くらも天狗 第二巻

世の中の出来事全般に意見を申す

馬鹿もんと言ったらヘイトスピーチか

2017-02-06 20:13:01 | 言葉狩り
戦後になって奇妙な言葉狩りが行われているようである。新聞コードとやらで幾つかの言葉は禁止されているよである。馬鹿者とか、びっことかは使えないらしい。お蔭で江戸弁の切れの良い落語が聞かれなくなり、拙者には落語そのものがつまらなく感じる。いやー、足を怪我してびっこで学校に行ったよとか、この机はびっこだなども言葉狩りにあってしまう。最近はヘイトスピーチを法律で取り締まるらしい。法務省はヘイトスピーチの実例を挙げて地方自治体に通知していると報じられている。これは法律で取り締まることか疑問に感じる。かえって、陰湿な攻撃になることも考えらられる。例として「祖国に帰れ」という言葉までそれに相当するらしい。それでは「国に帰れ」も当てはまるのか、「お前は首だ」もヘイトスピーチの入るのか、あるいは某国の歴史を正しくいってもいけないのか、大いに疑問を感じる。所謂ヘイトスピーチを言うことは、その言葉を口にする人の品性の問題であろう。世の中があまりにもよい子風になりすぎているのを感じる。米国でトランプ大統領が成立した理由がわかる気がする。


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