第３０回選抜高校野球（昭和３３年春）優勝投手、城戸 博君 逝く。

１月３０日の朝日新聞に、高校野球史を彩った名選手の訃報が載っていた。
熊本済々謍高校の、選抜優勝投手城戸　博君の訃報であった。
準準決勝で前年優勝の早稲田実業と対戦、４回に王選手に特大のホムランを
打たれるも、７－５でで勝利、優勝を果たした。
我が坂商も同じ大会に出場していた。
翌年バッテリー（城戸、中山）とキャップテンの末次と共に、早稲田に入って来た。
１６７ｃｍの小柄ながら、太い太いふくろはぎは、走り込みの凄さを物語っていた。
写真の、済々高の横の、清水東の鈴木君も早稲田で一緒だった。わが安藤先輩の４年の時の
キャチャーだ。後にプロ野球へ、後年は日本ハムのコーチとして活躍。
２８年卒の福井先輩（当時日ハム専務）とはよくお酒を飲んだ中だと、先輩から
聞かされた。彼ももう故人だ。
一人、一人と思い出深い友が去って逝く。淋しい限りだ。