジャンボる〕】(たぶん動詞)
屋外や路上、または野外ステージなどで演奏やライブ等をする
事を指す。「ジャンボ」の語源は、70年代より行われている
野外イベント「フォークジャンボリー」より由来。

使用例としては、
「新里君とオーシャンが河原でジャンボってた」
「桜の季節もそろそろ終わりだから今週末、花見でもしながら
ジャンボるべ」
などの使い方が挙げられます。

今日の一枚
XTC/Oranges&Lemons

今日のKURCライブ(後編)

2007年05月21日 | 今日の国分和三盆
○トリック&トリート
久々のライブというトリックでしたが、エレクトロニカ風の
新曲における忌野氏のキーボードや光浪先生のシガー・ロスを
彷彿させるバイオリンの弓を使ったギタープレイなど、著しい
成長が見られる好演でした。しかし、色々な意味でまだライブ
慣れしてない様に感じる点も多く見られたので、強いて言えば
それが今後の課題と言った所でしょうか。

○ザ・ニーツ(汚三盆)
川島氏の一人弾き語りのザ・ニーツのステージに続いて国分と
オーシャンが加わり今回のシークレット・ゲスト「汚三盆」の
登場。DJ風のトークと高田渡などの曲を身内ネタの替え歌で
カバーしたレパートリーは場内(特に身内)に大ウケでした。

○堀田雪と子猫達
何やら、今回のチケット販売枚数がダントツのNo.1という
堀田雪。本日も確かな実力と世界観で客席を魅了。gohさん
のギターもナイスアシスト。新曲の「アダムとエヴァ」では、
思わず涙する女性客も。今回も罪な男の堀田くんでした。

○SHIORI
その罪な男の堀田くんがギターでサポートして今回、初のソロ
出場となったSHIORI嬢。今回は3曲と少ないながらも、
どれも完成度の高いオリジナル曲が印象的。のど自慢仕込みの
歌唱力と「女性版さだまさしか?」と思うような長いMCで、
「KURCの女王」の名を欲しいままにしたステージでした。

○新里オールスターズ
大トリの名に恥じないパワフルなステージは、いつもにはない
ドライブ感があった様に思えた今回のSAS。ゲストの喜多島
麻鈴さんが参加した「夏の忘れもの」もまさかの実現。さすが
新里組長、本日のライブの成功を象徴するステージでしたわ。

全9組、しかも全てアコースティックという編成にも関わらず
中だるみや飽きを感じる事も少なく終了できたなと思う今回の
ライブ企画。KURCの多彩な音楽性とキャラクターの豊富さ
を体現できたライブだと思いました。5時間の長丁場ながら、
最後まで帰らずにいてくれた多くのお客さん達にも感謝。この
場をお借りして御礼申し上げます。本番中のPA国分和三盆を
陰ながらサポートしてくれた関係者の皆様にも感謝。あんなに
ちゃんとやってくれるなら、別に俺がPAに付いていなくても
全然大丈夫だったわ。やっぱり蒼井そら見に行けば良かった。

今日の1曲
JOHN(STONE DEAD CRAZY)/ルパン3世のテーマ

今日のKURCライブ(前編)

2007年05月20日 | 今日の国分和三盆
という訳で、KURC自主企画ライブ当日。札幌に蒼井そらの
サイン会に行きたい俺は今日ほど「分身の術」を体得したいと
思った事は無かったね。そう思いながら、朝も早くから会場で
PA(プライベート・アクトレス)をする国分でした。仕方が
無いから、本日の全9組のライブレポでも書きます…。

○ゆーやんぐ
トップバッターながら、緊張をもろともせずに得意の酔拳と
独特なMCで独自の世界を展開。失敗を味と笑いに変えてく姿は
ある意味新しくその「ゆーやんぐ・ショック」はこの後に出る
出演者のペースを乱しまくっていた。この日のゆーやんぐは、
共演者たちを「食った」感のあった圧巻のステージでした。

○なかおか詠一
ブルース調の新曲とオープンDのスライドプレイが良かった
なかおか氏はその探求者ぶりを発揮。最後には相方の京ちゃん
に「BORN TO BE WILD」をプレゼント。素敵。

○ユキヒロ
前述の「ゆーやんぐ・ショック」にペースを前半乱されつつも
味のあるMCと意外に(?)甘い歌声で好演した「棟梁」こと
ユキヒロ氏。個人的には今まで観たユキヒロ氏のライブの中で
ベストライブでした。オリジナルの新曲と最後にみのや雅彦の
「夢しかなかった」のカバーが聴けたのが良かった。

○帯広ブラックシープ
機材とPA側のちょっとしたアクシデントに見舞われながらも
アウェイながら観客のお世辞ではない拍手と歓声をもらってた
帯広ブラックシープ。まさに実力の勝利と言った所か。今回は
打ち上げで会えなかったのが残念。また今度ゆっくりと。

とりあえず今日はここまで。残りの出演者は次回の日記に。

今日の1曲
BLANKEY JET CITY/悪いひとたち

今日の前日リハ

2007年05月19日 | 今日の国分和三盆
という訳で、明日のKURC自主企画ライブの会場を設営に夕方からアベニュー946へ。音出しの為に新里オールスターズにも御同行頂いた。会場となる4階のアーティスト学園にて色々とセッティングしていたら気付けば会場はさながら学芸会の様な雰囲気に。でもさすがはKURC、普通のバンドのライブでは「これはナシだな」と思うようなデメリットな状況も、ここではアリになってしまうのだから不思議です。さてさて、明日はどうなる事やら。会場の雰囲気や出演アーティストもさることながら、DJオーシャンやPA国分のセオリー無視のプレイも見物(みもの)です。

5/20(日)
場所:アベニュー946 4階アーティスト学園
チケット:300円
時間:14:30開場 15:00開演

-出演アーティスト -
ゆーやんぐ
なかおか詠一
ユキヒロ
帯広ブラックシープ
トリック&トリート
堀田雪と子猫達
ザ・ニーツ(ゲスト・国分和三盆他)
SHIORI
新里オールスターズ
(スペシャルゲスト・喜多島麻鈴)

-DJ-
DJオーシャン
DJゆーやんぐ

今日の一曲
国分和三盆/なぜ…

(5/15)今日のプチ同窓会

2007年05月18日 | 今日の国分和三盆
SET YOU FREE千葉氏が帰釧。来釧の理由は病床の
祖父の見舞いかと思いきや、我らが母校・江南高校の野球部の
春季大会を観に来たんだってさ。さすがは大の甲子園マニア。

夜は愛国が誇る釧路最強の隠れ家的居酒屋「羅漢蔵」にて俺と
千葉くんとゆーやんぐの3人でプチ同窓会。やはりあの強烈な
高校時代を一緒に過ごした同級生が集まると、普段の友達とは
違った独特の磁場が生まれるし刺激になる。話題は高校時代の
話から昨今の再結成バンドブームの話、はたまた現在入院中の
千葉くんの祖父の豪傑な武勇伝など多数。千葉くんの言ってた
「リンドバーグの歌詞の『ドキドキすること、止められない』
って、名言だと思わない?」っていうセリフも実に、いつもの
千葉くん節で面白かった。そう、ここに集まった31歳になる
3人の男達は未だにドキドキすることが、わかっちゃいるけど
止められないんです。上の写真は3人が同じクラスだった時の
高校の学校祭の時のひとコマ。右上に写ってる俺が甚平を来て
いるのが、その後の和三盆時代を暗示している様で怖いです。

今日の一枚
SPECIAL OTHERS/BEN