花火

小さい頃から花火が好きだったのだろうか




正直、今、わからない

子どもの頃は金魚すくいやとうもろこしが食べたくて、
今は彼女と一緒にいたくて

そんな御菓子のおまけみたいなものになっている気がするんだよね






おかしもおまけも手に入らない週末

お金でかえないもの

別のものは買える






愛の値段は高いのです







人を買う時間を買う
孤独を捨てる






孤独はまた僕にのしかかる









帰りたい
解き放たれたい
溶けたい







男と女って鍵と鍵穴みたいなもので
無理やりあけようと思えばあくんだけど
傷だらけになったりするんだよね




今そうなってるのかな
ダイクマではそういう接着剤が売ってないらしいよ




ローソンにもセブンにも







幸せになりたいじゃない
幸せです


いつになったらいえるだろう

親になるということ

電車の中で騒いでいる子どもにいらいらする

やはり子どもは嫌いなんだなぁと思う

みんな自分の子どもは違うなんていうけど
本当にそんなもんだろうか





人に相談して別の答えが返ってくると
やっぱりがっかりしてしまうので
いろんなことを溜めるようになった









いつから信じなくなったんだろう









彼女も嘘をつく
僕も嘘をついた









別の人は正直だった
でもそんなこと聞きたくなかった






誰も信じない
いや誰も信じていなかったんだろう










ずっと孤独だ
みんなそうなのかな

僕はあなたも許さないだろう

あなたもあかの他人です













のたれ死んでも僕は知らない

痛い

不安だ
怖い

何が？

いろんなこと

いろんなことってなに？


仕事のこと



掘り下げて
掘り下げて




えっと






部長のいってきたこと



それをやらなきゃいけない？





もうどうにでもなれって思えばいい













僕がどうなっても誰も悲しまない











友達も恋人もいなくなってしまった










さようなら












どうにでもなればいいさ