ラックマークの時事通信

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ボザンナ

2010-12-15 12:56:37 | 日記
先日偶然つけたNHKのBSで興味深い番組をしてたので、思わずみいってしまいました!


それは、将棋の天才若きチャンピオンである、現在竜王の渡邊棋士と、スーパーコンピューターのボザンナとの将棋対戦ドキュメンタリー番組。

これがめちゃくちゃ面白い!


スーパーコンピューターのボザンナは、これまた天才プログラマーが開発した将棋ソフト。

何万手先まで相手の手を読んで、最も勝つ可能性ある手を打って行きます。将棋ソフトの中でも最強のソフトらしいです。


対戦したのは渡邊竜王。昔から若き天才棋士として有名で、数々のタイトルを獲得。最近、将棋界では羽生名人とトップの座を争っている、現役最強の棋士です。

渡邊竜王のインタビューでは、渡邊竜王はコンピューターと戦うのは本当は相当イヤらしく、何度も断っていたそうです。しかし、将棋の普及の為、棋士の威信の為対戦する事にしたとの事で、凄い決断!カッコイイ男です。。

負ければ棋士の間からボロカス言われ、世間からも所詮コンピューターにはプロ棋士もかなわないんだと思われ、対戦してもメリットがありません…それをよくぞ引き受けたと、私は彼のファンになりました!!


そして対戦。ボザンナは序盤から絶好調。最も有効な手をどんどん探しだし指して行きます。


指手の指標があるのですが、それもどんどんアップ!、これはもう勝利に向かって突き進んでいるものだと思っていました。

しかし、渡邊竜王は序盤は苦戦していたものの、大事な局面でスーパーな一手。これで、勝敗は決まりました!


不思議なのは、勝敗は渡邊竜王の勝利とついているのにも関わらず、ボザンナはまだ、有効と読んだ手をどんどん指して行きます。有効指標もどんどんアップ。
負けると言う事に気づいていない様子。勝てると信じて戦っているのです…

しかし、最後の詰む寸前に有効指標が突然マイナスに…ボザンナは本当に負けが決まる寸前まで、負ける事に気づかないのです。

コンピューターと言うのはそんなものなのでしょうか?不思議です…


勝利した渡邊竜王はさすがです!棋士、人間のプライドを守りました!!

やはりスーパーコンピューター言えども、人間の感性や直感などにはかなわないのでしょう。人間の凄さに感動です!

この番組、ふと見た番組ですが、めちゃくちゃ面白かったし、将棋に興味をもってしまいました!!

さすがNHK!

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